映画『エスター2/はじめての殺人(2022)』物語エンディングネタバレと感想「良い裏切りの心地良いホラー」

「真相を知った上で見事に裏切る良作ホラー」エスターの前日譚が海外でも絶賛な映画映画『エスター2/はじめての殺人(原題:Orphan:First Kill(2022)』物語エンディングネタバレと感想と海外評価も紹介。幼女だけど中身は大人と真相を知っているからこその見事な緊張感を生み出す監督に拍手を送りたくなる作品です。

ちなみに”Orphan”とは海外の原題タイトルで孤児という意味を持つ。13年前のタイトルも『Orphan』だった。ちなみに日本タイトル『エスター』は世界中でも日本やフランスなどの極一部で使われたタイトルである。

ついでに前作『エスター』のネタバレはこちら。

スポンサー リンク




映画『Orphan:First Kill(2022)』あらすじ

エストニアの精神病院から脱走した少女は、裕福な家庭の行方不明の娘エスターと容姿が同じことに気が付き成りすましアメリカへ渡る。当初はエスターが帰ってきたと喜ぶ親子だったが、何かがおかしいことに気が付く。

スポンサーリンク

映画『Orphan:First Kill(2022)』スタッフキャスト

監督
ウィリアム・ブレント・ベル
脚本
デヴィッド・コッゲス
デヴィッド・レスリー・ジョンソン
アレックス・メイス

キャスト
イザベル・フールマン… エスター / リーナ
ジュリア・スタイルズ… トリシア・オルブライト
ロッシフ・サザーランド … アレン・オルブライト
ヒロ・カナガワ … ドナン刑事
マシュー・フィンラン… グンナー・オルブライト
サマンサ・ウォークス … セガー博士
デビッド・ローレンス・ブラウン … ノボトニー博士
ローレン・コクレーン … リーヒー巡査

前作から13年経っても9歳の容姿を持つ30代の殺人鬼を演じたイザベル・フールマンは現在25歳、それでもほぼ変わらず殺人おばさんエスターを演じていることでファンが歓喜。あのイメージが強いので調べてみたら結構美人さん。

スポンサーリンク

日本の公開日は?

海外では全米の映画館で公開、VODParamount +(日本では配信していない)で配信中。日本は2023年『エスター2(仮題)』で公開予定。

1と2のエスターの顔比較

やはり気になる13年前のエスターと今のエスター流石に老けてるんじゃないか?と思う方のために比較画像をご用意。

左がエスター1の12歳、右がエスター2の現在25歳です。

エスター2を見ていると彼女の顔はこんな感じじゃない?と違和感なく視聴できたけど、こうやって比較するといやぁ流石に無理がある。アゴが尖って成長しているのが気になる。

スポンサーリンク

映画『Orphan:First Kill(2022)』物語エンディングネタバレ

ここから先は
映画『エスター2/はじめての殺人(原題:Orphan:First Kill(2022)』物語の真相全てをネタバレする内容となっていますご注意ください。

リーナという女性

2007年。エストニア。

精神病院に入院しているホルモン異常で子供のような外見を持つ31歳の女性リーナ・クランマー(イザベル・フールマン)は、職員の間で異常な知能と攻撃性を持つリーナに警戒していた。しかし少女趣味を持つ警備員を誘惑して部屋に誘い込むと壁に何度も叩きつけて殺害、警備員のセキュリティカードを奪うとリュックを手に脱走を開始、周到な計画をしていたのであろう、警備員を躱し玄関の警備員は手懐けていた仲間の患者をけしかけ難なく脱走に成功。外に出たリーナは視察に訪れていた美術療法士のアンナの車に隠れて脱走してしまう。

アンナの家に侵入したエスターはアンナを殺害し彼女のPCで少女の行方不明者一覧を見る。その中で自分が2003年に行方不明になったアメリカ人少女エスター・オルブライトに似ていることを確認したエスターは迷子の少女を装って警察官に対し自分のの名前はエスターで両親はアメリカにいると言うのだった。

スポンサーリンク

エスター、オルブライト家へ

ロシア、モスクワ。

コネチカット州ダリエン、裕福な芸術家アレン・オルブライト(ロッシフ・サザーランド)とその妻トリシア(ジュリア・スタイルズ)そして息子のグンナー(マシュー・フィンラン)ドナン警部(ヒロ・カナガワ)から行方不明だった愛娘の「エスター」が発見されたことを知らされる。

トリシアはモスクワのアメリカ大使館に赴き、エスターと再会する感激のあまりトリシアはエスターを抱きしめる。しかし帰りの飛行機の中で様々な写真を見せて思い出を共有しようとするがエスターが祖母の死を忘れていることに違和感を覚える、失敗したと感じたエスターはトイレに行くふりをしてお酒を盗み飲みトイレで自身の過ちに激怒しトイレの壁を殴り感情を爆発させる。再びトイレから出た彼女は反省し徹底して少女を再演する。

