映画『バズ・ライトイヤー(2022)』物語エンディングネタバレ。感想評価「うん?別に面白くはないぞ?」




「まさかの低評価」「レズ描写が問題じゃない」アメリカで先行公開され酷評続出のピクサー最新映画『バズ・ライトイヤー(原題:Lightyear)』物語エンディングまでネタバレ!ザーグの驚愕の正体、例の14カ国上映禁止となった例の同性同士のキスシーンの詳細、海外の評価、なぜそこまで低評価なのか?視聴後の感想を紹介します。

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映画『バズ・ライトイヤー』作品情報

あらすじ
パイロットのバズは、惑星でテスト飛行を行うための準備に1年間を費やし、ついに仲間たちとテスト飛行を終えたが、地球から420万光年離れた敵勢力のいる惑星に置き去りにされてしまう。しかしスペースレンジャーは1人ではない、野心的な新兵、相棒のロボット猫のソックス。「さぁ、共に無限の彼方へ行くぞ。」

監督:アンガス・マクレーン

脚本
ジェイソン・ヘッドリー … (脚本)
アンガス・マクレーン … (脚本)
ジョン・ラセター … (原作) & Co.
ピート・ドクター … (原作)
アンドリュー・スタントン … (原作) & Co.
ジョー・ランフト … (原作)

キャスト
クリス・エヴァンス… バズ・ライトイヤー (声)
ケケ・パーマー… イジー・ホーソーン (声)
デイル・スールス … ダービー・スティール (声)
タイカ・ワイティティ… モー・モリソン (声)
ピーター・ソーン … ソックス (声)
ウゾ・アドゥバ … アリーシャ・ホーソーン (声)

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3分でわかるバズ・ライトイヤーネタバレ

視聴後に抜けている部分をこちらのLightyear (film)で保管して解説しています。

バズ・ライトイヤーは少し高慢な性格と生意気な気質を持つスペースレンジャーで、どんな困難なミッションも自分一人で達成できると信じていた。しかし彼のミスで巨大な宇宙船が破損してしまい数多くの人類がこの未知の惑星で暮らすことになってしまう。彼はミスを帳消しにするために長距離を一瞬で移動できるハイパースペースを行うためのエネルギーを創造し調査するテストパイロットに志願してテストを行う。エネルギーが不十分のため完璧なハイパースペースが行えなかったことで彼がテストを終えて惑星に戻ると4年も歳月が経っていた。それでも彼はミスを帳消しにするためにテストを繰り返した結果、かつての仲間たちは老衰で死んでいく、そしてついにエネルギーを作り上げることに成功。喜び惑星に戻るがさらに数十年もの月日が経過していた。

そこにはイジーと呼ばれるかつての戦友の娘が防衛軍としてロボット軍団と戦っていた。ロボット軍団の親玉ザーグはバズが完成させたエネルギーとバズ自身を執拗に狙う。反撃を行うもエネルギーを奪われバズも誘拐されてしまうが、そこに現れたザーグは、かつてのハイパースペースでもう一つの次元に飛ばされてしまったもう1人のバズだった。彼は実験を成功させるも人類から犯罪者扱いされてしまったことでもう一度過去に戻って冒頭の失敗を無かったことにするためにバズのエネルギーを欲していたのだという。

しかしバズは何も無かったことにされてしまうと今までのテスト、仲間の死、そして今一緒に戦ったイジーたちも永遠に失ってしまうことを意味するためエネルギーを渡すことを拒否する。ザーグはこのままいても人類のお尋ね者でしかない犯罪者のため過去を取り戻そうとバズを殺してエネルギーを奪おうと強硬手段に出る。

結局ザーグが奪ったエネルギーを撃つことでザーグを倒し敵の母艦も破壊して惑星に帰還する。犯罪者扱いされたがザーグを撃退したことで再びスターコマンドの隊長となることができたバズは仲間たちと共に宇宙を救うミッション出発する。

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映画『バズ・ライトイヤー』物語エンディングまでネタバレ

視聴後に抜けている部分をこちらのLightyear (film)で補填して解説しています。

冒頭「1995年にアンディ・デイヴィスが大好きな映画をモチーフにしたバズ・ライトイヤーの人形をもらったとあるが、これはその映画である。」と文章が現れる。これはトイ・ストーリーのアンディのことだと思われる。

