映画『Suitable Flesh』物語結末までネタバレと海外の感想評価まとめ




映画『Suitable Flesh』物語結末までネタバレと海外の感想評価まとめ

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映画『Suitable Flesh』物語結末までネタバレ

病院の死体安置所でダニエラ・アプトン医師(バーバラ・クランプトン)は惨殺死体を見て、無残に殺された見知らぬ人物の死体について話をした後、ダニエラは精神病院に収監されているエリザベス・ダービー医師(ヘザー・グラハム)を訪ねます。収監されているエリザベスはダニエラの顔を見るや否や”あいつの死体の脳を破壊したか?火葬したか?ちゃんと殺したのか?”と何度も何度も恐ろしい形相で確認しダニエラたちを困惑させます。

ダニエラは、あなたは統合失調症だと伝えると、エリザベスは落ち着きを取り戻し、私がなぜ彼を殺すように伝えているのかを語り始めるのでした。

エイサは多重人格者なのか?

少し前、精神科医のエリザベス・ダービーはいつも通りカウンセリングを行っていると、エイサ・ウェイト(ジュダ・ルイス)と名乗る男性がクリニックを訪れ、”父親が自分の肉体を占拠している”と訴えます。セッション中何度も何度も電話が鳴り続け、エイサが父親からの電話を受けると、何かを言われた途端、エイサは激しい発作を起こしながら”助けて”とつぶやき倒れます。

すると、エイサは人格が変わったかのように冷静な表情で立ち上がると、先ほどの自信のない青年が、プレイボーイのような振る舞いをするのでした。目の前で多重人格障害のような豹変した態度に興味を持ったエリザベスは、こんな珍しい症例をほっておけず個人的な番号を渡して別れるのでした。

その晩、夫エディと淡白なセックスをしている最中、突然エイサの姿を想像し、彼に抱かれる妄想をした途端エリザベスは興奮を抑えきれず絶頂に達します。

彼の住所を覚えていたエリザベスはエイサの家に行き、彼の父エフライム(ブルース・デイヴィソン)と出会います。エフライムは重病を患っており薬無しでは生活できないような辛い日々を送っていました。エリザベスは息子のエイサについて話をしますが、彼は奇妙な生き物とシンボルが描かれた本を読み彼女を無視した挙句、彼女の手をナイフで傷をつけて追い出すのでした。

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乗り移り

その夜、エイサから助けてほしいと電話が入り、エリザベスが彼の家に向かうと、エフライムが発作を起こし床に倒れて死にかけていました。エリザベスはエイサに薬を渡すように伝えますが、エイサは薬を渡すことを頑なに拒み、さらに父親の頭を破壊しなければならない!とナイフを取り出します。そして、エイサは、父が3回目の呪文を唱えれば、僕の体を乗っ取ってしまうから確実に脳を破壊しなければならないと告げます。しかし信じることができないエリザベスはエイサを無視してエフライムに薬を服用させます。

薬を飲んで復活したエフライムは、エイサを抱き抱えると耳元で謎の呪文を唱えます。その途端、エフライムは倒れ、逆にエイサが再び激しい発作を起こし始めるのでした。しばらくするとエリザベスの前でエフライムは死亡し、起き上がったエイサは落ち着きを取り戻し立ち上がります。

エリザベスは救急車を呼ぼうとしますが、エイサはそれを阻止してエリザベスとセックスを始めます。行為の最中、エイサが彼女の耳元で呪文をささやくと、2人は一時的に体が入れ替わります。行為の最中、突然エイサの体に乗り移ったエリザベスは混乱し、エリザベスの体に乗り移ったエイサが乗り移りについて説明した後、再び彼らは互いの体に戻ります。

混乱が収まらないままでいるエリザベスの前で、突然エフライムが起きあがりエリザベスに”僕はエイサだ!父の体の中に閉じ込められている”と叫びますが、その瞬間エイサの体を奪ったエフライムが彼の首をナイフで切断し殺されてしまいます。

翌日、エリザベスは友人のダニエラ・アプトン医師に昨夜自分に起きた肉体の入れ替え(ボディ・スイッチ)について説明しますが、ダニエラは彼女の言っている意味が理解することはありませんでした。

2人の刑事がダービー邸を訪れ、エフライムの屋敷が火事になり、エフライムが行方不明になった件についてエリザベスに尋問しますが、彼女は有益な情報を伝えることができず、警察は立ち去ります。しかし、エイサとの関係について問いただされたエリザベスはエイサと関係を持ったことを正直に伝えエディを落胆させます。

後日オフィスにいたエリザベスの元をエイサが訪れ、エリザベスが彼を誘いセックスを始めると、エイサの顔がエフライムに変化して叫び出すと、そのまま押し出されて落下死する夢を見ます。