スポンサーリンク

違和感とエスターの努力

アメリカに戻り父親のアレンと兄のグンナーに再開し家に戻る。しかし全ては順調ではない、念の為向かったカウンセラーを相手に母親が違和感を覚えていること、そしてエスターを遠くから監視するドナン警部の姿を見る。

自宅に戻ったエスターは芸術家の父アレンのアトリエを見学し蛍光塗料を使った絵画にブラックライトを当てて鑑賞する二面性を持つ絵画に心を奪われ、アレンを気に入る。この時エスターが行方不明の間、ドナン警部が懸命に捜索していたことを知るのだった。

風呂上がりのエスターは胸の膨らみを隠すためにサラシを巻いていた。その隙を見てトリシアがエスターの日記を見ようとしたのに気が付き阻止するが、昔の娘の写真と今のエスターの写真を見比べ続けるトリシアは疑惑が膨らむばかりのようだ。

とどめはドナン警部の訪問だった、明らかに彼女を疑っている警部は遠回しに夫婦に警告をする様子を見たエスターは金目のものを奪って家から逃げようとするが、アトリエで頑張るアレンの姿を見てエスターは家に戻るとエスターは露骨に嫌がらせを繰り返しアレンとトリシアの間を引き裂こうと行動する。

スポンサーリンク

エスターは死んでいた?

トリシアとアレンがチャリティに出席している間、ドナン警部が家にやってきて、リーナの指紋がついたレコードをエスターの部屋から盗み出す様子をエスターは見ていた。

帰宅したドナン警部は指紋分析すると指紋が一致しないことを知ったドナン警部を背後からナイフで刺して襲う、その直後なぜかトリシアが現れドナン警部を射殺するのだった。困惑するエスターに対しトリシアは”リーナがエスターではないことを知っている”ことを明かす。

実は4年前にグンナーの不注意で殺してしまったエスターの死体をトリシアが隠蔽した事実を明かすのだった。そこでエスターは自分の正体を明かすと2人はメールを偽造してドナンの失踪を休暇旅行にでっち上げると遺体はかつてエスターを隠した地下の小さなハッチに捨てるのだった。

スポンサーリンク

擬似家族で殺し合い

トリシアはグンナーに話し全てはアレンのために演技を続けることに同意する。そしてトリシアはリーナが”よりエスターに似せる”ため彼女の癖や洋服の好みなどを伝授し、アレン以外全員が一触即発の擬似家族を演じ始める。

ある夜、トリシアは夕食時にエスターに毒を盛って殺そうとするが、エスターは部屋で食べると食事を持ち込むと飼っていたネズミに食べさせるとネズミは死んでいた。エスターは怒りに体を震わせ翌朝報復のためネズミの死骸を混ぜたグリーンスムージーを飲ませようとするがトリシアは事前に気付きゴミ箱に捨てる。怖い。

アレンを見送りに来ていたトリシアとグンナーを電車の前に突き落として殺そうとするが失敗する。怒ったトリシアとグンナーはエスターを捉えようとするがトリシアの車を盗んで逃亡、しかしスピードの出し過ぎで警官に見つかってしまうのだった。

エンディングネタバレ「全員人殺し」

その夜、警察に保護されたエスターはオルブライト家に連れ戻される。もう互いの殺意は明確となった今、トリシアとグンナーはついにエスターを殺そうと自殺を図ってと殺そうとするが反撃し逃亡す流が、グンナーに捕まり階段から殺意を持って叩き落とされ失神する。

二人がアレンの電話に気を取られた隙に姿を消したエスターはアトリエでグンナーをクロスボウで射抜き、フェンシングの剣で何度も突き刺し殺す。その場面を見たトリシアはエスターとキッチンで戦うが家に火がついてしまう。アレンが帰宅すると二人は屋上に逃げるが二人とも足を滑らせ屋根からぶら下がりアレンに救ってくれるよう懇願する。助けたアレンを前にエスターはトリシアに襲われたと主張し、トリシアはエスターの真実を明らかにしアレンが迷っている間にトリシアは落下して死んでしまう。

アレンはエスターを持ち上げる彼女を慰めているとエスターの入れ歯が取れてしまい偽物だと知ったアレンはエスターを”モンスター”と叫ばれショックを受けたエスターはアレンを突き落として殺してしまう。

