映画『ノック 終末の訪問者』結末ネタバレ!驚愕のエンディングがない凡作?




「え?これで終わり?」評価も興行収入も大爆死した映画『ノック 終末の訪問者(原題:Knock at the Cabin)』物語結末までネタバレ!シャマラン監督作品ならではの驚愕のラストを望んでいたファンが肩透かしを食らった物語の内容とは?と海外の感想評価も紹介

シックスセンス以降微妙な作品を作り続ける才能があるのかないのかよくわからないM・ナイト・シャマラン監督が今度は原作ありの作品を作ったとなれば興味を引かれない人はいません。特にバウティスタが悪者なのかサイコパスなのか聖人なのか曖昧な武装した男で家族を人質に取って生贄にならないと世界は滅びるとか言っているヤベェやつだなんて予告を見たら見るしかないでしょう。

が、2023年1月に公開されるも微妙な評価と興行収入で、長靴をはいた猫、ミーガン、オットーと言う男、微妙な映画Missingにすらも公開二週目で負けるという大失敗に終わりそうなスタートを切った本作。一体どんな映画なのか?興味を持った方は是非とも予告を見た後に最後までお読みください。

スポンサーリンク




キャストスタッフ

監督
M. ナイト・シャマラン
脚本
M. ナイト・シャマラン
スティーブ・デスモンド
マイケル・シャーマン
原作
ポール・トレンブレイ (原作:「世界の果てのキャビン」)

キャスト
デイヴ・バウティスタ … レナード
ジョナサン・グロフ… エリック
ルパート・グリント… レドモンド
ニッキー・アムカバード… サブリナ
ベン・オルドリッジ … アンドリュー
アビー・クイン… エイドリアン
クリステン・クイ … ウェン

スポンサーリンク

映画『ノック 終末の訪問者』ネタバレ!

ゲイのエリック(ジョナサン・グロフ)とパートナーのアンドリュー(ベン・オルドリッジ)娘のウェン(クリステン・クイ)が森にある小屋でバカンスを楽しんでいた。娘のウェンがバッタを瓶に集めていると大柄な男レナード(デイヴ・バウティスタ)に声をかけられ全身刺青だらけだが優しいレナードに心を許したウェンは一緒にバッタ捕りをする。そこにサブリナ(ニッキ・アムカバード)エイドリアン(アビー・クイン)レッドモンド(ルパート・グリント)が武器を持って森から現れたためウェンは走って小屋に戻る。

謎の武装四人組

ウェンはエリックとアンドリューに警告しに行くが子供の戯言だとバカにする。そこにレナードがドアをノックてドア越しに”自分たちはある任務のために来たのであなたと直接話がしたい”と言われエリック達はドアや窓をロックして警戒する。レナードは穏やかな声で話がしたいと繰り返す。窓が破られ侵入してきたサブリナと揉み合いになったエリックは頭に攻撃を受け意識を失ってしまう。アンドリューは次に侵入してきたレッドモンドと戦い激しくぶっ叩くも、続いてレナードとエイドリアンが現れたため多勢に無勢となったエリックは抵抗を諦める。

過去、エリックはアンドリューとアンドリューの両親(マッケナ・カリガン、イアン・メリル・ピークス)と顔合わせとするが、両親の表情から息子、そしてエリックの同性愛には未だ抵抗がある様子が伝わる。両親はここまで7時間ドライブして二人に45分だけ会い帰ってしまい悲しむアンドリューに対し、エリックはずっと一緒にいると愛を誓う。

スポンサーリンク

死ねば人類が救われると言われても

エリックとアンドリューは縛られ、ウェンは二人の間でアニメを見ていた。レナードたちは一方的に自己紹介と経歴を話し始める。

レナードは子供のバスケットボールのコーチで、サブリナは看護師、エイドリアンは調理師、レドモンドは衛生管理をしているただの一般市民であること、しかし最近この4人は”終末のビジョン(予言)”を見て”人類が生き残るためには生贄が必要で、エリック達が選ばれた”のだと説明。あり得ない説明にエリックは怒り出すがレナードは淡々ともしエリック一家が選択を誤れば、人類にとって破滅的な出来事が現実のものとなってしまうと言う。エリックとアンドリューは、当たり前だが死にたくないし誰も犠牲にしたくないと断固として生贄には反対する。

そしてレドモンドは涙を流し、怖いと呟きながら白い布を被り震えながらひざまづく。するとサブリナとエイドリアンがエリック達の目の前でレドモンドの頭に武器を突き刺して殺すと、レナードが斧で首を切断する。

