映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』物語ネタバレ!Netflix傑作誕生




注意!この映画作品は超、面白いので個人的にはNetflix会員なら今すぐに戻るしてこの記事から離れて映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』を今すぐに視聴することをお勧めします。海外の人がこの作品を映画玄人向けの子供向け作品と称賛している意味がきっとわかるはずです。

映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』海外の感想評価はこちら←

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映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』作品情報

配信日
2022年12月9日(世界)
制作国
アメリカ/メキシコ/フランス
公式サイト
Netflix
言語
イタリア語/フランス語/英語
別名
Pinocchio
ロケ地
アメリカ・オレゴン州ポートランド
製作会社
Netflix Animation
The Jim Henson Company
Pathé

あらすじ

ある父親の願いで、イタリアに住む木製の男の子が魔法のように命を吹き込まれ、その子の世話をすることになる。

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スタッフ・キャスト

監督
ギレルモ・デル・トロ
マーク・グスタフソン
脚本
ギレルモ・デル・トロ
パトリック・マクヘイル
マシュー・ロビンス
原作
カルロ・コロディ(「ピノキオ」)

キャスト
ユアン・マクレガー…クリケット (声)
デヴィッド・ブラッドリー …ゼペット (声)
グレゴリー・マン …ピノキオ/カルロ (声)
バーン・ゴーマン… プリースト (声)
ロン・パールマン …ポデスタ (声)
ジョン・タトゥーロ… ドットーレ (声)
フィン・ウォルフハート…キャンドルウィック (声)

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日本語吹替キャスト、ピノキオの声は?

ギレルモ・デル・トロのピノッキオでピノッキオ役で日本語翻訳を担当したのは子役の野地祐翔くん。

映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』のピノッキオの声を担当したのは子役俳優の野地祐翔(のぢゆうと)くん。吹き替えはディズニー作品など多岐にわたるがここまで主役を演じたのは今回が初と思われる。Wikipediaで彼の項目がないぐらいの認知度だったが、今回のピノッキオの見事な演技力で今後一気に活躍が期待される子役の1人になるだろう。いや、なってほしい。それだけ感動させてもらった。

ちなみにロバートゼメキスのピノキオとピノッキオの声がめちゃくちゃ似ていると思ったので最後までエンドクレジットを見たけどゼメキス版のピノキオの日本語声優は川原瑛都さん。

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映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』物語ネタバレ

ピノッキオを作ることになるゼペットおじさんは第一次世界大戦時1916年に息子カルロを戦争で失っている。

レモニー・クリケットは世界中を旅して周り回顧録を執筆するために松の木に引っ越すが、カルロの墓で嘆き悲しむゼペットは突然思い出したかのように目の前にそびえ立つ松の木を切り落とし酔った勢いのまま木彫りの人形を作る。松の木に住んでいたクリケットは一緒に工房に移動させられてしまうのだった。

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ピノッキオはなぜ生まれた?

酔った勢いでピノッキオを作ったゼペットは泥酔して眠ってしまう。すると突如”この世界の守護者”と名乗る青い精霊が現れピノキオに命を吹き込みクリケットを保護者として任命する。(無事にピノッキオを良い子にしたらどんな願いも叶えると約束する)

翌朝、ゼペットの前にピノッキオが登場、あなたの息子だよと紹介され驚くも、命を授かり目に見えるもの全てが新しいピノッキオは手当たり次第に物を触り質問し興奮を隠せないでいる。信心ぶかいゼペットは一度教会に向かうとピノッキオを閉じ込めるが言いつけを破りクリケットの静止を振り払い勝手に教会に行き周囲の人から化け物と怒られてしまう。夜になりヒトラーを崇拝する勝手を挙げる挨拶をしてゼペット家を訪問する神父と市長が現れる。

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ピノッキオは何度も死ぬ?

次の朝、なかなか言うことを聞かず欲望のままに行動するピノッキオだったが、死んでしまったカルロのことを知り言われた通りに自慢の子供になるように学校に向かうも、ヴォルペ伯爵と猿のスパッツァーラにそそのかされ操り人形劇団のスタートして歓迎されお菓子やジュースを振る舞われ有頂天になったところに子供たちの前で糸を失っても動ける人形として大喝采を浴びる。しかしゼペットにみつかり家に帰ろうとするがヴォルペ伯爵とピノキオと奪い合いになり吹き飛ばされたピノッキオは市長の運転する車に轢かれて死んでしまう。

しかしピノッキオは死んではおらず、霊界で死者として棺桶に入れられて運ばれていたがピノッキオはいつもの調子で生き返ると死神相手にトランプを楽しもうとするが、ピノッキオに命を吹き込んだ青い守護者の兄妹のスフィンクスのような姿をした”死を司る青い守護者”と出会う。

死の守護者はピノッキオは人間にはなれない、と言い切り人間の持つはかなさは必ず訪れる死だが、ピノッキオには死という概念はなく、死んだとしてもこの世界に戻るがすぐに現実に戻ることを時が尽きるまで繰り返すと伝える。意味がわからないピノッキオは死なないことで喜ぶだけだった。