エフライム(エイサの体)は地下室の柱に手錠をかけ自分を拘束した後、エリザベスに電話をかけ、呪文を唱えエリザベスと体を入れ替えます。エリザベスの体に乗り移ったエフライムは昼から酒を飲み、帰宅したエディを誘って激しいセックスを始めます。

拘束されたエイサの体で目を覚ましたエリザベスは、なんとかダニエラ医師に電話をして事情を説明してなんとか入れ替わりの事実を伝えることに成功しますが、時間切れで二人は互いに元に戻ります。エイサの体に戻ったエフライムは隠してあった鍵で開錠するとダニエラをさっさと追い出すのでした。

自分の体に戻ったエリザベスは、この強制的な入れ替わりが今後永遠に続くと悟り、オフィスから飛び降りようとします。そこにエイサが現れ、頭を破壊すれば入れ替わりから逃げられると告げたため、エリザベスはナイフで彼の頭を刺した後、窓から投げ捨てます。下に落下しても生きていることに気づいたエリザベスは、車で何度も轢き、さらにナイフで何度も刺してトドメを指しますが、そこに警察が登場したため、警察に逮捕されてしまいます。

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エンディングネタバレ「最後に笑うのは誰だ?」

現在、エリザベスはダニエラに事情を説明し終わります。

これにより、冒頭でダニエラが見ていた惨殺死体はエリザベスによって切り刻まれたエフライムだったことが判明します。

そして検視官による検死が行われますが、なぜかエフライムが目を覚まし呪文を唱え、エリザベスと体が入れ替わります。エイサの死体に乗り移ってしまったエリザベスは地べたを這いずり回りますが息絶えてしまうのでした。

その様子を見ていたダニエラは二人の体が入れ替わったことに気がつき、エフライムに襲いかかりますが、半端に介入した警備員の銃を奪われてしまいます。

そしてエフライムは呪文を唱えダニエラと体を入れ替えると、警察官によって二人は引き剥がされます。ダニエラはオフィスでエディを誘う一方で、エリザベスの体内に閉じ込められたダニエラは精神病院の中で叫び続けているシーンで物語は終了します。

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IMDb 5.4/10 海外の感想評価まとめ

IMDb

6/10
奇妙なラブクラフト的愛…多面体
ラヴクラフトの映画化としては…これはかなり良い(大抵はかなり悪いのだが)。
正直なところ、ラヴクラフトの映画化にはチーズが欠かせない。
もちろん、これは安っぽい。
あまりに奇妙な物語なので、あまり深刻に考える必要はない。
奇妙な、ちょっと近親相姦的な三角関係を描いているのだから。
少年とその病弱な父親、そしてクーガーの精神科医の間で。
しかし、それはすぐに、ある種の愛の多面体へと変化する。
登場人物たちは、身体から身体へと入れ替わりながら…。
最終的には古代の呪いの仕業であることが明らかになる。
全体として、安っぽく、ひねくれていて、楽しい。
ラヴクラフト映画はそうあるべきだ。

7/10
この作品は、80年代のテイルズ・オブ・ザ・クリプトのような、長いエピソードが楽しめます。
ラヴクラフトの物語をベースにしたシリアスなホラーを期待して観に行ったので、最初は演技にがっかりしました。しかし、最後に大きなプロットホールがあったことを除けば、ストーリーはとても良かった。
低予算のようだが、カメラ効果や若干のゴア描写が効いていた。セクシーなシーンも例外なくよくできていた。
6/10
古代の呪い…あなたとあなたとあなたのために
この映画には、「悪魔のタコ: “悪魔のタコ…最高だ” “それから、私は本当に私の老人をFしたかったに違いない”。
80年代、ソープオペラのような、意図的にカンペキな作品だったので、ストレートでシリアスなホラー映画を期待して観ない方がいい。批評家にとって、ホラーは人々が奇妙になれる唯一のジャンルのひとつであることを忘れてはいけないと思う。それはあなたの好みではないかもしれないし、オスカーに値するものではないかもしれないが、創造性が生きていて、起こっていることを喜んでほしい。
「マリグナント」「テイルズ・フロム・ザ・クリプト」のファン向け。

8/10
多少わかりにくいが、信じられないほど楽しい映画化カニバルコープスグラインダー20年10月20日奇妙な事件の後、ある医師が精神科医を助けようとする。その医師は、治療が必要な希少な多重人格障害と思われる顧客との体験に関わり、彼の肉体を奪おうとする他の力から彼を救う競争へと変貌する。
非常に楽しく、好感の持てる作品である。ここでの良い点のひとつは、堅実で夢中にさせるセットアップであり、このセットアップがすべての設定に関わる、かなり楽しい時間をもたらしている。しかし、状況がエスカレートするにつれて、全体が必要以上に混乱していることがすぐに明らかになり、それがこの作品の最大の欠点となっている。憑依の性質、仕組み、憑依される方法については、ちらっとしか描かれないので、この映画は、ここで演じられるコンセプトのバランスを取ろうとするために必要以上に混乱しがちだ。何が起こっているのか、誰がどの身体にいるのか、区別する方法がないため、時折、整理するのに苦労する。
未評価/R:グラフィックな暴力、グラフィックな言語、性的内容、短いヌード、薬物使用。

