映画『クリード3 過去の逆襲』物語ネタバレ!アドニスはなぜ復帰して戦うのか?




「ロッキーがいないとダメだ」映画『クリード3 過去の逆襲』物語結末ネタバレ!引退したクリードはなぜ復帰するのか?彼を恨む男デイムの過去とは?シリーズ最大の興行収入と言われているが、ファンの中ではシリーズ最低の作品とも呼ばれている理由とは?最後まで読んでみてください。

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映画『クリード3 過去の逆襲』物語ネタバレ

2002年、ロサンゼルス

15歳の青年ドニー”アドニス”クリード(タデウス・J・ミクソン)は里親の家を内緒で抜け出し親友のデイミアン”デイム”アンダーソン(スペンス・ムーアII)と合流し、デイムが参加する賭けボクシングのセコンドに入る。デイムは勝利し一緒に酒屋に向かうが、レオン(アーロン・アレクサンダー)という男を見かけたアドニスが声をかけるが無視されたため激怒したアドニスはレオンを激しく殴りつける。

2017年、南アフリカ

大人になったアドニス(マイケル・B・ジョーダン)は、出所したばかりの “プリティ “リッキー・コンラン(アンソニー・ベルー)と戦っていた。ラウンドを重ねるうちにコンランの弱点に気づいたアドニスは最終ラウンドにコンランをダウンさせドニー防衛戦に勝利する。

現代、

アドニスはボクシングを引退し、ビアンカ(テッサ・トンプソン)と結婚して娘のアマラ(ミラ・デイヴィス・ケント)と、祖母のメアリー・アン(フィリシア・ラシャド)と四人で悠々自適に暮らしていた。アマラは父のように強くなりたいと望みアドニスからボクシングの指導を受けている。妻のビアンカは歌手ではなくプロデューサーとして経験を重ねながら空いた時間は音楽制作に取り組んでいた。アドニスとビアンカは、脳卒中で倒れて以来、健康を害しているとも一緒に過ごしている。

アドニスはまた、元コーチのトニー “リトル・デューク “エバースJr(ウッド・ハリス)と共にボクシング・アカデミーを経営し、今は新人のフェリックス・エル・ゲレロ・チャベス(ホセ・ベナビデス)を鍛えヴィクター・ドラゴ(フロリアン・ムンテアヌ)との戦いに備えていた。フェリックスは母ラウラ(セレニス・レイバ)をセコンドについて二人三脚でチャンピオンを夢見ている。

デイムの恨み

ジムの外に出たアドニスは18年ぶりに出所したデイム(ジョナサン・メジャー)と再開し昼食を共にする。そこでデイムはボクシングを再開したいのでアドニスが手助けしてくれることを期待していた。また、デイムは刑務所の中でアドニスに手紙を書いたと言うがアドニスは一度も手紙をもらったことはないと伝える。

ある日、いじめっ子の女の子が突然アマラの絵を掴んで二つに引き裂いたためアマラは少女の顔を殴りつけてしまう。

その後、アドニスはデイムを自宅に招き夕食をする。そこでデイムはアドニスと二人きりでタイトルを賭けてフェリックスと戦いたいと言うがアドニスは拒否する。

アドニスはデイムとフェリックスとスパーリングさせてみるが、デイムは反則スレスレの戦い方を続けるためフェリックス達と乱闘になりそうになるがコーチ達の手で止められ、アドニスにデイムを追い出すように言うがアドニスは煮え切らない態度をとる。

ビアンカのパーティーに参加したフェリックス、ヴィクターたちボクサーと共にデイムも参加していた。デイムはビアンカにアドニスとの過去にあったことを聞くといいと話していると、突然ヴィクターに暴漢が襲い掛かり殴りつけると右手に警棒で殴りつける。犯人はその場で逮捕されたが、フェリックスの対戦相手がいなくなってしまい困っているところにアドニスはデュークとフェリックスに、アポロと戦ったロッキーのように、フェリックスと対デイム戦を持ちかけフェリックスはそれを承諾する。

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デイムvsフェリックス

フェリックスとデイム戦が始まると、序盤はフェリックスが圧倒的な強さを見せるが、デイムはクリンチしながら膝蹴り、伸び切った肩の下を殴る、膝、頭突きなどブーイングをものともせず汚い立ち回りを続けた結果、左腕が上がらなくなってしまったところを狙い撃ちされ後半は手も足も出せないままタコ殴りにされてたフェリックスはぶっ倒れKOされてしまう。

