【ネタバレ】映画『When Evil Lurks』物語結末まで解説、悪魔のゲーム、最後に生き残るのは?




「テリファイドの監督最新作にして傑作」メタスコア75のホラー映画『When Evil Lurks』物語結末までネタバレと海外の感想評価を紹介していきます。理不尽な悪魔の呪いを防ぐために必要なルールをあなたは”全て”守れるか!?守れなければ理不尽な死が待っている最悪のデスゲームを生き残れ!!

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【ネタバレ】映画『When Evil Lurks』物語結末まで解説

近くの森で銃声を聞いたペドロ(エセキエル・ロドリゲス)ハイネ(デミアン・サロモン)兄弟は森の中で男上半身と下半身が綺麗に切断された死体を発見します。死体の近くにはな楽器と地図、この死体は近くの小屋に向かっていた最中と分かった二人はそのまま進み、小さな小屋にたどり着きます。

悪魔の誕生を待つ存在とは?

そこに住むマリアを尋ねると、家の中を案内され、長男のウリエルはロッテン(悪魔に憑依され、肉体の誕生を待つ存在)になってしまったと兄弟にグロテスクな長男の姿を見せます。そして、兄弟が見た死体は “クリーナー (エクソシスト)”と呼ばれる、悪魔悪魔祓いのプロを読んだがここに辿り着く前に殺されてしまったのだと言います。

兄弟は警察を訪ねるが、警察は悪魔案件は自分たちの問題ではないと我関せずを貫くのでした。兄弟はこの付近の大地主のルイズ(ルイス・ジエンブロウスキー)に相談し、取り憑かれたウリエルは悪魔の呪いを子供に取り憑かせたくないため、自分を遠く離れた場所まで連れて行ってほしいと願います。ペドロ、ハイネ、ルイズの三人で巨大に膨れ上がったウリエルを荷台に乗せて車を走らせていると、車の荷台からいつの間にかウリエルが消えてしまっているのを見た三人は、問題は解決したと納得してそれぞれの家に戻ります。

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悪魔の感染

翌朝、ルイズの妻が飼っているヤギの一頭に悪魔が取り憑いているのを発見します。ルイズはすぐに銃でヤギの頭を吹き飛ばそうとしますが、ルイズの妻は”銃で殺すと悪魔の呪いが広がるから斧で殺して欲しい”と伝えます。しかし、ルイズは警告を無視して銃でヤギの頭を吹き飛ばします。その途端、背後で泣いていたルイズの妻が斧でルイズの頭をカチ割り、斧を自分に何度も突き刺して自殺してしまいます。

ルイズ一家が死んだ話を聞いたハイメとペドロは町を出ることを決めます。ハイメは母親を、ペドロは別れた元妻サブリナの家を訪ね、一緒に逃げようと伝えます。ペドロは事前に聞いていた悪魔のいる家から何も持ち帰ってはいけないというルールを思い出し、自分の服も危険な可能性があると、いきなり服を脱いで燃やし始めます。どう見ても気が狂ったようにしか見えない元夫の行動と、悪魔と言い出したため、納得できないサブリナと夫レオナルドたちと口論になるのでした。

ペドロは二人の子供を連れて行こうとしますが、ペドロの服に残っていたウリエルの体液(悪魔の呪い)を舐めた飼い犬が子供たちに襲いかかり連れ去ろうとします。それを見たレオナルドとペドロは犬を追いかけ、レオナルドが犬を撃って娘を無事に救い出します。娘の無事を喜ぶサブリナでしたが、犬を銃で撃ったレオナルドは悪魔に取り憑かれてしまい車でサブリナを轢き殺してしまいます。

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生き残るのは誰だ?

ペドロは子供二人を連れてレオナルドの家から離れます。

ペドロがハイメと母親と合流して皆で町を離れます。そしてハイメの知り合いで、かつてウリエルのような腐敗した悪魔と対峙したことがあるクリーナーのミルタ(シルヴィナ・サバテル)の家に向かいます。道中、車で轢かれて死んだはずのサブリナ(おそらく悪魔に取り憑かれている)から電話で「お前の息子を取り戻す」と脅されて切られます。

ミルタの家に到着し少しだけ穏やかな時間が流れますが、夜になると、憑依されたサブリナ(顔は事故の影響でぐちゃぐちゃ…)が次男サンティーノを連れ去っていきます。ミルタは自閉症のジェイミーの様子を見て、彼も悪魔に取り憑かれているが、自閉症の症状のおかげでまだ助かっているようだと説明します。

そして、ミルタは、過去に牧師の夫とともにブエノスアイレスで教会を経営していた時、最初の憑依者が教会に来ましたが、二人は演技をしているに違いないと思っていたこと。しかし、その憑依は現実のもので、すぐに街中に悪の呪いが蔓延したこと、ミルタと彼女の夫は、信仰と宗教を軽んじたことに対する天罰だと考えたこと。

そして、クリーナーたちが現れ、この悪を封じ込める方法について教えてくれたこと。それは、”ある器具”を使って悪の源泉を破壊することだと話すのでした。そして見せてくれた道具は、兄弟が森の中の惨殺死体のそばに落ちていた楽器のようなものでした。

そこで、ペドロとミルタは今回の騒動の根源と思われるウリエルの死体を探し、ハイネはサブリナとサンティーノを探すため別れて行動します。

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エンディングネタバレ「どっちが勝つと思った?」

ハイネはサンティーノを抱き抱えたまま歩くサブリナを発見しますが、サブリナはすでにサンティーノを殺し死体を弄びながら歩いているのを見つけます、覚悟を決めたハイネはサブリナを車でぶつけるのでした。

