ドラマ『仮面ライダーBLACK SUN』第8話ネタバレ！完全態シャドームーン再び！！

「ついに信彦と光太郎が激突！」ドラマ『仮面ライダーBLACK SUN』第8話の物語エンディングまでネタバレ！

ドラマ『仮面ライダーBLACK SUN』第8話ネタバレ！

1972年、捕まった信彦は怪人たちからキングストーンのありかの情報を吐くために拷問を受けていた。ビルゲニアも反乱軍のリーダーだったため一緒に拘束されていたが、堂波に忠誠を誓うことを条件にビルゲニアは解放されていた。

オリバーは人間と怪人の平等を謳う教会の神父を隠れ蓑に、真の目的である怪人をこれ以上増やさないために和泉夫婦にキングストーンの一つを託していた。

現在、

光太郎たちが潜むアジトで葵に母親が死に間際にノミ怪人に命をかけて懇願していた資料の鍵を渡す。そこで光太郎橋の淵から復活する。

堂波の手から逃れた信彦は再びゴルゴム党に乗り込むと正式に皆の前で信彦が創生王の後継者となることを祝うのだった。しかしビルゲニアは創生王を生み出しても結局人間に管理されるだけで何も変わらないではないかと反抗する。その様子を見て信彦は笑い出しどっちも馬鹿だと一蹴、人間に飼われることを良しとするダロムに対してもである。

そして皆の前でシャドームーンの完全態に変身した信彦は怪人が怪人らしく暮らすために人間なんかと共存する必要のない世界にすると、人間に対して宣戦布告をするのだった。その完全態の姿は禍々しさを感じさせ、怪人の犠牲は共存するために必要と甘い考えを持つダロムを創生王の能力で黙らせダロム含む全員がシャドームーンにしたがうことになる。しかしダロムはビシュムの手で背後から刺されて殺されてしまう。長年人間の下につくことに慣れてしまったダロムは邪魔でしかないようだ。唯一トラ怪人のバラオムは反抗し牢獄に入れられてしまうのだった。

こうして愛するゆかりを殺したビルゲニアと手を組むことになるとビルゲニアが握手しようと手を差し出すが、信彦は超能力でビルゲニアを吹き飛ばすと人間の匂いが染みついたお前とは相容れないと堂波の犬であるビルゲニアを新生ゴルゴム党から除外する。

葵は殺された俊介の葬儀に会いに向かうと警察官が検死のために俊介の遺体を引き取りに来て両親は反対、警察と一悶着が起きるが何もできない葵は無力を感じていた。そこにビルゲニアが現れキングストーンを渡すように脅迫するが、渡すふりをして油断した隙に手をカマに変形させてビルゲニアの腹を貫き”私を舐めるな”とぶっ倒し重傷を負ったビルゲニアを放置してその場を立ち去る。

目覚めた光太郎は左足を失い車椅子に乗っていた、クジラと昔話をしている最中に信彦がここに向かっているのでクジラは逃げろと伝える。

その頃、葵は母親から受け継いだ鍵を手に教会に向かいオリバーの墓に隠されていた資料を開ける。そこにあったのは”怪人レポート”と書かれたもので中には”人間が人間を怪人化する”ための研究資料だった。

訪れた信彦は人間を排除して怪人の世界を作るため、光太郎を創生王にして世界を牛耳るのだと宣言しシャドームーンに変身。しかし光太郎はそれを拒否しお前にキングストーンは渡さないと変身するが片足を失っているブラックサンに勝ち目はなく一方的に頭を踏まれ負けてしまう。シャドームーンにキングストーンの片方を奪われてしまうが、ノミ、クジラ、コウモリ怪人の活躍でもう片方のキングストーンは奪われずに逃走することに成功する。

資料を読んだ葵を追ってビルゲニアも介護施設を訪れるとそこにいたのは、かつて数多くの怪人手術を行い信彦と光太郎、そしてビルゲニアを怪人手術を施した秋月博士だった。秋月博士の存在に気がついたビルゲニアは葵を押し退けて博士の前で涙ぐむと私はどこで間違えたのでしょうかと膝から崩れ落ちる。

クジラ怪人はブラックサンを海中からどこかに避難させているシーンで第八話は終了する。

まとめと感想「光太郎と信彦の対立」

ついに葵の手に堂波政権を根底からぶっ壊す怪人手術資料が渡り、小娘カマキリ怪人に簡単にぶっ倒されゴルゴム党を除籍されたビルゲニアはかませ犬になっちゃったかと思ったが、秋月博士と出会ったことで彼との間に恩義のようなものがあることが発覚してまだまだ明かされていないエピソードが楽しみで仕方がない。

しかし少しずつ、白石監督のような暴力描写のリアリズムを追求する人らしからぬ謎のお約束のようなものがちらほら見えて気になり始めてきた。片足を失ったブラックサンはいつでも殺せるぐらいの実力差だったのにシャドームーンは手を抜いたのは幼馴染だからなのはわかるが、命の次に大事なキングストーンをクジラ怪人たちにあっという間に奪われてしまう間抜けっぷりはびっくりした、創生王直伝のサイコキネシス能力があれば手を触れさせることなく敵を殺せるし石なんて簡単に取り戻せるはずが油断しすぎじゃないか？と違和感を感じてしまった。

それでもやっと物語は終盤戦、信彦vs光太郎の対立が描かれるも片足のない光太郎がどう復活するのかが楽しみである。