【ネタバレ】映画『Five Nights at Freddy’s』物語結末解説と海外の感想評価




「あの人気ゲームをよくぞ実写化した!」世界が賞賛した映画『Five Nights at Freddy’s』物語結末までネタバレと海外の感想評価を紹介。ゲームと同じくとある警備員の男が廃墟のレストランの警備員の仕事を始めます。ルールは一つ”誰も近寄らせるな”でした。この映画は面白いのか?つまらないのか?海外のリアルな反応評価も紹介。

ネタバレの前にこの映画の基本情報を知りたい人はこちら↓

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【ネタバレ】映画『Five Nights at Freddy’s』物語結末まで紹介

2000年。ショッピングモールの警備員マイク・シュミット(ジョシュ・ハッチャーソン)は、幼い妹のアビー(パイパー・ルビオ)と二人で暮らしています。マイクが仕事中は、ベビーシッターのマックス(キャット・コナー・スターリング)に見てもらって過ごしていますが、ある日、マイクは子供を連れた父親を誘拐犯と勘違いして暴行して解雇され無職になってしまいます。

マイクはキャリア・カウンセラーのスティーヴ・ラグラン(マシュー・リラード)を訪ねると、廃墟のファミレス「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」で夜間警備員の仕事を紹介されますが、給与は安く夜間の仕事でアビーとの時間を確保できないため最初はこの仕事を断ります。その夜、マイクが幼い頃、家族でキャンプ場で遊んでいると、目を離したすきに弟ギャレットが誘拐されてしまった夢を見ます。

1日目

翌日、社会福祉課と一緒に現れた叔母のジェーンが、無職になったマイクから妹のアビーの親権を取ろうとしていると知ったマイクは仕事を受け入れます。(アビーもジェーンの本性が性悪女だと知っているので彼女が嫌いです)
早速廃墟となった「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」にたどり着いたマイクは、指示通りに警備室に到着。古い設備で真っ暗な警備室のモニターから目を離さずに”誰も近付かせるな”という不可解な指示だけをもらい、真夜中になりますが、マイクは早速居眠りしてしまい、悪夢を見て目覚めたマイクは時間になったので家に帰宅します。

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2日目

マイクは早速居眠りをしていると、悪夢の中で腕に怪我を負い目覚めると、実際に彼の腕から出血しており不思議に思っていると、廃墟の店舗に警察官のヴァネッサ・シェリー(エリザベス・レイル)が現れると、ヴァネッサはマイクを連れてレストラン内を案内し、マイクと同じ警備員の仕事は長く続かず次々に辞めていること、そして今から20年ぐらい前に、この店で5人の子供が次々と行方不明になった事件がきっかけでこの店は閉店となった話、そしてこの店のマスコットキャラであるフレディ・ファズベア、フォクシー、ボニー、チカを紹されます。

夜が明け、マイクが店を出た後、複数人の男女が店を訪れます。彼らはマイクをクビにしてアビーの親権を奪うため、ジェーンに雇われたチンピラでした。(その中にはベビーシッターのマックスもいます)チンピラたちは入店するや否や、次々に備品を破壊し始めますが、レストランのアニマトロニクスたちが動き始めチンピラたちを次々と殺していきます。マックスも彼らに噛みちぎられて殺されてしまいます。

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3日目

マックスと連絡が取れなかったマイクは、レストランにアビーを連れてきて警備室で眠らせている間に仕事を始めます。まずなぜか破壊されていた店内(なぜか遺体や血はありません)の掃除を終えたマイクは早速睡眠薬を服用して眠ってしまいます。目覚めたマイクはアビーがいないことに気がつき店内に向かうと、アビーが目覚めたアニマトロニクスたちと遊んでいるのを目撃して駆け寄ると、マスコットたちはマイクに暴行を加えようとしますが、アビーからマイクは私のお兄ちゃんだよと説明されると、マスコットたちの真っ赤な目が通常の白色に戻りマイクに向かって挨拶をします。