ピノキオの長い長い旅

ピノッキオが明るく蘇るとヴォルペ伯爵は契約に基づき1000万リラを払うか一生雇われるかを請求し、市長は死なない理想的なイタリア兵士にしようと画策する、この2人のやりとりに嫌気がさしたゼペットはピノッキオを家に連れ帰る。その道中でピノッキオは市長の言っていた戦争に興味を持ってしまい銃を習って戦いたいと言ってしまい、戦争でカルロを失ったゼペットは深く悲しみピノッキオに対し”重荷”と言ってしまうのだった。ピノッキオはその言葉を深く受け止め重荷にならないためにヴォルペ伯爵の移動遊園地で働いてお金を返してあげるんだ!とクリケットを閉じ込めてピノッキオはヴォルペ伯爵の元に向かってしまう。

ゼペットはピノキオを探しに向かうがすでに移動遊園地が移動してしまいその場にいなかった。深く悲しむゼペットをクリケットは一度突き放したゼペットを責めたあと2人で各地を移動しながら人気者になっていくピノッキオの足跡をたどり長い長い旅に出る。

歌う人形ピノッキオは人気を呼び人気を妬む猿のスパッツァトゥーラがゼペットにお金を一切送っていないことを知ったピノッキオはヴォルト伯爵に問い詰めるが本性を表したヴォルト伯爵はピノッキオを刀で脅して一生私の奴隷だと言い放つ。ムッソリーニが慰問に訪れた劇でヴォルト伯爵を懲らしめるため勝手に下ネタを爆発させる歌を歌ったピノッキオはムッソリーニの命令で射殺され劇団を燃やされてしまうのだった。再び死の世界に向かったピノッキオは死の守護者に不死の万能感を勘違いしているピノッキオにお前は不死であってもお前の友達やゼペットの命は有限で永遠の命には永遠の苦痛が繰り返されると言われる。

ピノッキオ戦場へ

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市長のトラックの中で目覚めたピノッキオはイタリア兵士訓練学校に入寮させられ次々と人を殺すための訓練を続ける。ペイント弾を使い疑似戦争訓練の最中空襲が起き爆弾が落下し訓練学校は壊滅しピノッキオだけが生き延びるが彼を迎えにきたのは復讐心に燃えるヴォルト伯爵だった。

ピノッキオを十字架に縛り付けたヴォルトは無慈悲に火を放つと今まで逆らわなかったスパッツァトゥーラがヴォルトに反逆しピノキオを助けるが三人とも海に落ちてしまう。十字架の上で助かったピノッキオとスパッツァトゥーラが海を漂っていると巨大な鯨のように巨大な怪物に飲み込まれ絶望するも腹の中で暮らしていたゼペットとクリケットと感動の再会をする。クリケットのアイディアでピノッキオに大嘘をついてもらい頭上の通風口まで届かせるとみんなで登って脱出する。

エンディングネタバレ「人間?人形?」

ゼペットたちを狙って怪物が追いかけてくるがピノッキオは怪物に引っかかっていた機雷(船用の地雷のような爆発物)を目の前で爆発させて自爆するがゼペットは気絶して水中に沈んでしまうのを見てピノッキオは死んでしまう。三度死の世界についたピノッキオは死の守護者に早く現世に戻すように伝えるが永遠の命のルールとして定められた時間だけ死の世界に止まらないと永遠の命を失うことになると伝えるもピノッキオはそれでも良いと即答するとルールを破壊して爆発直後の現世に戻りゼペットを助けることに成功する。

ゼペット、スパッツァトゥーラ、クリケットは無事に浜に到着するがピノッキオは本当に死んでしまい泣きじゃくるゼペットの背後からピノッキオに命を与えた青い守護者が現れると、クリケットはピノッキオは正しく生を全うし良いこに生まれ変わることができた、だから使命を果たした約束の報酬としてピノッキオに再び命を与えてほしいと願う。

ゼペットは亡骸を抱きしめながらカルロになんてならなくて良いんだすまなかったと謝罪すると目が覚めたピノッキオは”じゃあ僕はピノッキオになるよ、そしてお父さんはお父さんね”と笑顔で目覚め2人は手を取り合い喜ぶ。

それからゼペットの家で全員が穏やかに過ごす。ゼペットとピノッキオは穏やかな日々を過ごすがやがて老いたゼペットは亡くなり、クリケットはピノッキオとの壮大な物語を執筆した後に静かに息を引き取るとマッチ箱に仕舞われピノッキオの文字通り胸の中に大事に仕舞われ、スパッツァトゥーラは最後まで楽しく過ごすも彼も死んでしまい彼のお墓に花をささげるピノッキオの姿が映し出される。

しかしその顔に悲しみの表情は浮かんでおらず穏やかで満ちたりた表情を見せるピノッキオはその後は1人で旅を始めたとクリケットの声のナレーターが教えてくれる。そして

”彼はどこに行ったのだろうか?いつかは死ぬのだろうか?しかし彼はもう1人の少年だからいずれは死ぬのだ、起きることが起きて、誰もがこの世を去るのだから。”

