映画『サイレント•ナイト(2022)』あらすじ結末ネタバレと感想「鬱エンディングに心が荒む」




映画「サイレント・ナイト(2022)」物語結末までネタバレ。明日絶対死ぬ前にみんなで安楽死しようと仲間を集めてパーティーするが死ぬ前に本音をぶつけ合うので互いに軋轢を生むけど結果オーライで落ち着き最終的に穏やかな死を迎えるのだが・・・オチがキツイ。全編を通し内容はチープだけどオチがキツイ作品です。

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映画『サイレント•ナイト(2022)』あらすじ

ネルとサイモン、そして息子のアートは、友人や家族を迎え、完璧なクリスマスパーティーを開催する。

しかし、あることを除いては完璧だった。

それは、地球全土を覆う毒ガスが明日このイギリスにまで到達して、全員が確実に死んでしまうということだ。彼らは人類にとっての最後の聖夜をどう過ごすのか。

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映画『サイレント•ナイト(2022)』キャストスタッフ

監督
カミーユ・グリフィン
脚本
カミーユ・グリフィン

キャスト
キーラ・ナイトレイ … ネル
マシュー・グード … サイモン
ローマン・グリフィン・デイヴィス… アート
アナベル・ウォリス … サンドラ
リリー・ローズ・デップ … ソフィー
ソペ・ディリス… ジェームズ
カービー・ハウェル=バティスト… アレックス
ルーシー・パンチ… ベラ
ルーファス・ジョーンズ … トニー
ダビダ・マッケンジー … キティ
ハーディ・グリフィン・デイヴィス.. ハーディ
ギルビー・グリフィン・デイビス … トーマス
トゥルーディ・スタイラー… ニコール
ホリー・エアード… スージー
ドーラ・デイビス …ダニ

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映画『サイレント•ナイト(2022)』結末までネタバレ!

ネル(キーラ・ナイトレイ )サイモン(マシュー・グード)夫婦と長男アート、双子の弟ハーディ、トーマス三人兄弟の息子たちは、毎年、田舎の屋敷で学生時代の友人とその家族やパートナー全員を招いてクリスマス・ディナーを催すのだ。ネルとサイモンは笑顔でワクワクしながらディナーの七面鳥を追いかけ回し、屋敷に向かうみんな幸せそうに笑顔で互いに愛してると伝え屋敷に向かっている。今年のクリスマスは、全員が正装し、子供たちは“ファックもシットもどんな悪態をついても許される“特別なパーティーになる。

安楽死パーティが開催

地球上の生命体を死に至らしめるという環境破壊が原因の毒ガスが迫っているため、英国政府はガスが英国を襲い苦しむ前に簡単に安心して安楽死できる自殺薬をホームレスと非正規移民を除く全国民に配布済み。今回のディナーはネルやサイモンたち愛する仲間たちを集め、人生最後のパーティーを楽しみ、全員で自殺薬を飲んで苦しみから解放しようとするパーティなのだ。

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ぶっちゃけ大会に

夜の間に何度も対立が起こる。自分に似た人形を贈られたキティ(ダビダ・マッケンジー )は父親に抱きつくが、サンドラ(アナベル・ウォリス)が懇願しても抱きつこうとしない。

アートはプレゼントを贈る行為が馬鹿らしくなり、大人たちに暴言を吐き、部屋から逃げ出す。サンドラはジェームズ(ソペ・ディリス)に、学生時代は彼を愛していたが、なぜセックスをしなかったのかとぶっちゃけた妻のサンドラに対しトニー(ルーファス・ジョーンズ)は彼女の告白に目に見えて動揺し、自分は一度も過ちを犯したことがないと主張する。

その時アレックスの妻のベラは、サンドラと付き合う前に一度だけセックスをしたと言う。アレックスはみんなのノリに取り残されたと感じ、飲み過ぎてベッドで気絶してしまう。

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ガスは嘘?