最初は誰かのドッキリだと思ったマイクでしたが、アビーと意思疎通している姿を見たマイクは信じるほかありませんでした。何事もなく、アビーを呼び寄せて一緒に帰宅したマイクは、アビーがマスコットたちを描いた絵に、行方不明になった5人の子供たちの特徴に似た内容が描かれていることに気がつきます。

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4日目

アビーがマスコットたちと意思疎通をして一緒に遊ぶ姿に驚くヴァネッサに、マイクは彼らには子供の霊が取り憑いていると説明。そして、アビーはマスコットたちと遊びながら一緒に店舗の清掃を行い、マイクは彼らが安全だと思い始めていたところでしたが、アビーがマスコットたちの楽器に触れ感電して怪我を負ってしまいます。ヴァネッサはアビーを店舗に連れて行かない方が良いと警告して立ち去るのでした。

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5日目

いろいろなことが重なり不安定になったマイクは、先日アビーに怪我をさせてしまったため店に連れて行くことはできず、アビーに内緒でシッターがわりにジェーンを呼んだことでアビーから嫌われてしまうのでした。

仕事先でマイクは早速睡眠薬を飲んで仕事を放棄します。そして夢の中でマスコットに取り憑いた5人の子供たちが現れ、アビーを引き換えに、誘拐された弟のギャレットと永遠に一緒にいられると取引を持ちかけると、クソ馬鹿野郎のマイクは一瞬イエスと言ってしまいますが、アビーのことを思い出して断るのでした。目が覚めるとマイクはマスコットたちの倉庫の椅子に固定されており、殺されそうになりますが、なんとか脱出します(倉庫内には殺されたチンピラたちの遺体が放置されているのを目撃します)

その頃、マイクの家にフレディ・ファズベアの変種 “ゴールデン・フレディ “が訪れジェーンを殺した後、アビーと一緒にタクシーに乗ってレストランに向かいます。

気絶していたマイクは警察署でヴァネッサから怪我の治療を受けていました。目が覚めると、事情に詳しいヴァネッサに対し何を隠しているのかを聞くと、ヴァネッサはギャレットと他の5人の子供たちを殺害した連続誘拐殺人犯ウィリアム・アフトン(マシュー・リラード )の娘だと告白。そして、犠牲者の魂とマスコットはウィリアムの支配下にあること、そして、ウィリアムは次にアビーの命を狙っていると説明します。

エンディングネタバレ

アビーを助けるため、テーザー銃をありったけ持ってレストランに向かい、マスコットを次々に気絶させ殺されそうになっていたアビーを救出します。生き残っていたマスコットに襲われマイクはアビーと引き離されてしまい、マイクの前にウィリアムの魂が取り憑いた “黄色いウサギ “の着ぐるみをきたウィリアムが現れマイクに襲いかかります。

アビーはマスコット達にに”黄色いウサギのウィリアムが子供たちを殺害している”絵を描いて見せることで子供たちの洗脳が解け、マスコットたちはウィリアムに敵意を抱いて襲いかかり、ウィリアムを無力化してどこかに連れていく間に、マイクたちは店を脱出します。

後日、マイクとアビーは病院で治療を受けているヴァネッサのお見舞いにいき物語は終了します。

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【ネタバレあり】海外の感想評価

FNAFは2023年10月27日に全米公開されすでに多くの評価が出ています。メタスコアは33,IMDbは5.7/10と全体的に低評価となっていますが、メタスコアの批評家たちはなぜこんなに低評価なのか?IMDbの一般レビュアーはなぜこの映画に高評価をつけたのか?を紹介していきます。

メタスコア33点レビューまとめ

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40
インディペンデント紙
Clarisse Loughrey
複雑で、ひねくれた、不条理なごちそうになるはずの本作は、10月公開予定の他の不気味な作品とはまったく見分けがつかず、一般的なホラー映画のドロドロに成り下がっている。

