映画『グッド・ナース』ネタバレ!素晴らしい看護師はなぜ400人も殺したのか?




「アメリカの狂気の医療ビジネスの闇だ」海外で絶賛されたNetflix久々の良作映画『グッド・ナース』物語エンディングまでネタバレ!素晴らしい看護師はなぜ400人も殺したのか?

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Netflix映画『グッド・ナース』作品情報

Netflix配信日
2022年10月26日
制作国:米国
Netflix公式サイト
言語:英語
別名
the good nurse
撮影場所
アメリカ・ニュージャージー州
製作会社
FilmNation Entertainment
Protozoa Pictures

あらすじ

激務に追われる病院に新たに入ってきたベテラン看護師のチャーリーが赴任して依頼毎晩のように患者の不審死が発生する。彼は誰に対しても優しく寛大で同僚のエイミーや家族にも親切で素晴らしい人だが、彼が勤めてきた他の病院でも同じように不審死が起き彼はその容疑者なのだと刑事から教わるのだった。

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スタッフキャスト

監督
トビアス・リンドホルム
脚本
トビアス・リンドホルム
原作
チャールズ・グレイバー

キャスト
エディ・レッドメイン … チャーリー・カレン
デニス・ピロット… 看護師1
ダーテル・マクレー … 看護師2
ジョセフ・フーゲロ… ドクター・コリンズ
ジェシカ・チャステイン … エイミー・ローレン
ジュディス・デルガド … アナ・マルティネス
ジーザス・パポレト・メレンデス …サム・マルティネス
マイラ・ルクレティア・テイラー … ビビアン・ニール

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映画『グッド・ナース』物語ネタバレ

この物語は実話である。

1996年、

ペンシルバニア州聖アロイシウス病院に入院していた患者が痙攣発作を起こし心停止してしまう駆けつけた医師は懸命に蘇生に努めるが患者は死亡してしまう。その様子を看護師のチャーリーは不思議な表情で見つめている。

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エイミーとチャーリー

7年後の2003年、

シングルマザーでニュージャージー州のパークフィールド記念病院の夜勤専従看護師であるエイミー・ローレンは今日も忙しく動き回っている。病院の経営は厳しいようで上からコーヒーフィルターですら削減するように言われている始末。エイミーは業務の最中急に胸が苦しくなる心筋症を患っている。しかし彼女は健康保険に加入していないこと、他に頼れる親族がいないこと、勤め先に知られるとクビになることを恐れている彼女はこのことを病院には秘密にしていた。

さらに、心臓移植のための保険に加入するにはあと4カ月は看護師として働くしかない。(ちなみに保険に入っていない彼女の今回の心筋症の診察料は約10万円。アメリカの保険の重要さが良くわかる請求をされる…)

新しく人員不足を補うために補充されたベテラン看護師のチャーリーに仕事を教えながら、さまざまな病院で多くの経験を積んだチャーリーは患者に対し親身に接し、きびきびと動く姿はベテランにふさわしく忙しく働く彼女の大事なパートナーとして助かっていた。

ある日、突然心筋症の発作が出てしまったエイミーは隠れて耐えていたが、チャーリーに見つかってしまう。しかしチャーリーはエイミーを責めるどころか親身になって理解を示し”僕が助けるよ”と秘密を守り残り4ヶ月を一緒に乗り切ることに同意する。さらにベビーシッターに任せっきりだった2人の娘の世話係も買って出るほどの人格者だった。

ある日、エイミーとチャーリーが受け持っていた患者アナ・マルティネスが突然死んでしまった。チャーリーは死んだ人の尊厳を守りたいとしっかりとした態度で遺体を綺麗に拭く作業を行う。エイミーがいなくなったあと、チャーリーは亡くなった遺体の表情をじっと見つめ続けていた。