ネル、サイモン夫婦と子供たちは、海外にいるネルの母親とビデオチャットで別れを告げる。その会話に、長男のアートは苦悩する。彼はスマホを使って様々な交錯するデマ情報を信じ初めており、人類は毒ガスで絶滅なんてせず、政府や科学者が嘘の情報を流し人類選別をおこなっていると思い込んでいた。

アートは素直に悩みや不安をジェームズとソフィー夫婦に打ち明ける。するとソフィーは、毒薬は飲みたくないが、毒薬で死ぬことは受け入れていること。そしてアートは、二人が死ぬまでソフィーと一緒にいたい、手を握っていたいと母に告げる。

アートに対し父親のサイモンは苦悩するが、家族全員で薬を飲まなければならないと説明しようとするがアートは拒否して逃げ出すが、道端で別の家族が赤ちゃんと一緒に自殺薬で死んでいるのを発見し、その車の中に錠剤が何箱もあるのを見つける。死を受け入れる人たちと自分の感覚の差異、大量の自殺薬を目の当たりにして彼は取り乱し叫ぶ。

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エンディングネタバレ「生き残ったのは」

帰宅後、一行は夜中の12時を過ぎていることに気づき、薬を飲む時間になる。

彼らは別れを告げるためにそれぞれの部屋に分かれる。一家が薬を飲む前に、毒を飲み込んだアートは、目、鼻、耳から血を流して気絶してしまう。ソフィーはジェームズに薬を飲むように迫り、ソフィーが飲まなければ自分は飲まないと言う。ベラはアレックスに薬を飲ませようと、かなり酔った状態で薬を飲ませるが、酔っているアレックスは薬を吐き出してしまうが二人はあと5分あると言い台所で踊っていると、ベルはアレックスごめんねと誤りながら包丁をお腹に刺し、薬が効いたベラは倒れ、その隣でアレックスが倒れる。トニー、キティ、サンドラは。戻ってきたキティは両親が死んでいるのを確認し、両親の間を這って進みついにサンドラを抱きしめることができる。

ネル、サイモン親子は全員が穏やかに死を迎えるのだった。

翌朝、

屋敷のそれぞれの場所で眠っているかのように死んでいる人々が映し出される中、突然アートだけが目を覚ますのだった。

海外の反応評価 IMDb 5.7/10

4/10
もっといい作品になったはずだ。

最後の20分とラストは素晴らしいが、悲しいかな、そこに至るまで、かなり果てしなく退屈に耐える必要がある。演技はまあまあだが、登場人物があまりに憎めないので、いいところまで行くまでに彼らがどうなってしまうのか、ほとんど気にならない。子供たちはひどい人間ばかりで、常に悪態をついているのには反吐が出る。アンソロジー番組の20分程度のエピソードとしてなら成立するだろうが、90分間続けるほどの中身はなく、登場人物とそのバックストーリーの構築という水増しによって、見ていて疲れるばかりだった。もっと違う切り口で作れば、いい作品になったかもしれないのに、残念だ。

5/10
クリスマス・アポカリプス

この映画は、一生懸命に面白く、創造的になろうとしているが、どちらも達成できていない。私には一度も笑いを得ることができませんでした。

7/10
ダークなコメディ。

これほどまでに心温まり、胸を締め付けられ、恐ろしい映画はない。サイレント・ナイトは、笑い、涙、そして避けられない終焉を迎える前に、生きる価値が全くないのかを痛感させる、最悪の恐怖に直面した人間性の極致である。

5/10
ラブ&デス・アクチュアリー

この映画は、タイトルから予想されるように、従来の陽気なヒイラギのクリスマスではなく、アビゲイルのクリスマスパーティーのように始まったが、最後は完全にもっと暗い、黙示録的な場所に行き着いた。
マシュー・グードとキーラ・ナイトレイの夫婦は、田舎の大きな家に口が悪い3人の息子と住んでおり、その家に家族や友人たちがやってきて、表面上はクリスマスを一緒に祝うことになる。最初に参加者全員の人物像を描いた後、ユーモアや家族の緊張感を表現する不器用な試みもあって、まるで『ラブ・アクチュアリー』のような展開になりそうだが、事態は見た目通りではない。やがて、彼らは実は、国の隅々まで吹き付けるガス状の降下物によって恐ろしい苦痛の死を遂げ、生存者がいなくなるのを防ぐために、集団自殺を実行するために集まっていることが分かってくる。
政府の配慮は、全員が自殺用の錠剤を手にすることで、自分たちの秩序ある死に方をし、伝染病による苦痛や醜い死には屈しないようにすることだったようだ。ラストシーンに新たな光が差し込むが、映画は完全に「そして誰もいなくなった」モードに入っている。魅力のない家族の苦境に共感し、同情することは困難であると感じた。全体的に繊細さに欠け、風刺的なユーモアとSF的な恐怖のバランスをうまくとることができなかった。