スターコマンドのバズ・ライトイヤー(クリス・エヴァンス)は、親友のアリーシャ・ホーソーン(ウゾ・アドゥバ)と共に惑星トカニ・プライムの探索を行なっていた。バズは、自分の仕事は誰の助けも借りずにすべて自分でやらなければならないと考えており、アリーシャ仕事を馬鹿にするなど、私たちのイメージのバズとは少しだけ高慢で生意気に見える。彼らの新人、フェザリングハムスタン(ビル・ヘイダー)が合流するが潜んでいた植物型、昆虫型の敵勢生物に襲われてしまう。なんとか撃退して船に乗り込み離脱しようとするが、船に巻き付いた蔓が邪魔をする。船のAIであるアイバン(メアリー・マクドナルド=ルイス)はバズに警告を発するが間に合わず船を墜落させてしまう。

バズの取り返せない過ち

墜落した結果船の動力源であるハイパースペース・クリスタルが破壊されたため、乗組員全員が逃げ場を失い、惑星に取り残され植物や昆虫の脅威に怯えながら生活することになってしまった。バズは過ちを認め非難し落ち込むがアリーシャの励ましでバズは立ち直り乗組員全員を結集させ船を拠点に巨大なコロニーを設立、探索船のエネルギーを収集できた彼らは飛行テストを行う。宇宙に飛び出した飛び出したバズはアイバンから警告を受けたにもかかわらず、安定しない状態でハイパースペースを行ないコロニーに戻る。バズの体感では1時間程度の飛行だった。しかしコロニーではすでに4年もの月日が経過していることを知る。ハイパースペースの実験には危険な時間拡張の副作用があったのだった。

バズはアリーシャと再会するが4年もの月日が経っていたため、彼女がキコという女性と婚約していることを知る。自分だけが取り残された気分になったがバズのためにアリーシャはソックス(ピーター・ソーン)と呼ばれるロボット猫をプレゼントしてくれた。

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「例の上映禁止となった同性のキスシーン」詳細ネタバレ

バズは、時間経過の作用を承知の上でハイパースペースのミッションを継続することを選択する。バズは何度も何度もハイパースペースのテストを進める。行うたびに数年の月日が経過してしまうため、仲間は次々に年老いていく、親友のアリーシャの妊娠、キコとの子育て、幹部になった初老のアリーシャ、そしてある日バズが戻ってくると、アリーシャのオフィスは空っぽだった。寝たきりの彼女は、バズが戻ってくる頃にはもう生きていないだろうと、ホログラフィック・メッセージを残していたのだ。

この枠内では例の上映禁止となったシーンがどんな場面でどのようなシーンだったかを紹介するものである。

このテスト飛行を繰り返すたびにバズだけはそのまま周囲の環境は4年の歳月が経過していることをわかりやすく説明するため、親友のアリーシャの人生のハイライト場面がテンポ良く映し出されていく。
以下がテスト飛行後にアリーシャに起きた出来事である。
・アリーシャが同じレズビアンのキコと同性婚を報告。
・アリーシャが司令官になり妊娠している。
・アリーシャ、キコ、そして息子が登場。
・アリーシャ初老に。
・アリーシャの息子が大学生ぐらいになる。
・アリーシャの息子が結婚。40歳の誕生日、そしてアリーシャとキコがキスをして祝福をする。
・アリーシャ死亡。

という時の流れを残酷に教えてくれる素晴らしいハイライトシーンである。詳細は不明らしいが、イスラム国など同性愛を禁止する国や、中国はこの”同性のキスシーン”をカットしてほしいと言ってきたがディズニーが断ったため世界14カ国での上映が禁止されてしまったようだ。
私もキコと結婚まではへーという印象だったが、アリーシャが妊娠しているのは違和感があった、遅れているだけかもしれないが、その子供は2人の子供ではないからだ。これは人それぞれ感じるものがあるだと思う。みんなはどう感じただろうか。

彼女は孫娘のイジーと一緒にいるところを目撃される。イジーは、アリーシャと同じスペースレンジャーになりたいと言う。新しく就任された司令官カル・バーンサイド(イザヤ・ウィットロックJr)はバズにトゥカニ・プライムからの脱出作戦を中止して周辺の防衛シールドを設置する作業に取り組むように命令する。

諦めることができないバズはソックスと一緒に脱走し、船をハイジャックする。そして長年テストの成果が実りハイパースペースを行うために十分なエネルギーを作りだしハイパースペースを成功させ、成果を報告するために再びトゥカニ・プライムに帰還する。