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不審死

7週間後、

患者アナ・マルティネスが”不可解な死を遂げた”と病院はダニー・ボールドウィンとティム・ブラウン刑事に事件を報告する。病院のリスクマネージャーであるリンダ・ギャラン率いる理事会は、死亡は意図的なものではなく、死後7週間後に報告したのは単に衛生規則を守るためだと言いこの件は”よくある事象の一つ”だと言う。

しかし、ボールドウィンは、マルティネスの死が発生してから7週間も経ってから報告したことや、病院側が調査結果をなかなか報告しないことに不信感を抱き、提出された資料を調べているとその中に関連していたチャーリーの名前があり、彼は過去1995年に軽犯罪で有罪判決を受けたが不起訴になったチャーリーに目をつけ初めていた。

理事会は今回の不審死について病院の医療スタッフ全員に刑事と理事会が同席する尋問を始める。エイミーの番になったとき、刑事から渡された資料を見てアナ・マルチネスは糖尿病ではないのにインスリンが投与されていたことに気がつき刑事に彼女へのインスリン投与は死因になりうると証言する。さらに同僚のチャーリーが単刀直入に彼の仕業ではないか?と聞かれるが彼女はチャーリーを擁護する。

尋問があってもエイミーの夜間ICUは激務が続き常に心筋症に苦しんでいた。その様子を見たチャーリーはエイミーの発作を抑える薬を自動的に取り出すことができるピクシスと呼ばれる機械のバグを使い”記録に残さず”薬を取り出していた・・・。ベビーシッターとしてエイミーの娘のアレックスから信頼を得ていたチャールズの勧めでエイミーの心筋症について説明して発作が起きたときの家族が何をすべきか対処方法を教える。

ブラウン刑事はチャーリーが以前勤務していた病院に連絡を試みるが、チャーリーの名前を言うだけで口をつぐんでしまいどこも協力してくれない。パークフィールド理事会のギャランはようやく内部調査書を送ってくれたが断片的で数枚程度の歯抜けの情報、例のピクシスの情報もほぼ抹消されており隠蔽疑いがあるとオフィスでギャランに詰め寄るが、口をつぐまれてしまいブラウン刑事は追い出されてしまう。ブラウン刑事の対応で警察署に苦情が入り刑事は二度と病院に立ち入ることができなくなってしまうのだった。

ICUに入院していたケリー・アンダーソンは先日まで意識明瞭で間も無く娘を抱きしめる希望を持っていた快活な女性患者だったが、エイミーが訪れると突然認知症状が現れエイミーが彼女の資料を調べると彼女にインスリンが投与されたことを突き止める。その直後ケリーはインスリン投与による発作を起こしエイミーたちの努力にもかかわらず幼い娘と夫を残して死亡してしまうのだった。(泣き崩れる夫の様子を見届けるエイミーの後ろからチャールズがのぞいていることには誰も気づいていない)

ボールドウィンとブラウン刑事はエイミーの自宅を訪ねる。そこでエイミーはケリーの急死についてなら何も知らないと口を滑らせてしまい、刑事たちは新たに投薬間違いで新たな死亡事故が起きたことを知る。改めてチャーリーが関与を仄めかし以前9つの病院で働いていたが、どの病院もチャーリーについて語ろうとしない何か秘密があることを明かされエイミーは困惑する。

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チャーリーの噂

エイミーは病院で以前別の病院でチャーリーと一緒に働いていた看護師仲間の友人、ローリを訪ねチャーリーのことはよく覚えていた。彼は毎晩のようにインスリンが投与された患者が次々に亡くなる不可解な死が続き、彼が辞めた後今まで毎晩死んでいた患者が月に1名にまで減ったことから噂になっていたのだと言われる。その手口は患者に投与する点滴に注射器でインスリンが投与されていたという・・・。

