映画『死霊のはらわたライジング』はどんな映画なのか?作品情報、あらすじ、キャストスタッフ




映画『死霊のはらわたライジング(EVIL DEAD RISE)』のあらすじ、キャストや監督について、もっと面白く見るための新旧シリーズおさらいまで映画をとことん楽しむための情報を紹介中。

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『死霊のはらわたライジング』はどんな映画なのか?

『死霊のはらわたライジング(原題:EVIL DEAD RISE)』は1981年の名作ホラー「死霊のはらわた」シリーズの5作目。シリーズ1、2作目を監督したサム・ライミは製作総指揮に、監督はサム・ライミが才能に惚れ込み抜擢したアイルランド人監督のリー・クローニン。彼の代表作は「ホール・イン・ザ・グラウンド(2019)」。先に結論だけお伝えすると、この映画はホラー映画好きなら”必見”の作品です。

シリーズ作品ではありますが、『死霊のはらわたライジング』は私のように「死霊のはらわた」シリーズを未視聴でも楽しめるので安心してください。

シリーズを見るべきか?
前4作の設定や登場人物の名前はありますが、あくまで補足程度のもので、続編ですが”リブート”作品のようになっているので気にする必要はありません。よくあるシリーズ作品を見ておいた方がより楽しめる、、、、といったこともありません。ただし、私のようにこの作品があまりにも面白過ぎるのでシリーズに興味を持つのは良いと思います^^

物語はシンプルで分かりやすい。
物語はシンプルでわかりやすく、子供が悪魔の書を手に入れてしまったことで悪魔が彼らに襲いかかるシンプルなもの。登場人物は少なく、マンションが舞台の狭い環境の中巻き起こる展開、テンポ、など完成度は完璧に近く、IMDbスコアも6.9/10と高評価も納得の作品です。

新旧ファンも納得の恐怖体験。
新鋭監督のリー・クローニンは古参ファンのためにシリーズのルーツや設定を継承しつつも、新たなホラーファンに向けて新たなアイディアに溢れた魅力的なホラー体験を提供してくれています。本作は全体的にグロ、ゴア表現は強めですが、同じぐらい目に見えない悪魔によって一家が理不尽な恐怖体験をすると言う限定されたシチュエーションの中でこれでもかと視聴者を心底楽しませてくれます。

あまりにも面白い作品のため、死霊のはらわたシリーズはこの作品を起点に再び続編が作られることを世界中で待ち望まれており、監督のリーと製作総指揮のサム・ライミは続編を示唆しているで楽しみで仕方がありません。

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『 死霊のはらわた ライジング』あらすじ、予告動画

あらすじ
子供たちがアパートの地下で起きた地震の影響で出現した隠し部屋を見つけてしまう。そこにあった「死者の書」ネクロノミコンとレコードを部屋で再生してしまい、悪魔が復活してしまう。悪魔が部屋に向かう途中、偶然出会った彼らの母親に取り憑いたことで、家に残された家族たちに地獄のような恐怖が襲いかかる。

予告動画

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『 死霊のはらわたライジング』キャストスタッフ

監督
リー・クローニン
脚本
リー・クローニン

キャスト
ミラバイ・ピーズ… テレサ
リチャード・クラウチリー… ケイレブ
アンナ・マリー・トーマス… ジェシカ
リリー・サリバン… ベス
ノア・ポール… ブルース
アリッサ・サザーランド … エリー
ガブリエル・エコルズ… ブリジット
モーガン・デイヴィス… ダニー
ネル・フィッシャー… キャッシー
ビリー・レイノルズ=マッカーシー … ジェイク

リー・クローニン監督について

リー・クローニンは、アイルランド・ダブリン出身の受賞歴のある脚本家/監督。
キャリア初期には、短編映画『ビリー&チャック』(2011年)、『スルー・ザ・ナイト』(2010年)の脚本・監督を担当。
3作目の短編映画『ゴースト・トレイン』(2013年)でメリエス・ダルジャン賞(欧州ファンタスティック短編映画賞)を受賞。