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さらに数十年後の未来へ

トゥカニ・プライムに戻ると周囲を防御シールドが覆っていたことを確認して地表に降り立つと突然現れたロボットに船を奪われてしまう。(例の完成されたエネルギーは取り出して手に取っていた)そこにアリーシャの娘、そして成人したイジー(ケケパーマー)と出会う。彼女の説明でトゥカニはロボット型の敵対勢力に攻撃にさらされ続けていることを知る。鹵獲されてしまったバズの船は上空の巨大母艦に収容されていることを知ったバズは、生き残った防衛軍のイジー、そして新兵のモー・モリソン(タイカ・ワイティティ)と囚人ダービー・スティール(デイル・スールズ)と反撃を開始する。

洞窟にある保管庫に向かったバズは例のスペースレンジャーの宇宙服(型落ちで古い)に着替える。(旧型の)船を手に入れるが船は昆虫の襲撃によって破損してしまう。船の部品を手に入れるために近くの施設でなんとか部品を手に入れることに成功する。

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親玉ザーグ登場

船に戻ろうとするが、突然現れた巨大ロボット親玉のザーグ(ジェームズ・ブローリン)に襲われるが、ダービーの援護射撃によってザーグの撃退に成功する。

船でその場を脱出しようとするが、ザーグの指令で次々に射出されるロボット兵たちに襲われる。なんとかロボを撃退し続けるも最後の最後でイジーが操作を誤って例の完成されたエネルギーを落としてしまい敵に奪われてしまう。

言葉を失うイジーがバズに近寄ると、自分のミスでこの惑星に縛り付けられたこと、あのエネルギーを得るために何十年もの歳月を捧げたのにアリーシャの期待に応えることができない自分自身にも腹を立てていたバズは誰の言葉も聞きたくないようだった。

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エンディングネタバレ注意『ザーグの正体』

その直後、突然現れたザーグがバズを捕まえて自身の船にテレポートさせる。身構えるバズの前でザーグの中から現れたのは初老の別のバズ・ライトイヤーだった。かつてバズがハイパースペースを実現した後思いがけず別のタイムラインに行き着いてしまう。惑星に戻るもバーンサイド司令官に犯罪者として追われてしまったため慌てて船で逃亡する、逃亡先でこのザーグの装備を発見して今に至るという。

ザーグが人類を襲っていたのはクリスタルエネルギー(バズの作った例のエネルギー)を使って過去に戻り、かつて自分たちが惑星に取り残された失敗を起こさないようにするためだという。バズは当初その考えに賛同していたが、アリーシャのことを思い出したバズは、彼らが間違いを修正した場合、イジーや一緒に戦った仲間が存在しない未来になる可能性があることに気が付きザーグのやろうとしていることを否定しエネルギーを渡すことを拒否する。しかしザーグは現在もこれからも逃亡犯で犯罪者のレッテルを貼られたままの人生は嫌だとバズからクリスタルエネルギーを奪おうとする。

イジー、モー、ダービーは船に取り付けられたテレポーターを使いザーグの船の中に潜入する。ザーグと一緒にいたもう一つの古いソックスの手助けで捕縛を逃れるが古いソックスはザーグは踏み潰してしまう。仲間の活躍でザーグの巨大母艦を自爆させることに成功し、エネルギーと共に脱出脱出しようとするが、船に燃料を入れる前に爆発に巻き込まれバズだけが取り残されてしまう。

爆発に巻き込まれながら宇宙空間でザーグに追いつかれるが彼が奪ったエネルギーを爆発させることで倒すことに成功する。エネルギーのない乗組員の乗った飛行船をバズのスーツの飛行機能で無事に着陸させることに成功する。

着陸したバズの前に現れたバーンアウト司令官は数多くの命令違反を犯したバズを叱責するが、ザーグ軍団を壊滅させたことを賞賛し、防衛軍のトップに彼を指名する。バズは再びスペースレンジャーの船長として、イジー、モー、ダービーと一緒に仕事を続けたいとバーンサイドに言う。

バズ、イジー、モー、ダービー、とソックスは新たなスペースレンジャーの服に着替え、新しい飛行機に乗り込むと、数々の信号を調査してほしいと依頼する。そして彼はわかりましたと言うと「例の言葉」を唱え船を出発させエンドクレジット。

海外評価IMDb『5.2点』

8/10
ピクサーの世界における目的を果たしている

あまり期待せずに行ったのですが ピクサーの映画だから、ある程度は楽しめるだろうと思っていました。ピクサーを嫌いな人はいないでしょう?この映画は、彼らが作った最高の映画ではありませんが、全体として好きな映画でした。バズと彼の冒険の紹介は、観客が彼を知っていることを知っているので、素早く行われます。予測可能なストーリー展開に、楽しい脇役たちが登場する。全体的に見れば、良い時間だった。