スポンサーリンク

天変地異

再び過去、エリックとアンドリューがウェン養子にするときに初めて出会った時のことを思い出す。

現在、

レナードは吐いたあと、レドモンドの死体を外に出す。そしてテレビをつけると、ニュース速報が入りマグニチュード8.5地震と津波が発生し多くの死者が出ていることを伝える。(速報の前に放送していた通販番組にはいつも通り監督のM・ナイト・シャマラン監督が出ていた。この出たがり癖は治らないのね)

次々と起こる異常気象のニュースを見せわかったか?と言う顔でレナードはこっちを見るが、アンドリューは、かつてバーで暴れていたレドモンドに見覚えがあること、自分たちがゲイだから襲われているのだろうと言うが、レナード一行はそのような理由ではないと言い張る。さらにニュース映像は続き高さ100m近い大津波が市民に襲いかかる映像が映し出され一同は沈黙する。サブリナがアンドリューの頭の傷の手当てをしている間にウェンは外に出て助けを求めるもあっさりとレナードに追いつかれ家に連れ戻されてしまう。

スポンサーリンク

誰が生贄になって世界を救う?

翌朝、エイドリアンはウェンのために朝食を作る。

そしてエイドリアンは、自分にはチャーリーという息子がいて、ビジョンで何度も彼の死を目撃し、息子の叫び声が頭から離れないこと、そして涙を流しレナードの言ったことは本当で考えて決断してほしいと男たちに懇願するが、アンドリューは生贄はノーと断る。

するとエイドリアンはレドモンドと同じように白いマスクを被り顔を隠す、恐怖で震えるエイドリアンだったが、サブリナに刺されレナードに首を切られたエイドリアンはレドモンドと同じように外に連れ出される。

そしてレナードがテレビをつけると今度は地震ではなく、子供たちを襲う致死的なウイルス感染症が蔓延し世界的にロックダウンが発生しているニュースを見る。しかしアンドリューは、テレビに流れているニュースは自分達を信じさせるために事前に録画されたものでレナード達は嘘つきだと言い張る。

レオナルドとサブリナは再びエリックとアンドリューを説得しようとするが、ウェンが癇癪を起こしたふりをしてエリックはウェンからもらったナイフで縄を解いて暴れ回る隙に、アンドリューも縄を解いて車に乗り込もうとするが、サブリナに脇腹を刺されるが隠してあった銃を手に入れたアンドリューはサブリナの頭上に発砲してサブリナにどこかに行くように命令するが襲いかかってきたサブリナの腹部に銃を発砲する。

スポンサーリンク

世界の異変が加速

過去、

エリックとアンドリューはバーでどことなくレドモンドに似た男に襲われた経験をきっかけに、護身術の訓練を受け、銃を購入して車に積んでいた過去をが映し出される。

レナードはアンドリューの銃撃で死んでしまったサブリナの首を刎ねて死体を外に出した後、レドモンドの財布から彼がローリー・オバノンという男でやはりかつてバーで暴行をしてきた前科持ちの男だったことがわかり、アンドリューはレナードに銃で脅しトイレに入るように命じる。解放されたエリック、アンドリュー、ウェンだったがレナードがトイレの窓ガラスを破る音が聞こえたため逃げられたと思ったアンドリューが部屋に飛び込むとレナードに襲われて銃を奪われてしまう。

レナードは震えながら銃を向けながらテレビをつけるように伝える。テレビでは世界中の航空会社数百社に謎の障害が発生し、世界中で数千機の飛行機が次々と墜落する映像が映し出される。テレビに背を向けたレナードがキャスターと同じセリフを喋り、ビジョンを見たことを伝えようとするも、アンドリューは全てリハーサルで通りだから同じセリフが話せるのだと断固としてレナードの話、世界に起きている悲劇を信じようとしない。

エンディングネタバレ「最後の犠牲者は?」

レナードはエリックとアンドリューを外に連れ出すと、災害が起こさないための最後のチャンスだと告げると、エリックはウェンに誰かが迎えに行くまで近くのツリーハウスに隠れているように伝える。

それでもエリックとアンドリューは生贄を拒んだことで、悲劇を止めるには後数分しかないと告げ、持っていたナイフで喉をかき切って死ぬ。すると上空で巨大な嵐が発生し始め、地面や様々な木に雷が落ち、さらに空から飛行機が降ってくる。

家の中に戻ったエリックはアンドリューに今まで見てきたレナードたちののビジョン(予言)が本物だと信じ始めたことを話し始める。レドモンドは悪意、アドリアンは栄養、サブリナは健康、レオナルドは導きと、それぞれが人間の側面を表していること、アンドリューは認めようとしないがエリックは話し続け。彼らは”黙示録の四騎士”で彼らの死はこの破壊を止めるために必要な犠牲だったこと、そしてエリックが犠牲を払う覚悟を決めたこと、エリックもビジョンを見たこと、そこには”歳をとったアンドリューが大人になったウェンと一緒に仲良く暮らしている姿、そしてウェンにはアンドリュー達と同じぐらいの愛を与えてくれる人を見つけた”ビジョンだったことをアンドリューに伝える。