そして松の木から一つの松ぼっくりが木から落ちて物語は終了する。

クリケットは死の世界の死神うさぎたちと一緒にポーカーを楽しんでいる姿が映し出されると、歌い出してそのままエンドクレジットへ。

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海外の感想評価 IMDb:8.1/10「脅威的」

10/10
素晴らしい再話(しかもリメイクではない!)。
最初から、この映画にはすべてが詰まっていた。ギレルモ・デル・トロは良い映画を作る方法を知っており、この映画も間違いなく例外ではありませんでした。私は1954年の『ピノキオ』のファンですが、最初に断っておきますが、この映画はリメイクではありません。
なぜなら、これは何よりも原作小説の映画化だからです。この映画は、いくつかの創造的な自由を、実際、本当に良い創造的な自由を取りました。この映画は第二次世界大戦中、ムッソリーニ政権下のイタリアを舞台にしている。戦争はこの映画で大きな役割を果たしますが、デル・トロは原作の基本的なアイデアをうまく取り入れ、それを発展させたと思います。
例えば、原作に登場するある島の設定は本作にはありませんが、その代わりにある意味同じような目的を果たす天才的な代用品が登場します。どのキャラクターも面白く、世界観も細部まで非常に濃密である。ダークなトーンでありながら、時折、明るくチャーミングなところもある。また、音楽も素晴らしく、ミュージカル曲は耳に心地よい。何より、映像が素晴らしく、人形でありながら感情を表現している。この映画は、ディズニーのリメイク版をはるかにしのぐもので、その点でもたくさん評価されることを願っています。ピノキオの物語が好きなら、この映画を見てほしい。しかし、相違点やより暗いトーンであることを期待してほしい。お子さんも、あなたも、きっと気に入るはずです。10/10完全におすすめです。

10/10
悲しみ、学び、そして良い人であることのビジョンとは(木でできている)

ピノキオの映画化で何が足りなかったのかというと、一応。1)ファシストの解説(ムッソリーニの声を担当したトム・ケニーは言うまでもない)、2)フランケンシュタインの引用(いや、引用と言ったのは失礼だが、彼は明らかにオールド・フランクに恋しているので、そのイメージは十分にあるのだ)。3)エンディングまで面白おかしく中断され続けるユアン・マクレガーのミュージカルナンバー(オスカーのライブで聴けるはず)、4)木の子供のために実存的かつ悲惨にした「重荷」という言葉、そして5)さらにグロいデザインの海の獣。この作品は、私の生涯で最も素晴らしいストップモーションアニメーションの1つで、私を笑わせ、泣かせ、劇場で畏敬の念を抱かせました。

例えば、グレゴリー・マンは、通常のシーンでは強く、信じられ、感情的な俳優ですが、私にとっては歌手として少し一本調子です。しかし、それらはほとんど、この巨大なビジョンの作品の中では淡いもので、共同制作であり(ジム・ヘンソン・プロダクションズの共同プロデュースで、ストップモーションの24fpsだけでなく、この中に人形遣いがいたかどうかを知りたい)、しかもデル・トロの声と精神とビジョンは非常に強力で大胆なのである。ファシズム的な指導者や父親と呼ばれる人たちの大きな父性に直面し、不服従の物語を創り出すということ、そして不条理なアプローチのおとぎ話(つまり、質疑応答で彼が言ったように、良い子になるために両親に従えとは言わない、自分で考えるべきだということです)です。
GDTの『ピノキオ』は、親の悲しみを扱った素晴らしいホットチョコレートです。ゲペットがなぜピノキオを作ったのかは、この映画をタイトルキャラクターと同じように彼についての映画とし、彼が何を学ばなければならないかというプロローグになっています。デル・トロと彼のコラボレーター(特にデスプラ)が愛してやまないものが満載で、世界中の家族に届くといいなと思います。何歳くらいから観れますか?ええと…ディズニーの方は何歳まで見られましたか?1歳下を目指せ!

『ギレルモデルトロのピノッキオ』海外の感想評価をもっと見る←

まとめと感想「ディズニー版が掠れてしまった」

2022年にディズニー作品としてリメイクされたロバートゼメキス監督3DCGピノキオがびっくりするほど面白くないと以前記事にした。(そして現在IMDbの評価は5.1/10と低評価のまま)

またピノキオかよ!と思っており少し期待せずに『ギレルモデルトロのピノッキオ』を視聴したがこれは面白い。ピノッキオの個性、先々で起きるトラブルと乗り越えて成長する姿が生き生きを描かれており、見ている視聴者もまるでゼペットのような親心に目覚め無邪気で生きることを全うしようとはしゃぐピノッキオに夢中になってしまった。

2時間の上映時間?え?それしか上映してくれないの?と思うほどあっという間にこの物語が終わってしまうと錯覚してしまうほど気持ちの良いテンポで物語は進み脚本に穴や汚れは一切存在しないようにも見える。最初は子供と一緒に日本語吹き替え版を見たが、英語版だとレモニークリケットの声がユアン・マクレガーだったり、ロン・パールマンだったりとたまらない俳優が吹き替えをしているのでこれから見る。さっき見終わったけど面白いから今すぐに見直すことにする。

それぐらい面白い作品と出会えた私はラッキーだ。

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