試合後、ドニーはメアリー・アンを訪ねデイムについて何か知らないかと尋ね、彼女は、デイムが刑務所に入ったのと同じ道をアドニスに歩ませないために、デイムが書いた手紙を保管していることを明かす。アドニスはなぜそんなことをするのか?とメアリー・アンに怒りをぶつける。すると祖母が差し出した刑務所仲間達の写真の中にヴィクターに襲いかかった暴漢とデイムが一緒に写っていることに気が付く。

アドニスはデイムが荒くれもの仲間と行なっているビーチパーティに向かいデイムを問い詰めると、デイムは自分がリングに上がるためにビクターが襲われるように仕向けたことを認め、裏切り者のアドニスの全てを奪うつもりだと本性を表し、アドニスを殴りつける。

デイムのダーティーな戦いと鮮烈な再デビューはボクシング界で良くも悪くもセンセーションを巻き起こし、メディアに登場すると過去に自分を裏切ったアドニスを公然と罵倒する。ビアンカはアドニスに、デイムとの間に何があったのか聞こうとするが、ドニーは説明する気になれないと隠そうとする。

その後、アドニスはビアンカからの電話で電話をかけ、メアリー・アンが再び脳卒中を起こしたと言う。アドニスは病院に向かいメアリー・アンに会い先日の件について謝罪するが、メアリーはアドニスのおかげでアポロの不倫を許すことができたことを話した後、アドニスに感謝している伝えると息を引き取る。

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デイムが恨む理由と真実

メアリー・アンの葬儀の後、アドニスはビアンカに真実を話す。アドニスが少年時代に殴った男レオンはアドニスの里親で、アドニスは彼から壮絶な虐待を受けていたこと、あの時酒屋でレオンと再会した途端、レオンの友人2人に引き剥がされるまで殴り続けてしまったこと。友人二人に向かってデイムが銃を突きつけたタイミングで警察が到着したこと、そしてアドニスはその場から走って逃げ出し、デイムだけが逮捕されることになったこと。デイムに対し罪悪感と恐怖で面会しに向かわなかったことを正直に話すと、ビアンカはなら戦う以外に方法はないとアドニスの背中を押す。

アドニスは “First Take “に出演し、カムバックを表明した背景にあるデイムとの関係性について語る。その様子を自宅で見ていたデイムは電話してアドニスをさらに敵視し、詐欺師と呼んで非難するが、アドニスは戦う意思を示しデイムは承諾する。カムバックしたアドニスは回復したビクターとデュークと練習を始め徐々にカンを取り戻していく。

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エンディングネタバレ「最後に立つのは誰だ」

大会当日、”バトル・オブ・ロサンゼルス “と銘打たれた大一番の夜。

序盤からデイムはダーティースタイルで残虐な攻撃を浴びせられ、かつての恐怖を振り切ることができないアドニスは防戦一報となる。

ラウンドをなんとか凌ぎ切ったアドニスにデュークは恐怖と罪悪感を捨てて戦うようにアドバイスし勝てると励まされ再び立ち上がる。しかしダメージが蓄積していたアドニスはデイムの強烈なパンチを腹に受けてしまいダウンしてしまう。