40
トータル・フィルム
ニール・スミス
ゴア・ライトなあくびをする、予測可能な退屈な作品。

40
テレグラフ紙
Tim Robey
フレディの店内に長くいればいるほど、退屈になっていく。

40
NME
ジェームズ・モットラム
少なくとも『スクリーム』のマシュー・リラードは、わずかなスクリーンタイムに不気味さをもたらしている。そうでなければ、『Five Nights At Freddy’s』は退屈だ。

40
アイリッシュ・タイムズ紙
ドナルド・クラーク
まともなジョークに最も近いのは、1970年代前半の人気テレビ番組への言及が1、2箇所出てくるところだ(と思う)。この不可解な作品の唯一の特筆すべき功績は、『ウィリーのワンダーランド』が過小評価されている傑作だと思わせたことだ。実際はそうではなかったのだが。

40
IGNA.A.ダウド
インディーズ・ホラーのセンセーションを映画化したこの大作は、筋書きが多すぎ、ゲームの原始的な監視カメラのスリルが足りない。

40
ガーディアン紙
ベンジャミン・リー
大ヒットゲームを大スクリーンに持ち込もうとする試みは、有能に作られているが、気が狂いそうなほど退屈で、映画館での一夜を即座に忘れさせる。

25
ColliderChase Hutchinson
ストーリーに食らいつき、実際に噛みしめることで、もっと嬉々として意地悪なホラーになり得たと感じる瞬間もあるが、創造性の欠如だけでなく、レーティングにも邪魔されたままだ。

25
作品評
アロンソ・デュラルデ
観客に優しいPG-13ということは、恐怖と殺戮は示唆されるが、血はほとんど映されないということだ。そして、”おい、あのミュージカル・ピザ・ロボットが生き返って鋭い歯を持ったら気持ち悪くないか?”ということ以外に、根本的なテーマについて語ることはあまりない。

20
小さな白い嘘
David Jenkins
この映画が平板なのは、同系統のディザスターゾーンであるという事実のせいだ。遊園地の入場料を払ったのに、下手くそな大学の学部生が指導する公開カウンセリングに迷い込んでしまったようなものだ。

IMDb 5.7/10

7/10
良い時間
個人的には、FNAFのコンセプトがそれほど怖いとは思わないので、この映画を見ても「怖い」とは思わなかった。ジャンプ・スケアは効果的だったが、この映画で本当に不安になったことはあっただろうか?いや、そうでもない。でも、これも個人的な好みであって、映画を非難しているわけではない。
サウンドデザイン、撮影、そして全体的なデザイン(アニマトロニクスから実際のレストランまで)は素晴らしい。
さて、ここイギリスでは、この映画はレーティング15(つまり子供は観られない。たとえ大人同伴でも)。アメリカではPG-13だ。子供を連れて行ってもいいのか?まあ、それはあなた次第だ。この映画はグロ画像で溢れているわけではないが、非常に残酷な瞬間が1つか2つあるので、それだけは覚えておいてほしい。
最後の “ひねり”、そう、ひねりがあるのだが、正直なところ……予想がつく。
もしあなたが伝承について何も知らないなら、意表を突かれるかもしれない。でも、ちょっとでも詳しい人なら、それをひねりと呼ぶことはないだろう。
私が今まで見たホラー映画の中では、正直なところ、この映画は軽快な部類に入ると思う。ユーモアもたくさんあるし、「これはホラー映画なのか?正直なところ、「度肝を抜かれるような」怖さはないし、その必要もないと思う。私にとっては、ホラー要素のある楽しい映画だ。
全体的にはとても楽しめたし、不気味な季節にあまり激しくないものを観たい人にはお勧めできる。また、ホラー映画にハマり始めたばかりの人にもオススメです。

6/10
素晴らしいビジュアル、薄っぺらいストーリー
ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」のようなシンプルなゲームコンセプトを、本格的な映画にするのは至難の業だろう。でも…脚本が的外れだった。
この映画を作ったスタジオのことを考えれば、ほとんどの人が一流だろうと推測していることだろうが。私はホラー映画に関してはかなり寛容だが、これは「チーズ」、パロディの領域に入っていた。
良かった点: 私はクリーチャーのコスチュームの見た目のために生きていた。多くの称賛を送りたい。演技はスタジオ映画としてはかなりまともだ。マシュー・リラードの演技は際立っていたと思う。音楽もかなりクールだった。
すべてを考慮すると、私は素直に楽しめた。だから6点。でも、あのサイドストーリーとほとんどの台詞は、提供される前にもう少しオーブンで焼く必要があった。