そしてエリックはアンドリューの手で銃で死ぬ。

泣きながらアンドリューはツリーハウスにウェンを迎えに行くと二人で歩いてレナード達が乗ってきた車に乗り込むと近くのダイナーに避難する。テレビのニュースで今まで世界を脅かしていた災害が全て収束したと言うニュースが流れていた。車に戻ったアンドリューとウェンは、レナード、サブリナ、レドモンド、エイドリアン達が本当に言っていた通りの職業の一般人だったことを示す証明書や手がかりを見た後、二人は未来に向かって車を出発させる。

スポンサーリンク

海外の感想評価 メタスコア63点

6/10
この映画はもっとひねりが必要だった。M.ナイト・シャマランの映画としては奇妙な問題である。
映画『ノック 終末の訪問者(原題:Knock at the Cabin)』(2023)はM・ナイト・シャマランの新作。ストーリーは、休暇で森の中の小屋に滞在中の2人の男性とその娘。3人のうちの1人が他の2人の手によって死ななければ、世界は終わる」という最終通告を持って森から出てきた4人の人物に、彼らは襲われる。3人のうち1人は他の2人の手によって死ななければならない、さもなければ世界は終わるというのだ。果たして一家は全員を見殺しにするのか、それとも世界を救うのか、それとも4人のサイコパスによる手の込んだゲームなのか?
この作品のストーリーやキャラクターは多くの可能性を秘めていたが、残念ながら、ラストシーンに至るまで、あらゆる状況がストレートで予測可能なものであった。撮影やカメラアングルはとても良く、デイヴ・バウティスタが素晴らしい演技を見せてくれたのに、残念です。彼のキャラクターは簡単に私のお気に入りになりました。しかし、登場人物のバックストーリーをもっと練る必要があり、「スタンド」のように、全員が山小屋で出会う前にもっと練る必要があった。その登場人物がどうなるかは、あまり気になりませんでした(家族の決断があまりにも安易でした)。殺陣のシーンは、もっとゴリゴリと迫力が欲しかった。両親が置かれている状況を強調するために、間違いなくもっとうまくできたはずだ。結論は単純明快で、何がどのように起こるのかが分かってしまう。
残念ながら、この映画にはもっとひねりが必要で、M.ナイト・シャマランの映画としては奇妙な問題である。点数は6点/10点で、一度見ることをお勧めします。

6/10
エンディングはもう知っている
映画『ノック 終末の訪問者(原題:Knock at the Cabin)』の最悪なところは、四騎士が嘘をついていると本当に信じている場合のみ結末が納得できることで、私はほとんど信じていませんでした。
そのため、彼らが言った通りのことが起こるという非ひねりは、最後にひねりがあって見る価値があると思い続けていた映画に、濡れ衣を着せひねりがないのです。私はそれを楽しめませんでした。この映画は、最初から何が起こるかを正確に教えてくれて、それで終わりなので、彼らの言うことを信じている限り、この映画は何のインパクトもないのです。

4/10
前提の無駄
映画『ノック 終末の訪問者(原題:Knock at the Cabin)』の原作本を読んでから観ました。世界の果ての小屋」は、登場人物の歴史、選択の背景にある哲学に本当に踏み込んだ素晴らしい本で、最後には誰が正しいのか分からない曖昧な終わり方をしました。
映画は、原作をいかにしてウィキペディアの要約にしたかという点で、The Last Airbenderと同等であり、稚拙な会話、演技、そして的外れな結末を迎えた。唯一の救いは、Dave Bautistaの演技でした。彼は、恐ろしいことを強いられる金の心を持った巨人という役柄を、本当にうまく演じていた。彼の目に浮かぶ悲しみと、自分が見たものが真実であるという確信が本当に伝わってくるのです。
M. ナイトは脚本に助けを求める必要があります。彼は自分が何をしているのか分かっていないだけなのです。

もっと世界中のリアルな評価を読みたい人はこちら←

まとめと感想

ううーん。

レナード達はカルト集団か、本物の世界を救う天使なのか、最後まで曖昧にすればよかったのに、なんともなんとも微妙な展開についていけなかったのが正直なところ。なぜ彼らなのか、選択って?既に起きている災害が一人が死ぬたびに減っていくならわかるけど、死ぬたびに地震、津波、ウイルス、飛行機墜落が起きるのはなんとも???が加速した。

???

何も面白くなかったんだけどな。

関連



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

error: Content is protected !!