「アイルランドの山奥で息子が何かに取り憑かれた母の恐怖映画いた作品」『The Hole in the Ground』(2019)はリー・クローニン監督の長編デビュ作ながらも、2019年のサンダンス映画祭でプレミア上映され高い評価を受け、サターン賞のブレイクスルー・ディレクターにノミネートされた。

個人的には主演のスカーレットヨハンソンの再来と言われている「サーナカーズレイク」がめっちゃくちゃエロ美人なので注目してほしい。

『ホール・イン・ザ・グラウンド』をアマプラで視聴する

そしてサム・ライミに才能を認められ監督に抜擢された大作『Evil Dead Rise』(2023年)は、世界的に高い評価を受け興行収入も1億ドルを突破するシリーズ最高の収益を生み出し成功を収めている。

2023年6月の時点ではリー・クローニン監督の次回作はホラー作品『Thaw』を手掛けるとのこと。現時点のあらすじではこの作品は「南極の氷が溶け海面上昇により家を追われた一家が、居住可能な場所を探し求めるが、海の下には新たな恐怖の支配者たちが現れる」というもの。なにそれすげぇ面白そう。

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日本での公開予定

『死霊のはらわた ライジング』は日本では劇場公開ではなく、2023年8月2日にブルーレイ、DVD販売と、配信での公開となります。

ブルーレイ、DVDの予約受付は開始していますが、配信サービスはどこになるのかは未定のままです。

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タイトル『EVIL DEAD RISE』の意味とは?

『EVIL DEAD RISE』という映画のタイトルについて、公式な情報が提供されていないため、具体的な意味を確定することはできません。しかし、タイトルから推測する限りでは、以下のような解釈が考えられます。

“EVIL DEAD”の継承と舞台の変化: “EVIL DEAD”は「死霊のはらわた」シリーズを指し、直訳すると「邪悪な死者」であり、”RISE”は「上昇する」「興隆する」という意味を持ちます。したがって、『EVIL DEAD RISE』は「死霊のはらわた」シリーズの新たな章であり、物語が新たな方向性を示し、よりスリリングになることを意味していると考えられます。

実際シリーズで最も面白いと言われている本作を見ればタイトルの意味、新たな章の始まり、という意味もわかると思います。

死霊のはらわたシリーズをおさらい

多分「EVIL DEAD RISE」を見た後は、絶対に死霊のはらわたシリーズを見たくなると思うので、せっかくなので超さっくりとシリーズ4作品を紹介。配信されていたりいなかったり配信先が変わっていたりするので探すのが面倒ですがぜひ。

「死霊のはらわた」1981年

サム・ライミ監督の代表作とも言えるこのホラー作品は、グロテスクな描写とブラックユーモアが織り成す独特の世界観が特徴で、古臭い作品と思う人こそ一度は見てほしい、サム・ライミ監督の斬新な映像技法や驚くべき特殊効果は、ホラー映画史において革新的な存在となりました。予告編は今見ても見事な映像技術だと思い知らされます。
IMDbで7.4/10の超高評価も納得の古典ホラー。

あらすじ:
若者たちが山小屋で週末を過ごしている最中、彼らが偶然にも古い録音テープを再生することにより、悪霊が目覚めてしまいます。悪霊による攻撃と戦いながら、主人公アシュは自らの生存と正気を守るために奮闘します。

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「死霊のはらわた 2」 1987年

世界が待ちに待った続編。
前作の主人公アッシュがラストで死霊に取り憑かれたラストの直後から物語が始まるので上映中は拍手喝采と叫び声が上がった。前作よりも何もかもがパワーアップ、アクションとホラーがよりスリリングに、恐怖とスプラッター、そしてコメディのバランスが絶妙で、個人的には死霊のはらわた1よりも面白い。主人公アッシュの孤独な戦いがより一層過激になり、アッシュの右腕に装着されたチェーンソーは彼の代名詞となる。
IMDb の評価は7.7/10とシリーズ屈指の高評価