衝撃を受けたエイミーはパークフィールドの薬品倉庫を捜索し点滴袋を調べるとそのうちの何個かに小さな穴を発見し、インスリンに汚染されていたことに気がつき証拠を持って刑事に伝えようとするが心筋症の発作が起きてしまい倒れてしまう。チャーリーを見て怯えるエイミーは家族や患者を守るため強制的に退院してチャーリーから距離を取る。

後日、刑事たちに未使用の点滴バックにインスリン投与をしていること、ゆっくりインスリンを流すため死ぬまでに時間が掛かるので犯人が突き止めるのが困難なのだと言う。さらにピクシスのデータは数週間しか残らないとギャランは言っていたが、実際にはデータは機械設置以降の情報はずっと残ることを刑事に教える。元看護師のギャランはそれを知らないはずもなく重要な情報を意図的に隠していたことがわかる。

エイミーはケリーの夫を説得し彼女の遺体を掘り起こして解剖すると、インスリンとジゴキシンの二重投与が彼女の死を招いたことが判明する。しかしチャーリーはピクシスのバグを使ってキャンセルしたのに薬を取り出すを繰り返していたが、記録上はキャンセルしただけしか残されておらず決定的な証拠にはならないのだという。後日、ギャランは一方的にチャーリーの履歴書の雇用期間の日付が少しだけ違う不備があったと言う些細な理由でチャーリーを即日解雇していた。

刑事たちはチャーリーが解雇され追放されたことを知って、パークフィールド病院だけではなく彼が勤めていた9つの病院も同じように原因不明の死亡が続き警察に目をつけられ、病院は保身のために適当な理由をでっち上げて容疑者を解雇して知らぬ存ぜぬを貫いていたのだと気が付く。だからどの病院も彼の名前を聞くと口をつぐむのだ。

エイミーが帰宅するとチャーリーがいた。チャーリーは履歴書の不備でクビになったが、子供たちの世話はできると提案するが、エイミーは今後は子供三人で過ごすからと伝え帰宅してもらう。

刑事に相談した結果、盗聴器をつけてチャーリーから話を聞くため一対一でランチをする。エイミーは単刀直入にあなたがやったことを知りたいと質問その話はしたくないと拒否して話を拒もうとするが、それでもエイミーは病院の話を聞きたいと伝えるとチャーリーは立ち去ってしまう。

エンディングネタバレ

話を聞いていた刑事は逮捕状を発行しチャーリーを追いかけ逮捕する。

尋問室でチャーリーと刑事たちが対峙。話せないと何度も繰り返す。なぜ女性ばかりなのか。話せない。何人殺した?言えない。俺と話をしよう。できない。押し問答を繰り返した結果、チャーリーは何度も何度も”できない”を繰り返し激昂する。話にならなかった。

刑事はエイミーに彼と話をしてほしいと依頼、チャーリーを本当に良い友人だと思っているエイミーは彼のために話をしたいと申し出を快諾する。そしてどれだけあなたが私を支えてくれたのか、どれだけ優しい人であったか感謝の気持ちを伝える。そしてあなたのような親切で寛大な人が人を傷つけることができるのか理解ができないことを伝えると、チャーリーはただ一言「僕がやった」と呟くと、誰を殺したのか患者の名前を次々に話し始める。

エイミーはなぜそんなことを?と言う問いに対しチャーリーは

”誰も止めなかったから”

と言う残酷な一言で締めくくるのだった。

映画の最後に

死刑判決を免れるためチャーリーは29人の患者を殺害したことを認めるが実際には400人以上の被害者がいるのではないかと思われること、結局チャーリーは犯行動機は最後まで明らかにせず18回連続の終身刑を宣告されたこと。彼が16年間働いていた多くの病院が疑念を抱いていたが何もしていないこと。

