スパイダーマン2099原作プロフィール、スキル、特徴、変身するまでの経緯紹介




スパイダーバース2がもっと面白くなる!母が悪党と不倫して生まれた!スパイダーマン2099の特技、プロフィール、特徴、出自、原作ストーリーなどをまとめて紹介していきます。少しだけ「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のネタバレを含みますが、視聴前後どちらでもより深く映画を楽しむための内容になっています。

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スパイダーマン2099とは?

スパイダーマン2099こと、ミゲル・オハラは『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』で全宇宙のスパイダーマンを集結させたコミュニティ“スパイダー・ソサエティ“のリーダーとして登場。劇中では、誰よりも真面目で規律に厳しい反面、感情的で熱血漢、正義のためなら犠牲も厭わず冷酷に見えますが、彼は全宇宙を視野に入れての行動なので彼の行動が悪とは限りません。

劇中でマイルスは父親が死ぬ予言を見て助けようとしますが、スパイダーマン2099は“スパイダーマンは必ず最愛の人を失う運命であり、運命に逆らうと歪みが生じて全宇宙が消滅する“として、マイルスを殺してでも止めようとします。主人公はマイルスなのでついついスパイダーマン2099を悪役に感じてしまうかもしれませんが、調べてみると彼は私たちの住む地球の世界中から愛されているヒーローの1人だったことが分かったので、にわかながら懸命に紹介していきます。

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スパイダーマン2099の出生からプロフィール、概要

スパイダーマン2099(ミゲル・オハラ)はピーター・デヴィットによって生み出され、1992年のマーベル・コミックス『Amazing Spider-man #365』で登場したスパイダーマン。

未来の世界で活躍するスーパーヒーローです。彼の本名はミゲル・オハラ、身長178cm、体重77kg、20代。アイリッシュとメキシコの血を引く、遺伝子工学の分野で優れた才能を持ったエンジニア。性格は軽薄で独善的な気分屋で皮肉屋、人道主義者で弱者を救済する正義感がある。

スパイダーバースでも登場した巨大企業『アルケマックス』の遺伝子工学の科学者主任を務め、スパイダーマンの力を手に入れるための遺伝子研究をしていましたが、会社の上司であるタイラー・ストーンに強要された人体実験が失敗し実験対象は醜い生物に変化した後死んでしまう。

ミゲルは会社を辞めようとしますが、ミゲルを会社に縛り付けるためにストーンは強力な幻覚作用と中毒性のある薬をミゲルに飲ませる。ミゲルは体から薬物成分を取り除くために遺伝子組み換えをおこなった蜘蛛の遺伝子を取り込むことで依存症から脱却することに成功し、DNAの半分が蜘蛛の遺伝子になってしまった副作用としてスパイダーマンの能力を手に入れますが、アルケマックスの施設の爆発と研究者一名(悪者)の殺人容疑をかけられたミゲルは警察に追われることになってしまう。

この時からミゲルはスパイダーマン2099となり、主にアルケマックス関連の犯罪と戦いながら人々を救うために活動します。ヴェノムと戦ったり、他の宇宙でスパイダーマンと共闘してさまざまなヴィランと戦ったり、マイティ・ソーと戦って認められたりと何度も世界や宇宙を救っているスーパーヒーローの1人だったりする。ので、映画を見終わった後、彼は悪者ではなく、正義のために悪っぽいことをしているのだと思うはずです。

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スパイダーマン2099:性格、スキル

コンピュータースキル:
彼はドクター・ドゥーム、アイアンマン、ミスター・ファンタスティック、サム・ベケットのコンピューターにハッキングするなど、卓越したコンピュータースキルと頭脳を持っている。

リーダーシップ:
ミゲルはかつてアルティメット・ユニバースのスパイダーマンであるピーター・パーカーから指導を受けリーダーシップの能力を開花、スパイダーヴァースのイベントで他のスパイダーヒーローを率いてヴィランと戦い、指導者としての役割を果たす。

天才的な知性と皮肉屋の性格:
前述した通り、優れた遺伝学者であるが、軽薄な一面と皮肉屋、感情で動くが正義感が強く常に弱者救済、人道主義者である。。

格闘:
彼は他のスパイダーマンと同様に正式な訓練を受けているにもかかわらず、肉弾戦で非常に優れた能力を持ち、特異な筋力とスピード、敏捷性を最大限に活用するフリースタイル戦闘術を得意とする。

スパイダーマン2099:身体的特徴

筋力について:
最大10トンの重さを持ち上げる超人的な力と、軽く30フィート(約9m)を跳躍する超人的な脚力がある。

速度:
ミゲルは人間の限界を超えた速度で走ることができ、加速装置を併用することでそのスピードは他者から見ると残像を残すほどの速度を誇る。

反射神経:
反射神経も同様に向上しており、銃を発砲されても銃弾を全て余裕で避ける。

スタミナ:
ミゲルの進化した筋組織は、通常の人間の筋組織よりも疲労毒素を生成し続けることができるため数時間全力疾走できる。

遠視と暗視:
ミゲルの視力は通常の人間に比べてはるかに遠くの物体を完全にはっきりと見ることができます。昼夜関係なく同じ明瞭度を夜間にも保持しており、完全な暗闇でも周囲をはっきりと見ることができます。初期の頃は見えすぎてしまうため日常的にサングラスを着用しています。