8/10
ファンのために
短く簡潔に書こうと思うが、全体的にこの映画は大方の期待に応えていると思う。ここでの否定的なレビューの多くはプロットに関するもので、この映画の他の素晴らしい面を完全に無視しているので、一つ一つ話していこうと思う。
プロットがそれほど複雑だとは思わないが、それは私が9年間『FNAF』のファンで、不必要に混乱するプロットに慣れているからかもしれない。映画を見終わった後、ああ、そういうことだったのかと振り返ることができたので、私としては悪くないと思う。
伝承の面では、この映画は画期的なものでも何でもないと思うし、それは私が期待していたものでもない。ゲームの伝承を求めてこの映画に参加するのであれば、体験のためだけに参加する場合ほどは楽しめないと思う。
この映画の演技は素晴らしいし、衣装もとても気に入っている。
雰囲気は1作目のゲームをベースにしているという期待に応えていて、本当に本物だと感じたし、背景のイースターエッグなどを見つけるのも楽しかった。
音楽も恐怖演出もよくできていて、楽しめたよ。)
結局のところ、この映画はファンのためのものであり、それが批評家に酷評される理由なのかもしれない。ファンのための映画として、やるべきことはやっているし、私たちが待ち望んでいたこのゲームの映画化がついに実現したと思う。

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まとめと感想

このゲームを知っているか、プレイしているか、知らないかで評価が多少違ってくる作品。

ちなみに私は、ゲームは知っていたが、やったことはない、けど、プレイ動画を見て怖がりながらも楽しんでいる奴。

このゲームはクソ怖いから絶対にやりたくない。

だって警備員になって、カメラを監視し続け、目を離したすきに彼らは警備員室に向かって全力ダッシュしてきては俺を殺そうとしてくるのを数時間ずっと耐え続けるという精神的にくるゲームは流石にやりたくはない。ドアを閉めっぱなしにすればいいのでは?と思うかもしれないが、ここのドアは常に開きっぱなしになっていること、そしてドアを閉めるためには電力が必要なこと、そしてすぐにドアは開いてしまうこと、最後に、一度ドアを閉めたら次に閉めるにはラグがあるということ。

という訳で怖いからずっと隠れっぱなしができず、仕事を始めたら最後、適切なタイミングでドアを閉めないと警備員室に入り込まれて殺されてしまう。しかもドアは左右に二つあったりなかったり。

殺されるか、朝まで逃げ切るかのどちらしかない。

というのがこのゲームの魅力とコンセプト。

それを映画化!

しかも実写化!

ってことで期待しないファンはいなかった。

しかし蓋を開けてみると、精神的に不安定な兄貴は仕事が長続きしない。アニマトロニクスには幽霊が取り憑いていました。しかもその幽霊を使役しているのは誘拐殺人犯です。警察官は誘拐犯の娘でした。絵を描いたら真実が伝わって味方になってくれました。

と、そりゃただただ警備室に閉じこもるだけの映画にするのは無理があったかもしれないが、基本的に主人公は警備員室で睡眠薬飲んで眠りっぱなしで物語はレストランホールで起きるというもの。

おいおいおい、そりゃねぇぜ。

カメラ越しに向かってくる奴らの姿を見て、ギリギリ扉を閉めるのが間に合った快感とか恐怖感とか緊張感とかは一切無い。

店舗も妹アビーと叔母ジェーンの話とか、睡眠薬とか、悪夢とか幽霊とか、殺人犯とかテンポを阻害するものが多くなんだか集中できなかった。

やはり、このゲームの内容を知らない友人は超嬉しそうに見ていたから余計な情報入れずに見た方が楽しいと思う。

メタスコア33点も少し納得。

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2件のコメント

これを見てるとなんだか「ウィリーズ・ワンダーランド」が頭をよぎるのは私だけか?

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