映画『ジョンウィック4 コンセクエンス』物語ネタバレ!ラストになるとは思えないエンディングとは




全米公開された『ジョンウィック4 コンセクエンス』物語結末までネタバレ(原題:John Wick: Chapter 4)シリーズ最高傑作のアクションシーンに目が釘付けになる!この映画は最終章になるのか?全ての因縁に決着をつけるジョンウィックの最後の姿にあなたは涙するだろう。

ジョンウィックチャプター4の海外の反応評価はこちら↓

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副題”コンセクエンス”の意味

John Wick: Chapter 4、は邦題「ジョンウィック コンセクエンス」というセンスのかけらもない邦題に改悪されているが、一応このコンセクエンスには”結果、結論、重要性”などの”よくない”結末などを意味する。

エンディングを見ればわかるがこの映画のラストは美しいのでこの副題ってどうなのかな?と感じると思う。というかジョン・ウィック4 でいいじゃん。ガーディアンオブギャラクシー リミックスぐらいクソタイトルだよね。

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映画『ジョンウィック4 コンセクエンス』物語ネタバレ

ニューヨークの地下

ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)ザ・バワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)からBKが「主席連合を狙う準備はできているか」と問われるまで延々と血が出るまで板を殴っている。ジョンが振り向くとパワリーキングはジョンのいつもの戦闘服を準備して待っていた。

モロッコ、ジョンは馬に乗った男たちを自身も馬で追いかけ殺した後、彼らの王で”ハイ・テーブル”の一人エルダー(ジョージ・ゲオルギュー)に跪き指輪を突きつけるが、ジョンに平和をもたらすのは死しかないと伝える。ジョンはエルダーの頭に2発銃弾を打ち込むと立ち去る。

コンチネンタルホテルの死

ニューヨーク

コンチネンタルホテルの支配人ウィンストン(イアン・マクシェーン)とコンシェルジュのシャロン(ランス・レディック)は、主席連合の工作員のハービンジャー(クランシー・ブラウン)に呼び出され、主席連合から派遣されたヴァンサン・ド・グラモン侯爵(ビル・スカルスガルド)に会う。

主席連合はエルダーが処刑されたことを二人に伝え、前作組織中の暗殺者を仕掛けておきながらジョンを殺せなかったウィンストンを叱責すると、彼らの目の前でコンチネンタルホテルを爆破させたあと、ウィンストンは組織から解雇され、さらに追い打ちをかけるように侯爵はシャロンの胸を撃ち抜くと立ち去る。

パリでは、盲目の殺し屋ケイン(ドニー・イェン)は、娘のミア(エイミー・クワン)が奏でるヴァイオリンの音に聞き入っていた。ケインは侯爵からジョンの暗殺を命令されるがケインは引退したと拒む。しかし侯爵は主席連合の命令を拒むならミアの命を奪うと脅す。

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コンチネンタルホテル 大阪

シマズ・コウジ(真田広之)が支配人を務めるコンチネンタルホテル大阪支店、娘のアキラ(澤山璃奈)は秘書兼、コンシェルジュを務めていた。シマズが屋上に向かうと旧友のジョンと出会い秘密裏に誰も手が出せない聖域を与えると約束するが、娘のアキラはジョンを信用していなかった。

すでにジョンが日本の大阪にいることを知っている侯爵の右腕チディ(マルコ・ザロー)が殺し屋を引き連れてやってくる。アキラがシマズに指示を仰ぐとシマズは部下を集めて侯爵の部下たちと対峙する。盲目の殺し屋ケインも侯爵側として現れ旧友のシマズにお互いの家族のために協力するべきだと助言するが、シマズは”兄弟”は売れないとチディの部下たちと戦いを始める。

部下たちは優秀で侯爵側の部下をほとんど殺すが、新たな公爵の増援に撤退する。チディたちが屋上にたどり着き、アキラは至近距離で弓矢を撃つ間抜けな戦術で敵を次々殺し、ジョンもアサルトライフルを相手に至近距離で肉弾戦を挑み肉弾戦を挑み普通に勝つ。シマズも撤退しながら殿となり日本刀でバッサバッサ銃を持った相手を殺しまくる。