諦めかけていたアドニスは恐怖を振り払い立ち上がると弱点のスタミナが切れたデイムに対しラッシュを繰り出しノックアウトしヘビー級王座を奪還するのだった。

試合後、アドニスはデイムの控室を訪れあの時逃げてしまったこと、手を差し伸べなかったことを謝るとデイムはアドニスを許すと言う。

控室を出たアドニスはビアンカと二人でリングでボクシングの真似をするアマラを見つけ、アマラとリング上で少し遊んだ後リングから降りる。

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海外の感想評価 IMDb 7.4/10

7/10
ロッキー/クリード映画の2つの重要な器官、ハートとガッツが欠けている。
さて、内臓は臓器ではないかもしれないが、この映画には欠けているものがある。それは、シルベスター・スタローンの存在だ。この映画はしばしば、観客に「感じる」ことをさせようと懸命に努力しているのに、彼は欠けていて、その不在は感じられる。
ハートもガッツもないのだから、そんなことはできない。
ボクシングのシーンはビデオゲームのようであり、ボクシング以外のシーンはライフタイムの映画のようである。
この映画が6点ではなく7点である唯一の理由は、マイケル・B・ジョーダンとジョナサン・メジャーの2人のスクリーンプレゼンスとカリスマ性にある。彼らは信じられないほど素晴らしい。
しかし、気迫がない。タフネスがない。艶っぽすぎるのです。
上映時間が2時間以下なのはいいことだ。それはそうだ。しかし、この物語は、敵役の突然の上昇で信じられないものです。
与えられた時間なら、安っぽいロック音楽、あるいはラップ音楽で素敵なロッキーのモンタージュをすれば、効果的なシャウトになったはずです。
また、この映画は、若い頃のこの2人を引き離した法的な事件の根本的な原因にたどり着くのにあまりにも時間がかかりすぎるのも事実である。
これは、クリード映画の中で最も弱いものだ。
ロッキーバースでは、ロッキーVと並んで最下位に位置している。

7/10
この映画には良いところもたくさんあるし、失敗もある。
『クリードIII』(2023年)には良いところもたくさんあるし、いくつかの失敗もある。
このストーリーの前提はとても良く、たくさんの可能性を持っていた。演技と状況の設定はとてつもなく素晴らしい。
ジョナサン・メジャーはハリウッドのエリートとしての地位を確立し続け、ジョーダン、ラシャド、トンプソンは互いを支え合い、完璧に演じ切っている。キャスト間の相性は抜群で、”子役 “たちでさえも力強い演技を披露しています。
この映画はIMAX用に作られたもので、素晴らしい撮影技術、色使い、カメラアングル、スピードアップとスローダウンのショットが見事だった。
リングのイントロはボクシング映画史上最高の描写で、サウンドトラックもすばらしかった。また、デフ個人としての生き方を取り入れたのも良かった。しかし、残念なことに、最後の戦いになると、実行されたときよりも紙の上でより良くなったコンセプトのように感じられました。
CGIを使った最後のシークエンスは、ちょっと安っぽく、私にはうまくいきませんでした。トレーナーのハリスは、スタローンやバージェス・メレディスから大きく後退しており、これらのキャラクターがフランチャイズに与えたインパクトはなかった。特にエンディングの戦いは、フランチャイズの方向性や雰囲気を変える大きなチャンスがあったのに、まるで下手なガッツポーズをしてしまったようなものです(この作品にもそういうシーンがあります)。
全体として、これは間違いなく見る価値があるが、『クリード』3部作の中で最も悪い作品である。点数は7/10で、一度見ることをお勧めします。

5/10
悪くはない、ただ、多くを期待しない方がいい
原作のキャラクターを再利用したスピンオフ・フランチャイズのパート3が登場しました。オリジナルのキャラクターを一切使わず、悪党に走るとどうなるか?
「クリードII」のエンディングよりも予測可能な、当たり障りのないストーリーが出来上がるのです。
誤解しないでほしいのですが、私はこの映画をとても楽しみましたし、しっかりした出来だと思いました。結局のところ、パート3なのだ。
アドニス(MBJ)の過去が、ダミアン(ジョナサン・メジャー)という形で彼に追いついてきたのだ。アドニスはチンピラで、悪い連中とつるんでいたことが判明した。ダミアンは新進気鋭のボクサーだったが、18年間刑務所に入っていた(理由は特にない)。そして今、彼はアドニスによって「盗まれた」と信じるものすべてを主張するために戻ってきた。
悪くないアイデアでしょう?
問題は、それが飽きられ、予測可能であることです。アドニスがダミアンと対決するのは分かっているし、結末も分かっているし、トレーニングのモンタージュがあり、たくさんの悪口を言う…でも、ロッキーは出てこない。

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まとめと感想

実はロッキー1、2以外クリードとか興味がなかったが、なんでそんなに世界的に人気なのかが気になったので視聴してみた。

映像超綺麗だなとは思ったけど肝心のボクシングシーンは、、なんだろう、CGとかスローモーションとお約束みたいなやりとりがあるのは仕方がないが、映像技術ばかりが発展した結果、生々しさが薄れたように感じる。ロッキー初期のような感動はなかった。

物語もお約束みたいな感じで、主人公クリードに恨みを持つ男が登場して、あ、おばあちゃん殺してクリードの成長の踏み台にするな、で、最後はこうなるんだろうなって序盤で予想したそのまんまの内容で…ってなった。

というかロッキー出とけよ。

ロッキーでないならやめとくべきだったな。と。

ロッキーがいるから軸ができるのに、主人公がいないロッキーはブルース・ウィルスがいないダイハード、ってぐらい物足りない。

フランチャイズ映画のクソ。

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