あらすじ: 前作の数年後、アシュは再び悪霊との戦いに巻き込まれます。彼は過去の出来事を乗り越えつつ、より過激な攻撃と恐怖に立ち向かいます。

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「死霊のはらわた 3」1992年

『死霊のはらわた3』(1992年)とは銘打ったものの、オリジナルタイトルは「Army of Darkness 」で日本では「死霊のはらわたⅢ キャプテン・スーパーマーケット」の邦題で上映された。まさかの舞台は中世に移り、アッシュが現代からタイムスリップした先で悪魔と勘違いされ幽閉され、現代に戻るためには悪魔の書が必要ということがわかり・・・といった今までの世界観はどうした!?とファンから酷評された問題作と言われているが、IMDbでは7.4/10と超、高評価。
全体的にアッシュのヒーロー性が強調されており、SFホラーコメディのような展開に。シリーズの中でも最も壮大なスケールを持つ作品となっ

あらすじ:
アシュは中世の魔女との戦いから現代に戻ってきます。彼は死霊の書「ネクロノミコン」の力を借りながら、時空を超えた恐怖と戦います。

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「死霊のはらわた(リメイク版)」2013年

2013年に公開された「死霊のはらわた」は、サム・ライミ監督の作り上げた死霊のはらわたシリーズの設定を一から作り直したリメイク作品。サム・ライミは製作総指揮に、全シリーズ出演したアッシュ役のブルースキャンベルは制作チームに加わった。
死霊のはらわたシリーズを超える作品を作ろうと、「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレス監督が抜擢され話題に。
死霊のはらわたの設定や脚本を淘汰しつつも、より高画質で繊細で美しい世界の中で、ゴア表現もリアルで痛みを感じられる特殊効果がこれでもかと挿入されており、全体的に恐怖に極振りされた作品となっており、普通に怖くて楽しい作品だった。しかし全体的に”怖すぎ”て、死霊のはらわたシリーズの古参ファンからは賛否両論となった。
IMDbのスコアは5.4/10と低め。
個人的にはドント・ブリーズを作った監督の純粋に楽しめるホラー作品なので評価は高め。ぜひ見てほしい作品の一つ。

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「死霊のはらわた リターンズ」2015年

実はリメイク前の映画の続編として脚本を練り上げたのに、色々あってテレビシリーズとして制作された「死霊のはらわた リターンズ」。リメイクを除く死霊のはらわたシリーズの正統続編の4作目として制作され、Huluで独占配信された。
一作目から30年後を描いた本作の主人公を、シリーズを通してアッシュを演じてきたブルース・キャンベルが演じ、昔と変わらないコミカルさと陰りを見せないカリスマ性の演技を見せつけ世界中のファンを歓喜させた。特に第一話のノリと雰囲気と片腕チェーンソー装着シーン、何もかもが完璧で、「リメイク?なにそれ?」レベルの面白さなので第一話だけでも見てほしい。
これを見れば、シリーズファンが「死霊のはらわた」になにを望んでいるのか、あのシリーズはなにが魅力なのかを理解できる気がする。
制作陣も「死霊のはらわた」シリーズのスタッフが集結し、サム・ライミも製作総指揮として手腕をふるい新旧ファンを納得させるシリーズ作品の正当な続編としても、新たなホラーコメディとしても面白いとしてIMDbで8.4/10と脅威の高評価

あらすじ
あの死闘から30年後、アッシュはトレーラーハウスに住む普通の中年パートタイマーになっていた。ある日、セックス中の女の顔が死霊の顔に見える幻覚を見てしまう。悪い予感がしたアッシュが隠していた死者の書「ネクロノミコン」を見ると、なぜか本の隙間にドラッグの袋が、、、あ、とアッシュが思い出したのは、昨夜女とドラッグでハイになった勢いでネクロノミコンの呪文を唱えてしまったことだった…。

『死霊のはらわた ライジング』まとめ

いかがでしたでしょうか?まさかの日本未公開、販売と配信となりましたね。8月2日が待ち遠しいと思いますが、それまでは死霊のはらわたシリーズ一作目からのんびり週末を楽しんでいればいつの間にか8月2日が来ると思うのでのんびり待ちましょう!

『EVIL DEAD RISE』物語ネタバレを知りたい人はこちら

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