ケインは盲目とは思えない見事な動きで敵を次々と殺し、人感センサートラップで遠くにいる敵を銃を撃ち込む見事な殺陣を魅せる。

アキラが途中で負傷しシマズと二人はその場から離れ、残ったジョンは次々に追手を殺しヌンチャクを使いチディもぶっ殺す。そこに現れたケインもジョンとの旧知の仲で互いに謝るが、ミアのために死闘を始める。座頭市のように音や匂いで敵をぶっ殺すような超人能力がないため、ケインがジョンを探す間に何度もジョンはケインを殺すタイミングがあったが、ジョンは撃つのを何度も躊躇う。

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追跡者”ミスター・ノーバディ”

そこに新たな刺客 、追跡者の”ミスター・ノーバディ”(シャミア・アンダーソン)と彼のペットのジャーマン・シェパードがケインごと撃ってくるためジョンはその場を離れる。しかしジョンが追手と戦っていると、ノーバディが現れ敵を殺して助ける。彼はジョンの現在の賞金額2000万ドル(現在のレートで約26億円)では足りないから値を上げるために助けると伝えジョンを逃す。

シマズとアキラの前にケインが待ち構えていた。ケインとシマズも旧知の仲でもあるが、ケインがジョンを追うのを許せず剣の決闘を始めるがケインの手でシマズは殺されてしまう(殺したくないケインはトドメを刺さずにいたが、シマズが諦めずに襲い掛かるためやむなく止めを刺す形になる)アキラ父に別れを告げた後、ジョンに会い父親の死を責め、ケインを殺すと復讐を誓い立ち去る。

爆破されたコンチネンタルホテルの前でウィンストンはバワリー・キングと会うと、いまだにジョンと親しい自分たち二人とも侯爵の標的になるのだろうと話していた。

ハービンジャーは大阪コンチネンタルでの不必要な流血について侯爵を暗に非難する。そんな侯爵のもとにミスター・ノーバディが訪れ、ジョンの懸賞金を2300万ドルにするように要望すると侯爵はそれに応じると、彼の手を刺して机に固定すると、ナイフを抜くか、手を抜いて彼の忠誠心を確認する。ミスター・ノーバディはナイフを抜かずにそのまま手を引き抜くと、侯爵は満足そうに彼の要求に応えることを約束する。

ジョンはシャロンの墓でウィンストンに会い、友人を亡くしたことを弔う。侯爵に復習したいウィンストンは、主席連合からの解放を勝ち取るためには、ジョンも神話レベルの話だと思っていた”主席連合との決闘”は実在する古の伝統を利用して、侯爵に決闘を申し込み打ち勝てと助言する。

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カティアの依頼

ベルリン

決闘の申し込みをするために一度は縁を切ったルスカ・ロマを再訪する。しかし速攻神父に散弾銃で撃たれ首に縄をかけられ、拘束される。姉のカティア(ナタリア・テナ)が、エルダーを殺したことで侯爵が父ピョートルの処刑を命じたため、ジョンに腹を立てていた。そこでジョンはカティアの名誉挽回に協力すると申し出たため、カティアは父親を殺したキラ(スコット・アトキンス)という主席連合の一人を殺せと条件を出す。

ジョンはキラのナイトクラブに潜入するが、そこにはジョンの行方を追ったケインとミスター・ノーバディも来ていた。3人はキラとカードゲームに興じるが、キラはイカサマをして三人を追い出そうとしたため、ジョンはトランプで部下の首を刺して反撃し三人で部下を殺しまくる。逃げたキラを追いかけ、部下を蹴散らしたジョンはキラを地上に突き落として絶命させ、キラの金歯を持ち帰る。その隙を狙うミスターノーバディに対しケインが彼は私の獲物だと止める。ジョンは持ち帰った金歯をカティアに見せると、カティアは喜び、ジョンの望み通りルスカ・ロマの家紋を腕に焼き付け、決闘のサポートを与える儀式を行う。

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決闘の条件

ウィンストンは、ジョンからの決闘の挑戦状を持って侯爵のもとを訪れる。侯爵は断ろうとするが、伝統を重んじる主席連合の一員であるなら決闘に応じなければならないと言い聞かせる。さらにウィンストンは、ジョンが勝てばウィンストンは破門は取り消しとなり、コンチネンタルの再建と支配人としての立場の復活を要求する。代わりに侯爵はウィンストンはジョンの”セカンド”になるのでジョンが死ねばお前も死ねと伝える。