4/10
ダークなドラマ

どうしてホラーとコメディの2つのステータスを与えられているのかわからない。
暗くて、悲しくて、ちっとも笑えないし、怖くもない。
クリスマスに観ると動揺するかもしれないので、観ない方がいいです。

3/10
ええーっ、そんな!?

星10個の人はなんなんだ?
最初の1時間はとてもつまらなかったし、その後は意味を持つ機会を逃しただけ。エンディングも馬鹿馬鹿しい。見る価値は全くない。

1/10
アンチ・ホールマーク・クリスマス映画

この時期になると、アンチ・ホールマーク・クリスマス・ムービーのような映画がちょくちょく出てくる。クランプスのように、楽しくて考えさせられる映画もある。しかし、この映画は楽しくもなければ、考えさせられるものでもない。私がこれを観た唯一の理由は、キャストが好きだったからだ。しかし、彼らはこの混乱を救うことができなかった。

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まとめ感想「視聴後に残る後味の悪さ」

どうやら絶対死ぬ死ぬガスが世界中を覆うのは間違いないのだろう。政府が苦しんで死ぬなら安楽死できるように薬を配ってあとは各々の判断でどうぞってのが前提。で、ネル夫妻は大好きな家族全員を呼んでどうせならみんなではしゃいで楽しんで寝る前に薬飲んで幸せな最後を迎えよう。と言うシンプルなもの、なのに中盤仲間内のみんなの暴露大会も想像以上のことはなく、もっとぐっちゃぐちゃになると思ったけど許容範囲、最後に親からの愛情不足のキティが死んだ両親の間に潜り込んで抱きしめるシーンが最も感動的なシーンだった。

子を持つ親だからこそ感じるものが多々あるのだが、いろんな人種や性を持つ4家族のいろんな話をごちゃ混ぜにした結果なんとも全員薄味になってしまったのが残念だ。口やかましい子供たち、美しいネル夫妻、このガスのもう少し深堀した背景などここに至るまでの物語をもう少し知りたかった。

最後、薬が合わなかったであろうアートは、ひょっとしたら他に耐性を持つ生き残りたちと生き残ると言うよりは、薬をもらえなかったホームレスとか移民と一緒にガスで苦しんでしまうのだろうというオチしか見えずキツかった。超可哀想じゃん。

なんだって嘘情報に惑わされた子供が最終的に生き残ってしまうオチを選択したのだろうか・・・。

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5件のコメント

ん?「薬が合わなかったであろうアート」って、そもそもアートは薬飲んでなくない?

あれ?そうでしたっけ?
ごめんなさい理解が足りていなかっただけでございます。
指摘ありがとうございます。

ちゃんと映画を観取れていない方もいるようですが、それ以前にあらすじで色々と間違いがあるようです。
昨日見たばかりなのでかなり鮮明に覚えています。
毒ガスは環境破壊が原因ではなく、「ロシア」が散布したと劇中にある。

アートは家を飛び出して、車中で一家が死んでいるのを見つけたときにどうやらわずかばかり毒ガスを吸ったと思われるし(後で痙攣と喀血したことから)、アートを連れ戻した父親はアートより暴露時間が短かったから毒ガスの影響を受けていなかったと推測される。

翌日薬を飲まなかったアートだけが目を覚ましたということは、毒ガスが致死性ではなかったと推測される。

貴重なご意見ありがとうございます!
海外と日本ではロシアのウクライナ侵略の影響で内容が違うのか!?
なんて思ってしまいましたが私がただ単にしっかり見れていないだけなのがわかり安心しました^^

少なくとも、日本語字幕の中では名言されていませんでした。
子供が「ロシア」と言い、
大人が「何でもロシアのせいにしないの」とか「緑の党に投票しておけばこんなことにならなかったのに」といったセリフがありました。

原文やスマホ画面では明言していたのかも知れません。

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