おばあちゃんがミルタの家でお祈りをしていると、自閉症で動けないはずのジェミーがなぜか歩いて家の中に入ってくるのでした。

街に到着したペドロとミルタは、ウリエルの死体を探しに近くの学校の中を訪れます。二人は小さなステージ下に隠されていたウリエルを見つけ、ペドロはミルタが悪魔退治の道具を準備する間、ウリエルを地上に出そうと奮闘しますが、その間もウリエルは自分を殺して欲しいと懇願し続けます。準備している間ずっと殺して欲しいと願うためペドロは隣の部屋にある斧をとにに向かいます。

しかしペドロとミルタを分断させるための悪魔の嘘で、隣の部屋に斧はなく、目を離した隙にミルタは殺され、悪魔を殺す装置はぶっ壊されてしまうのでした。

怒り狂ったペドロは扉をぶち破り、壊れた装置の破片でウリエルを殴り殺しますが、ウリエルの体から悪魔の子供が生み出され、悪魔はペドロを見て嘲笑った後、朝日が昇る荒野を歩いて立ち去ります。

家に戻ったペドロは、再び自閉症に戻ったジェイミーにアイスを振る舞いますが、ジェイミーが激しく咳き込むため喉に詰まったものを取り出すと、口の中には祖母の髪の毛とネックレスが出てきます。ペドロは息子が母を食い殺した現実に耐えきれず外に出て泣き出します。

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海外の感想評価 IMDb 7.1/10

8/10 – 希少な映画、ゴアファンも知的な観客も満足
グロ好きも頭脳派も満足させる希少な映画で、この隠れた宝石はカルト的な人気を博すことでしょう。
「When Evil Lurks」は、悪がありふれたものとなり、人々が他人事だと思い始めたときの危険性を探求しています。安全のためのルールは明確に示されていますが、それが彼らの滅びにつながるのを見てください。
この現代的な設定の独特な悪霊たちは、標準的な憑依映画のありとあらゆるトロープと遊んでいます。観客は主人公たちと同じように、何が起きているのかを理解しようともがきます。

8/10 – デミアン・ルグナの傑作
デミアン・ルグナのアルゼンチンホラー映画「When Evil Lurks」を映画館で観ました。
この映画の物語は、悪霊に取り憑かれた体と遭遇し、村から感染を広げないように排除しようとする兄弟と友人の話です。
ルグナは、ユニークで新鮮なホラー映画を作る才能を再び見せつけています。この映画のストーリーは、プロット、強度、突然性、衝撃的な暴力という点で「Talk to Me」を思い出させます。映画は信じられないほどのシーンと容赦のない残酷さで満たされています。

10/10 – ほぼ完璧なジャンルの努力
この映画は非常に楽しくて恐ろしい作品です。この映画の最も強力な要素の一つは、憑依のアイデアに異なるひねりを加えた非常に興味深いストーリーラインです。個々の憑依に取り組むのではなく、街全体が憑依して暴力を振るうというコンセプトは素晴らしい出発点です。

7/10 – 効果的なホラー
真剣に過小評価されている映画です。私はスペイン語の字幕付きでオリジナルバージョンを観ましたが、これが最も観るべき方法だと思います。
もしあなたが残酷さとホラーを期待しているのなら、この映画はがっかりさせません。ただし、欠点があります。これは明らかにフランチャイズの始まりであることを意図しています(エンディングのクリフハンガーを見ればわかります)。それでも、期待していた以上に楽しめました。

3/10 – 疲れるほど予測可能
「When Evil Lurks」は、ある程度の潜在能力を持っていたにもかかわらず、ただの疲れるほど予測可能な悪霊映画です。
悪霊が主人公たちを追い詰めていくシーンは、見たことのあるものの焼き直しでしかありません。キャラクターの開発もひどく、誰もがカリカチュアとして描かれており、視聴者が感情移入する余地を与えません。悪霊映画のファンであれば、この映画が提供するものに失望することでしょう。

4/10 – 刺激が不足している
正直言って、この映画はそのポテンシャルを生かしきれていません。幾つかの視覚的な驚異と一瞬の緊張感はあるものの、ほとんどの場面は視聴者を飽きさせます。
悪霊による攻撃が繰り広げられる場面は多いですが、それらは予測可能であり、観客を楽しませるには至りません。最も大きな問題は、ストーリーが無味乾燥で、観客に何の感情も呼び起こさないことです。そのため、映画の最後まで見るのはかなりの忍耐が必要です。

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まとめ「必見」

冒頭から最高。訳もわからず悪魔に取り憑かれた男のグロテスクさ、近くにはエクソシストの死体と謎の器具、悪魔の呪いを拡大させないために守るべきルール。

おいおいおいおいおいおい!!!

面白いぞこれ!

と冒頭5分で期待値マックス!からの、最後まで楽しんで怖がることができた。

悪魔に取り憑かれた男のグロテスクさ。

犬が娘を噛みまくるシーンはキンタマが縮み上がったし。

轢き殺されたサブリナの顔は目を背けた。

リアルすぎる。

そしてゴア表現は増し増し。

予告を見る限りは悪魔憑きの映画と思ったが、大間違いだった。その悪魔は”感染”する。しかもルールを守れとは言うが、まぁ無理だ。

なんだこれ、面白い!

最高だ!

独創的で凶悪で最悪のホラーだ!

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