再生能力:
遺伝子強化による代謝が活性化しているミゲルは高速で損傷した体組織を再生する能力を持ち、切り傷や刺し傷などの怪我は数分で完全に治癒することができる。毒素や疾病に対する耐性については描かれていない。治癒能力は欠落した手足や臓器を再生するほど強化はされていません。

痛みへの耐性:
ミゲルの体は、通常の人間の体よりも一部の物理的な損傷に対してより固く、耐性があるが、他のスパイダーマン同様に無敵ではありません。
彼の体組織は、彼が大きな衝撃力に耐えることができるように進化しており、通常の人間なら重傷か死に至るであろう傷を負ってもなんとか生きている。有名なエピソードで、アルケマックスの兵士に囲まれたミゲルは全身に銃弾を浴びビルの屋上からから落ちた後、自分の足で病院に向かっているぐらい無敵の肉体。ちなみに全身骨折しまくっていても立ち上がるミゲルに対して信じられないと漏らしている。

高度な寿命:
そんな超人的な肉体が活性化しすぎて老化が早まることはなく、健康な体組織と細胞の急速な再生をしながらも、通常の何倍も遅く老化することがわかっている。羨ましい。

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スパイダーマン2099:特殊能力

サポートAI/ライラ
ミゲルが作り出したAIライラは時には彼女、時にはパートナーとしてミゲルをサポートする。第一話から登場してからずっと一緒。作者によって全く見た目が変わるので楽しみ。

テレパシー:
ミゲル・オハラは、テレパシーのレベルで他の人とコミュニケーションを取ることができる。彼のテレパシーの限界はまだ探求されていませんが、現時点で彼がコミュニケーションを取りたい相手に容易にテレパシーで会話している。他のスパイダーたちの持つ、直感力や危険予知ができるスパイダーセンスと似ているが違う能力だと言われています。

ウェブ・シューター:
ミゲルの両腕には、手首の裏から非常に強力で粘着性のある糸を射出するウェブシューターを取り付けている。スパイダーマンたちと同様にこのウェブ・シューターを使ってビルからビルへと移動したり、束縛する手段として使用可能。

スパイダーマント:
ウィングスーツのように二の腕と腰回りに繋がっている羽状のもの。蜘蛛の巣のように見えるが布状で広げることで滑空ができる。収納可能。

肘のブレード:
映画では伸縮性を見せたが、原作では作者によって長さが変わる不思議な存在。これのせいで普通の服が着れない。

麻痺牙:
ミゲルはスパイダーマンとヴェノムに似た特性を持ち、非毒性の麻痺毒を分泌する鋭い犬歯があるが、この牙は引っ込めることができず当初は会話の邪魔で困っていた。

爪:
手には鋭い爪を持っておりコンクリなど硬い物質やヴェノムの皮膚も簡単に削り引き裂くことができる。スパイダーマンのように手足でビルにくっつくことも、ヴェノムのように手足の爪を使い壁面にしがみつくこともできる。この爪は出し入れできる。

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スパイダーマン2099になった経緯詳細

ここから先はミゲルがスパイダーマン2099に変身するまでの物語について紹介します。

ミゲル・オハラは、アイルランドとメキシコの血を引くエンジニアであり、母親のコンチャタが夫の上司であるタイラー・ストーンとの不倫の末に生まれましたが、彼は自分の義父が実の父親だと信じて育ちました。

成人はアルケマックスで働いていましたが企業が都市を支配していることにあまり納得はしていませんでした。遺伝子学の分野で天才的な能力を持っていた彼は、上司で実は実父のタイラー・ストーンから人間の生理学に遺伝子コードを刻み込むプロセスをテストするように迫られます。しかし不完全な実験で人体実験をすることに気が引けますが、圧力に負け躊躇しながらも実験を行い実験対象のシムズ氏は醜悪な生物に変わりすぐに死亡したことがトラウマになる。

ストーンのもとに行き、辞表を提出しようとしするがストーンはミゲルに飲み物を与えるが、中身はDNAに結合する非常に中毒性のある幻覚剤「ラプチャー」が混入されていた。ラプチャーは中毒性が強く何よりアルケマックスが唯一の製造元であったため一度服用したらアルケマックスの奴隷にならざるを得なくなる。

ストーンは勝ち誇るが、ミゲルはラプチャーの成分を身体から排出しようと試ため、トラウマになっていた遺伝子を埋め込む人体実験を始める。そこに登場したのは彼の才能に嫉妬していたもう1人の上司身のアーロン・デルガートだった。彼の妨害を凌ぎながら実験を成功させミゲルのDNAの50%はクモの遺伝子になってしまったが、ミゲルの中からラプチャーへの中毒はなくなる。

実験直後、アーロンの妨害で研究所が爆発し、落ちそうになったアーロンを助けようとミゲルが彼の腕を掴むが、自分自身の爪が鋭く変化していることに気が付かず彼の腕を引き裂いて落下死させてしまう。