9/10
はじめに言葉ありき
私はこの作品がとても好きだ。最初はヘザー・グラハム目当てで観たんだ。そして彼女は本当に素敵だ!ほとんどの女性は首に年齢が出始める。だから多くの人がスカーフを巻き始める。首を隠すためにね。ヘザーは53歳だが、ほとんどの角度から見ると35歳に見える。
彼女はまだ美しく、素晴らしい女優だ。首に年齢を感じさせない。プロットも面白く、演技も素晴らしい。超常現象が絡むホラー映画には、不信感を持たなければならない。いつ “スイッチ “が切り替わるのか、疑う余地もなく、うまく演じていた。私にとって唯一の弱点は、夫の演技力、あるいは脚本が不足していただけかもしれない。それ以外は、デンゼル・ワシントン主演の『Fallen』と同じくらい楽しめた。Suitable Flesh』は、それほどの力作ではないが、なかなかいい!

9/10
このラブクラフト的な乗り物を十分に楽しんだ
ラヴクラフトを見事にアレンジした作品だと思う: グロテスクで、セクシーで、異世界のような存在感があり、心を揺さぶる倒錯的なひねりがある。そしてキャストも、まだ売れていないヘザー・グラハムとバーバラ・クランプトンを含む、選ばれし4人の主役以外に誰がこれらの役を演じられるだろうか?脚本、演技、そしてスクリーン上のカリスマ性は素晴らしく、上映時間中ずっと飽きることなく楽しめた。私の採点は少し寛大かもしれないが、これはお粗末なテクニックを駆使した安っぽい作品ではない。ラヴクラフトの世界観がうまく表現された、しっかりした作品だと思う。ラヴクラフトのファンには間違いなくお薦めだし、一般的な屈強なホラーも良い。

3/10
私には合わなかった
早速レビュー: この映画をとても好きになりたかった。楽しめなかったのが痛かった。公平を期すために言うと、もともと私の好みの映画ではなかった。期待しないほうがよかった。
ストーリーに心をつかまれることはなかった。あまりにもダラダラしていて、荒唐無稽で非現実的だった。演技もB級っぽくて気になった。多くの登場人物のセリフが、まるでプロンプターで読まされているように感じられるのだ。
エンディングはクレイジーになり、失ったものを取り戻そうとするが、私はその時点ですでにチェックアウトしていた。この映画はとてもエロティックでもあるが、それらのシーンはすべてカット&ペーストされている。これは私には合わなかった。3/10.

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まとめと感想「自分には合わなかった」

ヘザー・グラハムが好きだ

オースティンパワーズDXから始まり、キリングミー・ソフトリーでは何回も何回もお世話になった。ハングオーバーでは子持ち娼婦役で久しぶりに見たと思ったけど、あれから何年も経ち彼女はもう53歳!!(キリングミーソフトリーは21年前の映画だなんて…)

肉体に衰えがあったのだろうか、エロいシーンたくさんあったのに頑なに胸を見せないのはとてもとても残念だった。

話を戻そう、この映画はそれほど面白くはない。人体入れ替えの古代魔術を扱うおっさんが性別関係なく取っ替え引っ替えしてセックスしまくってみんなが迷惑する映画でして。。。

その不死身なんなん?

頭をナイフで深々突き刺しビルから落として、何回も車で轢いて、何度もナイフで刺しても死なないって古代魔術のおかげなんか!?

耳元で呪文を唱えるのは他の人に乗り移るのを防ぐ方法なのかと思ったけど、最後廊下で叫んでダニエラにピンポイントで乗り移ってるし、、、、

そもそもこんなに何回も乗り移りまくって何が幸せなんだ?呪術廻戦の夏油(黒幕の名前は忘れた)みたいに何回も肉体を乗り換えて人生を楽しみたいのか?なんだ?随分と荒い人の殺し方だし、頻繁に乗り移ることができちゃうし思いがけず無敵だし、さっさと自殺しかけて息子に乗り移って終わりにしとけよ。とか色々とツッコミ混乱してしまった。

で、エリザベスは淫乱女医という立ち位置をいまいち魅せることができず、半端な抵抗で終わるとかなんやねん。

って、久々にパッとしない映画。

ヘザーグラハムなぁ、おっぱい見たかったよ。

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