炎に巻かれた屋敷の中を落ち着いた様子で歩き身なりを整えたエスターは燃えた家から脱出する。

その後、エスターは孤児院に移され、新しい家族の養子となるのを待つのだった。

スポンサーリンク

海外の反応IMDb 6.1/10

8/10
前日譚が正しく描かれた稀有な作品

最近、イザベル・フールマン主演の映画を観て、今度の「オーファン」の前日譚で、彼女を想定通りの若さに見せるのは大変な作業だろうなと思ったのを覚えています。しかし、この映画では、かなり素晴らしい出来栄えでした。私は納得しました。
私は前日譚が好きです。いや、前日譚のコンセプトが好きというべきでしょうか。長年にわたり、本当に良いものもあれば、ごく普通のものもありました。そして、平均的なものは良いものを上回っていると言えるでしょう。オーファン:ファースト・キル」は、最近の中では良いものの一つです。オリジナル作品のコピー&ペーストのような作品になるのではと思ったこともあった。その後、あるひねりが加わって全てが変わり、そこからはうまく映画が進んでいった。
最後にひねりがあるオリジナルそのままの映画か、ひねりをずっと知っている前日譚のほうがうまくいくのか、悩みましたね。どちらも同じようにうまく機能していると言えると思います。2009年当時も素晴らしいひねりでしたが、映画全体を通して何が起こっているのかを知ることも、かなり不気味です。
この映画は、予想以上に楽しめました。素早く入って、ストーリーを語り、そして出てくる。バイオレンスのレベルも高く、ひねりが効いていて、この作品に新たな一面を加えていると思います。この作品をチェックすることをお勧めします。

5/10
非常に平均的

オリジナル映画に近い形で作られていれば、もっとうまくいったかもしれない前日譚がここにあります。
ストーリーには、ただただ馬鹿げている部分があります。セリフは、あるべきように聞こえないように書かれています。登場人物たちが、自分たちがやりそうなこととはまったく思えないことをやっている。随所に散りばめられたプロットホール。完全にクソというわけではないが、正直言ってあまり良いものでもない。

5/10
このような場合

私は「エスター」(2009年)の大ファンです。素晴らしい俳優陣の演技が素晴らしかったので、この映画が作られると知ってから、ずっと期待していました。
しかし、この作品は、そのような機会を無駄にした上に、品質管理されていない急ごしらえの脚本であることが明らかです。また、ロシアでカメラが寒すぎて、カメラマンがカメラの霧を拭き忘れたのでしょうか?いや、変なフィルターかレンズのせいで、10時間寝た後に目を開けたような感覚に陥ったのだ。そのせいで、100分間ぼやけたままだった。
確かに前日譚ではあるが、ストーリーはもっと良くできたはずだ。奇想天外な話から、木訥な演技まで、まるでB級映画のようなところもありました。ひねりについては、いわば棺桶の中の最後の釘だった。このツイストはソープオペラのような笑えないツイストだった。
本当にがっかりした。オーファン』(2009)は、同じように高い水準の前日譚を作るべきだったのに、なぜこの脚本になったのか理解できない。イザベル・フールマンは与えられたもので良い仕事をしたのだが。

6/10
今回は違う趣向

この前日譚では、冷酷なサイコキラーのリーナ・クラマーが、エストニアで監禁されていた施設から脱走することができた。彼女は子供のような繊細な外見を利用して、アメリカの富豪夫婦アレンとトリシア・オルブライト(ジュリア・スタイルズ、ロッシフ・サザーランド)の行方不明の娘エスターになりすます。偽装工作は必ずしも完璧ではなかったものの、絵が好きという共通点から、エスターはアレンと簡単に親しくなる。
最初は、エスターが第1作でコールマン夫妻にしたのとまったく同じことをオルブライト夫妻にするのではと思うだろう。長男のグンナル(マシュー・フィラン)と同様に、まずエスターを警戒するのは母親だが、父親は気づかないままだった。夫婦がセックスしているところを、嫉妬に狂ったエスターに邪魔されるシーンがあった。しかし、製作者たちは物語の中盤に大きな驚きの展開を用意し、この前日譚を全く違うものにした。
この前日譚は第1作を観なくても観られるようでも、フランチャイズをより「楽しむ」ためには、まず第1作を観ることをお勧めする。1作目を観ていることを前提にしているので、1作目の大どんでん返しは、前日譚の序盤ですでにネタバレされている。ミディアムショットでは、監督のウィリアム・ブレント・ベルは若いボディダブルを使って、子供の頃のエスターの幻想を維持していますが、フーマンの顔のクローズアップでは、現在の年齢を否定することはできません。

ちなみに前作「エスター」は7.0/10と高評価

まとめと感想「真実を逆手に裏切る」

良い。

前作エスターで彼女が33歳おばさんということを視聴者に教えた上で、誰のいなくなりエスターだけになると本性を出すシーンを多く見せ、”冷酷な殺人鬼”が裕福な家に潜り込む。この緊張感がとても良い。で、小さな綻びから彼女の本性を疑う人が一人また一人と死んでいくテンポの良さもいい。

で、やっぱり全員殺すんだろうなーって見ていたら、まさかの母親と息子が本当のエスターを殺してましたーってネタバレした時は震えた。

で、アレン以外全員殺人鬼という良い感じの中での報復合戦までは良かった。ラストは少し拍子抜け。彼女の一人勝ちなのはオチとして知ってるだけにもう少し・・・もう一捻り欲しいと思うのは失礼だろうか。

が、やっぱり前作エスターの静かに”不気味な存在”だったエスターの緊張感の方がおもしろ怖かったので前作を上回ることはできなかった。この作品も面白いんだけどね。

ついでに前作『エスター』のネタバレはこちら。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

error: Content is protected !!