混乱に気づいた兵士たちが研究所に到着したため、ミゲルは屋上からパラグライダーで逃亡する。この時彼にパラグライダーを貸してくれたトール教信者に名前を聞かれるが「イースターバニー、サンタクロース、スパイダーマン。好きなのを選んでくれ。」と答えたことで、彼のことをスパイダーマンだと勘違いする。

この逃亡時に信者から顔を隠すためにパラグライダーのその破片を仮のマスクとしてもらっている。ミゲルはこの助言に従い、自分のアパートに戻って眠りにつきました。目が覚めると、彼は以前の経験を悪夢だと思いましたが、実際には現実だったことに気付きました。それは彼が自分の爪を見た時に判明しました。そして彼は爪で自分の胸を触り、それが皮膚に触れると自動的に引っ込むことを発見しました。ミゲルのAIであるライラが診察を行った結果、ミゲルがアルケマックス社の悲願だった「スパイダーマンの能力」を手に入れるのだった。

その後、ミゲルは昼はアルケマックスの研究者、夜はスパイダーマン2099と名乗り、サポートAIのライラと一緒に改良したスーツを着て、自分のスキルと能力を高める訓練と改良を繰り返し、街を巡回して犯罪と戦いながら人々を助けました。ミゲルは最初は自分の能力を使ってアルケマックスへの個人的な復讐を果たそうとしましたが、次第に彼は自分の力を使って他人を助けることの重要性に気付いてヒーローとして成長していく。

スパイダーマン2099と戦ったヴィラン紹介

以下のヴィランとの戦いはChatGPTに丸投げしてみたので、ひょっとしたら結構間違っているかもしれませんが徐々に修正していきます。

ヴェノム(エディ・ブロック)
ミゲル・オハラが初めて直面したヴィランの一人であり、彼の最初の重要な敵となりました。ヴェノムはオハラが彼のスーツデザインを盗んだと思い込み、彼と対決します。最終的にはオハラがヴェノムを倒し、彼のプランを阻止します。

アルカトラズ・キングピン(ウィルソン・フィスク)
アルカトラズ刑務所を支配するキングピンであり、オハラが直面した強力な敵です。彼はアルカトラズを拠点として犯罪帝国を築いています。オハラは彼との激しい戦いの末にキングピンを打ち負かし、アルカトラズを解放します。

ブラックヘルメット(カール・ストランジスキー)
ブラックヘルメットはサイボーグの犯罪者であり、オハラが遭遇した強敵の一人です。彼はオハラの正体を暴こうとし、彼の家族に危険をもたらします。オハラはブラックヘルメットとの戦いで彼を打ち負かし、自分の家族を守ります。

アルクス(タイラント)
アルクスは未来のアンドロイドであり、オハラの対抗するべき強力な敵です。彼はオハラとの戦闘で圧倒的な力を示し、彼を追い詰めます。しかし、オハラは彼の知識と戦闘スキルを駆使してアルクスを破ります。

ゴブリン2099(ジェイク・ゴブリン)
ゴブリン2099は未来のゴブリンとして登場し、オハラの敵となります。彼はスパイダーマンに対して個人的な復讐を企てます。オハラとゴブリン2099の戦いは激烈であり、彼らは数回にわたって対決します。最終的にはオハラがゴブリン2099を打ち負かし、彼の計画を阻止します。

マエストロ(ブルース・バナー)
マエストロは未来のハルクであり、オハラの敵となります。彼は独裁的な支配者として知られており、オハラは彼に立ち向かいます。オハラとマエストロの戦いは激しいものであり、オハラは知恵と戦闘スキルを駆使して彼に立ち向かいます。最終的にはオハラがマエストロを打ち負かし、未来の世界を救います。

アントノ・ロシェフ(ダ・ガイア)
アントノ・ロシェフはダ・ガイアとしても知られるサイボーグのヴィランです。彼は生態系を保護するために人類を滅ぼそうと企てます。オハラは彼との戦いで彼の野望を阻止するために立ち向かいます。最終的にはオハラがロシェフを打ち負かし、彼の計画を妨げます。

アイスウルフ(ブラウン・ウルフ)
アイスウルフは冷気を操る能力を持つヴィランであり、オハラと敵対します。彼は寒冷地を支配しようと企てます。オハラはアイスウルフとの戦いで彼を打ち負かし、彼の野望を阻止します。

まとめ「もう一度映画が見たくなる。」

いかがでしたか?「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」を見た時、あまりに大量のスパイダーマンが出てきて度肝を抜かれましたが、その中でも異彩を放っていたAIサポートを受けながらスパイダーマンを率いるリーダー「スパイダーマン2099」のことが気になって調べてみると、彼は劇中では世界のために愛する人を失うのは仕方がないことだ、世界と愛する人を両方救うことはできないと宇宙全体の歪みを正すためにマイルスを追いかける姿は悪役そのものでした。しかしその裏では彼にも一言では表せないような壮大なストーリーを経験しているヒーローの1人だったことが分かります。

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