映画『ザ・ビッグ4』物語ネタバレ「時代遅れの薄らサムい邦画のノリでキツイ」




「日本ドラマ独特のノリがキツイなら観ない方が良い」Netflixオリジナル映画『ザ・ビッグ4』物語結末までネタバレを紹介。

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映画『ザ・ビッグ4』作品情報

配信日:2022年12月15日(世界)
上映時間:2時間21分
制作:インドネシア
公式サイト:Netflix
言語:インドネシア語
別名:the big four
撮影地:インドネシア・バリ島
制作会社:Frontier Pictures

あらすじ

4人の殺し屋を育ての養父パパが亡くなったことをきっかけに足を洗ってリゾート地でのんびり暮らしていたが、そこに警察官になったパパの実の娘が捜査に訪れたことで、かつてパパを殺した組織も動き出し美しい楽園で狂騒劇が始まる。

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スタッフキャスト

監督&脚本
ティモ・ジャンヤット
脚本
ヨハンナ・ワティメーナ

キャスト
アビマナ・アルヤスティヤ … トパン
プトゥリ・マリーノ… ディナ
ルテシャ…アルファ
アリー・クリティング…ジェンゴ
クリスト・イマニュエル … ペロー
マルティーノ・リオ …アントニオ・サンドバル
ミシェル・タハレア… アロ

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映画『ザ・ビッグ4』物語ネタバレ

少年が預けられた場所は孤児院を隠れ蓑にした臓器密売所だった。

手術室で青年ペローの臓器が取り出されるになる直前に、ペトロは変装を解くと同時に看護師に紛れていたアルファも変装を解くと周辺のスタッフを殺しペローを助ける。囚われた子供たちをスナイパーのジェンゴの助けを借りて成功させる。ペトロ、アルファ、ペロー、ジェンゴたちは四人組の殺し屋で、彼らを取り仕切るのは通称”パパ”のチーム”ビッグ4”である。

4人を前にして突如パパは引退を表明、ペトロ、アルファ、ペロー、ジェンゴたちが立派な殺し屋になったこと、そして娘のディナと平穏な暮らしをするための決断だった。ただしこの引退は自分だけではなく、ビッグ4全員を連れてベルシ島に移住してみんなで平穏な暮らしをするためだと教えてくれる。

後日、娘のディナは立派な警察官になり表彰を受けている最中にパパは謎の覆面暗殺者にナイフで刺殺されてしまう。パパの様子を見にきたペトロが死体を見つけたタイミングでディナが帰宅してしまいペトロは肩を撃たれるが顔を隠してなんとか逃げる。ビッグ4たちはパパを失い悲しむもこの場所に入れないと相談してどこかに隠れることにする。

3年後。

ディナは父親を殺した犯人への復讐心から誰よりも検挙率を上げる優秀な警察官になっていたが、あまりに働きすぎている様子を見かねた上司から”ベルシ島”への招待状をもらう。そこで父の故郷がベルシ島だったこと、彼の写真には謎の少年少女が4人写っているのを見てディナはベルシ島に向かう。

パパを殺した殺し屋のアントニオは秘書のアロと一緒に一つのギャング組織を壊滅させていた。

ベルシ島の小さなホテルで働いていたトパンは突然のディナの訪問に驚くも直後にディナを狙うアントニオの部下が現れたため撃退。最初はパパのことを隠していたトパンだったがディナの鋭い指摘でバレてしまい仕方なく4人の子供の1人であることを伝えジェンゴを紹介するが、アントニオが登場してしまう。

アントニオは大勢の部隊を引き連れ圧倒的な力を見せつけ、そこでアントニオはパパのかつての養子でビッグ4の兄貴であること、同じく殺しの英才教育を受けていたこと、しかしある理由をきっかけに追放されたこと、そしてパパを殺したことをペトロに白状する。ディナとペローの助けでなんとか脱出した4人はアルファと合流してアントニオの軍隊と戦うがペローが捕まって人質になってしまう。

