Netflixオリジナル映画『デイ・シフト』もやはり駄作だった4つの理由




「Netflixオリジナルは駄作しかない」でもやっぱり駄作だった映画『デイ・シフト』がどれだけつまらないかを解説。人生の貴重な120分を無駄にしないために読んでほしい。

スポンサーリンク




Netflix映画『デイ・シフト』が駄作の理由

Netflix映画は驚くほど毎月、いや毎日のようにオリジナル作品を配信し続けている。

https://twitter.com/NetflixJP/status/1553938595097915393

ネズミみたいに増やし続けた結果、駄作しか生み出していない印象すらある。1000本に一本ぐらいは「呪詛」みたいな傑作が生まれるようだが999本は駄作だ。デイシフトも駄作の代表「ブライト」と同じように予告で大いに期待させたが期待には応えることができていない。なぜこの映画が駄作と感じたのか?を勢いで書いていく。

冒頭5分でクソ映画と分かる

冒頭5分でクソ映画だと気付ける。ある意味良いことだと思う、この映画を120分間見るという苦痛を5分で終わらせることができるのだから。

個人的に冒頭5〜10分の間で視聴者を釘付けにするような演出ができない映画は駄作だと思っている。最初からダラダラと説明しかしない邦画を見ない理由の一つでもある。このデイシフトもやらかしている。

いや、一応冒頭から速攻吸血鬼との戦闘シーンが始まる、これがまた90年代から全く進化していないプロレス的なアメリカアクションを見せられ”ああ、この映画はそういう方向なのね”とゲンナリする。

まず、主人公は凄腕ハンターで現場で何匹もの吸血鬼を殺した男で、知識も豊富なのにハンドガンもショットガンもナイフなどの通常兵器は吸血鬼に効果がないことを知っているはずなのに彼はこれらの武器だけを装備して戦いに挑む。超人のブレイドだって吸血鬼の致命傷になる武器を準備しているぞ?こいつはアホなのか?と。

一応首を切り落とすか、顔を吹き飛ばせば致命傷になるが、ファーストアタックは枕を貫通させてショットガンで吸血鬼のお腹を撃つという無意味な攻撃から始まる。枕…は消音効果を期待?撃った後に羽毛が散らばるのがかっこいいと思った?のか意味は全く感じられない。やっぱりアホなんだなと。

俺右手でパンチするからさ、君はこうよけて、、こうやり返してくれる?その後はさ、、みたいなお互い殺す気のない無意味なアクションをダラダラダラダラと続け、よく壊れる薄い壁と机、そして元スタントマンの監督的にこのシーン凄いだろ!って勘違いシーンはスローモーションで演出。待て待て待て、吸血鬼もなんでそんな茶番に付き合うんだ?って。そんな無味無臭な戦闘をほんの5分ぐらい続ける。

主人公も吸血鬼もアホということが良く分かるだけなのだ。

ジョンウィックの制作チームだというからスタイリッシュなガンフーのように、せめてブレイドぐらいで吸血鬼を倒してくれるのかなって思ってたんだけど期待外れにも程がある。子供と一緒に見てなかったらこのアクションシーンの途中で断念するぐらい魅力のない冒頭だった。

スポンサーリンク

魅力のない吸血鬼設定

宿敵吸血鬼の設定がゾンビと吸血鬼の中間という感じで意味がわからん。

吸血鬼は長く生きれば生きるほど強いらしい、通常兵器は無意味。鏡には映らない。木の杭が有効らしいけど効いてない。首を切り落とせば死ぬらしいけど、仲間が吸血鬼になった時に首刎ねたけど死なない。人間に有効的な吸血鬼がいること。強靭な肉体と牙と爪を持っているのに彼らは銃で武装しないで素手で殴るのが好き。

スポンサーリンク

薄っぺらい脚本と設定

あ、今更だけどこの映画はアクション、コメディ映画だったのね。

だとしてもこの酷い脚本は酷い。

アクションが60点なのに脚本は10点。

家庭崩壊の主人公は家族に嘘をついてハンターやってる。娘はゲーム中毒でパパは大好きだけど言葉は汚い。嫁との関係もはっきり説明しないのでモヤモヤする。

宿敵の吸血鬼はこの街を支配して吸血鬼の楽園を作ろうと不動産を買い漁る。日焼け止めクリームのおかげで日光そんなに効かない。弱点はよくわからない。嫁に家業を教えないからうんざりして出て行こうとしている。彼は貧乏らしいけどなぜ稼げないのかを明確に言わない。吸血鬼の数も多いのか少ないのか分からない。ではなぜ吸血鬼ハンターを続けるのか?家族のためにしっかりと働けば良いのでは?

日光が苦手な吸血鬼と戦うのに昼間が有利だという割には昼も夜も吸血鬼の動きは変わらない。昼間に20体ぐらい吸血鬼が潜んでいる屋敷に向かうが彼らはシャッターで暗闇にせず太陽の光が入りまくる豪邸で昼間からゲームして遊んでいるシーンの意味は?後半吸血鬼が銃で武装したら最強ってわかっているのに彼らはなんで包丁やナイフも持たずに銃で武装しているハンターに素手で立ち向かうの?

一緒に戦った兄弟ハンターは吸血鬼に噛まれると吸血鬼になるってわかっているのに全員半袖(一人はノースリーブ)で仕事するのは馬鹿なの?

首落としても死なない新人は?
ドアに5個鍵を付ける意味は?
家族は吸血鬼ハンターと教えない理由は?
別居の理由は危ない意味は?
ハンター組合追い出された過去って?
隣人吸血鬼が仲間になる意味は?
無意味な会話。。。。。

ツッコミどころ満載である。もっとシンプルにすれば良い。

スポンサーリンク

意地でも殺さない吸血鬼

日光が弱点の吸血鬼は日焼け止めを塗って昼間っからカーチェイスを挑む。主人公は何も知らない娘を助手席に乗せると、ヘッドホン、ipadでレースゲームをさせながら銃武装した吸血鬼とカーチェイスをする。娘馬鹿なの?無垢を装いながらなぜ追われているか聞こうともしない対応力ありすぎだろ。

で、吸血鬼もバカしかいない。誰も銃を撃たない。彼を殺す気はないのだろう、彼が絶体絶命な時に車を止める意味もわからん。みんなで楽しくカーレースして終わり。いやほんとに。

娘を殺された苦しみをあなたに!

って登場した女吸血鬼は主人公の家族を手中に収めるが娘を吸血鬼にスルスル詐欺でずるずる引っ張り結局何もしないで終わる。で、主人公に隙を見せてワイヤーで殺される。

スポンサーリンク

まとめ:元スタントマンの力量不足

ジェイミー・フォックスは大好き。

だがペリー監督はワイルドスピードとかジョンウィックなど150作以上の作品に参加している凄腕スタントマン。がついに映画を撮った。ご都合主義なアクションを取るのは好きだし多分上手なんだろう、だけど脚本が足を引っ張ったんだろうと思うがクソみたいな平均以下の映画が仕上がってしまっている。

関連



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

error: Content is protected !!