ハービンジャーが立会人となり、侯爵とジョンは決闘の条件について互いに伏せられたカードをめくり、日の出とともにパリのサクレ・クール寺院で銃を使って決闘ことが決まる。どちらかが期限までに現れなかった場合は処刑対象となること、そこでケインは侯爵の”セカンド”となり、ジョンを殺すことができれば自分と娘を自由にすることに同意する。

ジョンは死んだ妻ヘレン(ブリジット・モイナハン)のために教会へ行く。そこでケインと出会いケインと互いの家族のことを話すと最後に友人と一緒にこうやって座ることは嬉しいと伝え別れる。ジョンはその後地下のホームに向かうとウィンストンとバウリーキングが現れ彼から激励と新しい銃と防弾スーツをプレゼントされる。

立ち塞がる100人の刺客

侯爵はジョンが決闘の地サクレ・クーアに時間までに間に合わないように、賞金額を2600万ドル(約34億円)に引き上げ日の出までにジョンを殺せる者に懸賞金を与えると大々的に周囲の殺し屋たちにアナウンスする。

この大々的なアナウンスに触発された暗殺者から傭兵まで武装した刺客が全員ジョンの首を狙う。日の出は6:03。ジョンはそれまで生き残るためサクレ・クーアに向かう。

組織の男たちが周辺に配置され組織の情報網によってジョンの居場所が逐一報告され次々に暗殺者が現れ始める。通行人を装った刺客に撃たれ、車に何度も轢かれながらジョンは戦いを続ける。ミスターノーバディは犬と一緒にジョンを狙う刺客を殺しながら侯爵を焦らして懸賞金を上げ続ける協力をする。ついに侯爵は最終的に4000万ドル(約53億円)ドルに懸賞金を釣り上げ賞金目当てに次々に刺客が襲いかかってくるが、ジョンは敵から奪ったドラゴンブレス弾(火炎弾)を装填したショットガンで刺客を次々にぶっ殺し続ける。(この時天井からの俯瞰視点となり見下ろし型のゲーム映像のようになりジョンが無双する姿を堪能することができる)

ついにミスターノーバディと二人になったジョンは戦い始めるがジョンが勝ち、ノーバディにトドメを誘うか迷う。そこに現れたチディがノーバディの犬を殺そうとしたためチディをぶっ飛ばして犬を助けると、ジョンは立ち去る。

ジョンはようやくサクレ・クーア前の階段にたどり着くが、刺客は止まることを知らず次々に襲い掛かりジョンの命を狙う。全て撃退して無事に上に上がるが再びチディが現れ満身創痍のジョンを階段下まで叩き落として何処かに消える。

諦めかけたジョンの前にケインが現れるとジョンが頂上まで行くため共に戦いながら登り、チディの仲間を殺すのを手伝う。またジョンはチディに殺されそうになるがノーバディの犬が現れチディの股間に噛みついたところで、ノーバディが現れ頭に弾丸を打ち込む。(去り際に犬はチディの顔におしっこをかける)

エンディングネタバレ「墓に眠るのは?」

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ケインとノーバディのおかげでジョンは、日が昇るほんの少し前に決闘場に到着する。ジョンとケインは防弾ジャケットを脱ぎ、単発式の古いピストルを手にすると、離れた場所でお互いに掛け声に合わせて1発づつ撃ち合う決闘が始まる。

1発目、互いに肩をかすめる軽傷。立会人の掛け声で数歩近づき、新たな弾薬をもらい2発目、ケインは脇腹を負傷、ジョンは肩を負傷する。ケインの負傷をみていたジョンは弾を込め3発目、ケインはジョンの腹に命中させるが、ジョンは発砲せずにいた。

その様子を見て勝ちを確信した侯爵は、ジョン・ウィックを殺すのは自分だとケインから銃を奪い取りジョンに近付き銃を向けるが、横にいたウィンストンに”お前は傲慢なクソ野郎だ”と言われ、ジョンが撃たずにいた三発目の銃弾を侯爵の頭にぶち込む。

見届けたハービンジャーは、ジョンとケインの2人が主席連合から解放されたことを宣言すると部下を引き連れて立ち去る。

ケインが立ち去り、ウィンストンが見守る中、ジョンは一人で階段を下り、途中で座り込むと、ヘレンとの美しい記憶を思い出し、ヘレンと呟くと、うつぶせに倒れたジョン・ウィックは自由人として死ぬ。