装備を整えたビッグ4とディナはなんとか全員を皆殺しにして警察官のディナはその場に放置してその場を立ち去る。

場面は変わって警察署長室でディナの叔父のハッサンともう1人のパパの元妻と思われる謎の女が黒幕っぽいことが判明して物語は終了する。

エンディングシーンは鮫肌男と桃尻女のオープニングを意識した感じの映像が流れる。

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海外の評価 IMDb:6.1/10

6/10
メインキャスト2名がポイントです…。

ストーリー的には特に目新しいものはなく、この手の話はハリウッド映画でたくさん見てきましたが、CGIや武術の振り付けが上手で見ていて気持ち良いのは認めざるを得ませんね。
アビマナとプトリ・マリノは本当に目立つメインキャストで、よくやった……!
他のキャストは、脚本で頭がいっぱいで、キャラが立っていないような気がします。
正直なところ、この映画で使われている厳しい言葉が好きです。私にとっては少しカルチャーショックでしたが、それは登場人物と彼らが置かれている状況に関連しています。
また、コメディタッチで描かれた脚本がとても良く、思わず笑ってしまう。

10/10
新鮮な空気のブレス

レイドの映画が好きです。ナイトカムズフォーアス大好きです。メランタウが大好きです。ヘッドショットを楽しみました。でも、それらの映画はトーンやスタイルがほとんど同じだったんだ。どれも、はっきり言って、かなり重苦しいものだった。しかし、この映画は、健康的なコメディのおかげで爽やかです。たくさんのジョークがあり、それらがすべてうまく機能している。戦いのシーンも非常によくできている。特筆すべきは、ジャッキー・チェンの格闘シーンのような、陽気なドタバタ劇である。演技は全体的に非常に良く、キャスト間の相性も抜群です。悪役も陽気で威嚇的だ。また、意外と感動的な場面もある。
まとめると、素晴らしい演技、素晴らしい戦闘シーン、そして確かなユーモアのセンス。間違いなくチェックする価値がある。

5/10
面白いほどひどい

台詞はひどいし、演技は平凡だし、筋書きはバカバカしいし(しかもバレバレ)、次作を仕掛けるためのひねりもバレバレである。それでいて、面白い。この映画には、意図的なものもあるが、そうでないものも多いだろう。本当に典型的な東南アジアのソープオペラを映画化したものだ(明らかにシリーズ化することを期待してのことだ)。

まとめと感想「アクションだけ」

引退した殺し屋が再びってどんな映画になるのかとワクワクして期待値を上げてしまった私が一番悪いのだが、冒頭の変装シーンを解いて戦うシーンとか、どうでも良いアルファのアクションとか演技がマジで私の嫌いな浅くて薄い日本のドラマとか映画の悪いところを出してしまいダメだった。アクションだけどコメディ、真面目だけどコメディ、殺すけどコメディ、このコメディ部分がマジで寒いし古いんだよ。笑えない。マジで、全く進化しない日本の悪いところがそのまんまって感じ、わかるだろ?ファブルとか見て最高のアクション映画だ!って思う人間いないだろ?あのコメディ部分見てマジで面白いわ!って手を叩いて笑う人いないだろ?

何もかもが時代遅れ、ギャグもコメディもそして脚本も。どこかで見たことあるような父親殺しの犯人を見間違えて真犯人は別にいて・・っておいおいおい、最後は全員殺してハッピーエンドって…邦画か!!

アクションは見事、しっかり銃を撃ってくれて楽しいし、しっかり殺すから16禁なのも納得、特に最後ペトロとアントニオの壁を挟んだ銃撃戦はどっかで見たことある気がするけどしっかり描かれているので見応えはあったし一番盛り上がった。だけにそこに至るまでの半端な流れが足を引っ張りまくっているのが目についてしまう。だったら少々のエロも放り込むぐらいすれば良いのに、全体的に物足りない。

監督の”俺の好きなアクションシーン全部詰め込んだ”みたいなオリジナリティがない作品って感じ。もったいないなぁ。

あと、音楽は文化の違いなのかなんとも耳に残らなかった。

エンドクレジットの鮫肌男と桃尻女風エンディングもおお、とは思ったけど微妙。

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