そしてエイミーはようやく必要な心臓移植を受け、現在フロリダで娘や孫たちと幸せに暮らし現在も優秀な看護師であることを伝え物語は終了する。

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海外の評価IMDb 6.9/10

8/10
ドロップ・バイ・ドロップ

予告編で誰が悪者かわかるので、ミステリーというほどでもない。病院で起きた謎の死が警察を呼び、管理職の職員が口をつぐむという念の入れよう。このキャストの演技は一流です、当たり前ですが。警官の二人がとてもいい味を出していて、どちらも初々しい。何が起こるか大体わかっていても、ハラハラドキドキすることでしょう。信じてください。実話に基づくと思われるが、実際にこんなことが何度も起こるとは信じがたい。1つだけ不思議なことがあります。エディとジェシカは双子なの?彼は彼女によく似ている やはり、変ですね。

8/10
ファンタスティックなパフォーマンス

エディ・レッドメインは、様々なキャラクターを難なくこなしていますが、私が見たいと思うほどのキャラクターはほとんどありません。彼の演技はいつも卓越していますが、今回の演技は最優秀主演男優賞の候補です。エディとジェシカは、チャールズ・カレンという連続殺人犯について、それほど徹底的でない考察をしているようだ。非常にベーシックでショッキングなストーリーを、パワフルな主演俳優が担っている。最近、『ダマー』を見終わったばかりだが、テレビで見た連続殺人犯の最も徹底的な描写からすると、これは完璧な仕上がりだった。この作品は、「グッド・ナース」を強くお勧めします。

10/10
今年のベスト映画の一つ
暗くて不気味なこの映画は、ゆっくりと始まり、不気味でサスペンスフルな展開になる。その暗さと、残酷なまでにリアルに描かれた医療行為に怖気づくことなく、今年最高の映画の1つであることを実感してください。主演のジェシカ・チャステインとエディ・レッドメインの演技は、強烈に信憑性がある。また、この事件を担当する2人の刑事役のノア・エメリッヒとマリク・ヨーバも特筆すべき存在で、彼らは典型的な映画の刑事とは異なり、非常にリアルな印象を与えている。カーチェイスもなければ、土壇場で逮捕されることもない。ただ、イライラするほど遅く、腹立たしい官僚主義がある。しかし、思いもよらないところに悪が存在することがよくわかる。
私はミルバレー映画祭で『グッド・ナース』をほとんど知らずに観たので、そのようにアプローチすることをお勧めする。このレビューを書く前に予告編を見たが、あまりにも多くを与えすぎている気がする。

まとめアメリカの医療と保険怖え

ハラハラドキドキしっぱなしの2時間だった。

エイミーの心筋症、親切すぎるチャーリー、誰が何をしたのかが最後の最後まではっきりせずずっと緊張感の漂う作品であっという間に見終わってしまう良い作品。

アホだから病院理事会のギャランが黒幕なんかなーなんて思っていたけどこの物語は殺人看護師と、命より利益を優先する病院もやばいってことに気付いて戦慄する話だった。最後の文章でチャーリーが殺しまくった9つの病院では”彼はウチでは何もやっていない”と何も訴訟を起こさずダンマリを決め込んでいることこそが彼らの自己保身と狂気だよね。

ついでに保険もやばいね、個人的に保険に入る余裕がない人は社会保険に入る必要があり、保険に入っていないと一回の診察で10万も請求されるなんてヤバすぎるが、エイミーはそれを受け入れ支払っていることから、なんとか企業に食いついて社会保険をもらわないと生きていくことができないこと、そしてそのシステムはエイミーの寿命を縮めていること、履歴書の日付の不備を理由にあっさりと今すぐ解雇されてしまうこと。何もかもが恐ろしく感じた。

チャーリーはなぜこんなことをするのか?とい問いに”誰も止めなかったから”と言う言葉にひどくゾクッとした。劇中彼は誰よりも優しく親切で素晴らしい人格者として描かれているがその中身は子供のような動機(曖昧なままだけど)で殺しを止めることができない闇の部分が一切明かされていなかっただけに衝撃的だった。

良い映画見た!

Netflix頑張った!

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