ヘレンの隣にジョンを埋葬したウィンストンとバワリー・キングがいる。バワリー・キングはウィンストンに、ジョンは天国と地獄のどちらにいると思う?と尋ねると、ウィンストンは “誰にそんなこと分かる?” と答える。2人は立ち去り、バワリー・キングはジョンの犬の世話をしてくれているようだ。

隠しエンディング「チャプター5か?」

クレジットの後

ケインは娘のミアと再会する。シマズの娘のアキラは彼への復讐を開始する。

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ジョン・ウィック5、続編確定の噂は

組織から見事に解放されたジョンウィックが妻を思い出して倒れるシーンでは、彼が明確に死んだことは描かれていない。その後のお墓のシーンも彼が本当に眠っているかも描いていないため”実は彼は一人で南の島でのんびりしていました”とか好き放題書くことはできる。

クレジットの後、父親の復讐に燃えるアキラが描かれているが、このシーンを入れてしまうのは続編確定と言っているようなものだとレビューにも書かれている。確かにジョンウィックは自由になったので彼の物語はここでおしまいのはずが、親友の娘を描くのは何かがおかしい、ケインもミアも幸せであるべきだ。それでも描くということは、アキラかミアどちらかをジョン・ウィックが暗殺者として育てる指導者として描かれる可能性はある。

元々世捨て人のような隠遁生活をしていたのだからそのような再スタートはあり得る。

まとめと感想「アクションの進化」

個人的には一番好きかも。

最初こそ色々な場所を飛び回ってテンポが悪いと感じたが、その後はひたすらひたすらぶっ殺しあいが始まるのでとにかくずっと楽しめた。

とにかくアクション凄い。

ジョンウィックのアクションは素早くテンポ良く明確で楽しい。お約束を極力減らしリアル感を出すために研究を重ねているのか、見栄えも良く楽しい。

敵の武装もレベルアップしてほぼ全員が防弾スーツ着ているのでヘッショ狙わないとなかなか倒れてくれなかったり、日本では甲冑兵士がきてまぁ相当銃弾をぶち込まないと死ななかったりととにかくスタイリッシュに銃弾をぶち込みまくるのでまぁ気持ちがいい。

3時間ぐらいあるうちの後半1時間は特にアクションが続く、50億円の懸賞金目当ての刺客との死闘は(冷静に考えて誰もスナイパーライフル使って殺さないのは懸賞金が取られちゃうから?なのかわざわざ至近距離での戦闘を挑む間抜けたちはご愛嬌。)前作だったかミュージアムでのショットガン無双シーンが大好きだったが、今作はまさかのドラゴンブレス弾でしかも俯瞰カメラによるアクションゲームさながらのワンショットアクションシーンは鼻血が出てもおかしくないほどに興奮させてもらった。

さらに盲目の殺し屋ケインを演じたドニー・イェンがいるだけで戦いの質がグッと上がって面白い。ただでさえリアルで楽しいジョンウィックアクションに本場の見事な素早い功夫アクションが入るとスタイリッシュでカッコよくてもう・・。しかも盲目で無敵と思ったら意外と銃弾飛び交う戦いではケインは正直戦力不足だったり、ジョンがかなり手加減しているのも互いに親友で殺したくないという気持ちが出ていたりとケインという人物の登場はこの映画を昇華させている。

正直この映画のドニー・イェンは輝いている。ワンスアポンアタイムシリーズから追っかけているファンとしても、カンフージャングルとか色々とアクション主体の映画は色々出演しているが正直物足りないと感じていた。どこか彼の出演する映画のアクションはジャッキーチェンの”エンタメアクション感”がずっと残っていたのもある。

そこにジョンウィックという作品に参加することで、ドニー・イェンに足りなかったアクションシーンの”明確さ”と”見栄え”と”リアル”さが融合し、見事に、本当に見事に、綺麗に映し出されているのがよく見えた。この作品で彼のアクションシーンが完成されたと思っている。

この映画はもう一度見たい。

こんな感想を持ったのは久しぶりだ。

あのアクションをもう一度落ち着いて楽しみたい。今回はコンタクトレンズだったけど今度は度が完璧に合ったメガネを付けて堪能してやりたい。

ジョンウィックチャプター4の海外の反応評価はこちら↓

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