1/10
この映画は誰のために作られたのだろう?
子供向けでも大人向けでもない?グラフィックやサウンドが素晴らしいのに、エンターテイメント性がない。この映画は、子供向けでも大人向けでもない。つまらなかった。タイムトラベル?エンドクレジットで目が覚めたとき、時間がどこに行ったのか不思議に思うだろう。スタジオの金儲けが見え見えの作品。あなたの稼いだお金を彼らに渡してはいけません。もっといい映画のためにお金を貯めましょう。

2/10
強烈に腹立たしい

この映画には、素晴らしいグラフィック、実にクールな外観のSF、そして時折よくできた瞬間が含まれています。しかし、最初から、脚本家が許容できるプロットとキャストを作る能力に、取り返しのつかないギャップがあることが分かりました。
映画の冒頭で、すでに理解している前提を、感情的なつながりを一切排除して説明する、ダラダラとした不必要なタイトルカードが登場する。その後、白人ストレートのバズ、白人ストレートのインターン、そして黒人レズビアンのアリーシャが登場するのですが、どちらも白塗りのような感じです。私は映画における表現が好きですが、この激しいコントラストは耳障りで、さまざまな人々が一緒になる素晴らしい物語に発展させることができたはずなのに、映画は彼女とバズの関係に必要最低限の時間しかかけず、後で何らかの感情があるはずだと理解するのに十分な時間を与えているのです。また ダラダラしたタイトルカードには、この映画はアメリカの典型的な郊外の子供が好きな映画だと書いてあった。1995年当時。レズビアンが主要な役を演じ、人工授精されるという内容で。今でこそ時代は良い方向に変わっていますが、1995年のアメリカの平均的な親が、少なくとも国の半分が物議を醸すスキャンダルと呼び、小売店のかなりの部分が面目を保つために棚からおもちゃを引き上げずにこれを見ることはあり得ません。せっかく正規の発売日を教えてくれるのなら、せめてそれを守ってほしい。

1/10
ああディズニー、いつになったら学習するんだ?

ディズニーは相変わらずいいアイデアがない。トイ・ストーリーの世界観は今すぐやめるべきだし、トイ・ストーリーを作るべきでもなかった。

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感想:なるほど、普通、以下。

なるほど、冒頭で「この映画は1995年にアンディ少年がもらった人形の人気映画である。」といった文章があるのだが、多くの酷評レビューで「1995年に人工授精で妊娠した黒人レズビアンがヒロインの映画なんて流行るわけないだろ!」ということを言っているようだ。なるほど。そういうことか。この文章はなぜ入れたのかは不明だが、入れる意味もない。

もうこの映画を見る99%の人はトイ・ストーリーのバズ・ライトイヤーの物語であることを知っているのに余計なことをしたものだ。

それはさておき、高慢ちきなバズの強烈で取り返しのつかないミスで、、、「え?バズさん?」って読者に強烈にトイ・ストーリーとの差異に驚かされ、ほのぼのしたトイ・ストーリーとは関係がないのだなーと徐々に気がつくのだが、開始30分でヒロインと思われた女性がレズビアンで同性婚したのは良いけど、人工授精で子供を妊娠して幸せそうな姿を見せたり、最終的にバズ以外全員が老衰で死んでいったり猛烈な孤独感を読者に与えてくる強烈なものだった。この間エンターテイメント性なんていう文字は一切見当たらない、ひょっとしたらSFホラーレベルの孤独な虚無感を視聴者に与えてくるのだ。

そして新たな司令官にも見放され命令無視してなんとか実験を成功させるも、降り立った惑星はさらに未来になっており惑星は荒廃して薄暗いまま、今度はロボット軍団に襲われ、ヒロインの孫たちと一緒になってロボ軍団を撃退する。仲間は基本的に足を引っ張るだけでやかましい存在で最後まで感情移入はできない奴らだった。

そしてバズはそのまま彼らとスペースレンジャーとして旅立つ。

って。おいおいおいおい、そこはエネルギーを奪い返して責めて過去に戻ってあの失敗を無かったことにするグッドエンディングだろうがよ!って思った個人的にバズの精神はぐしゃぐしゃなんじゃないかなと心配になってしまったというね。海外で低評価の理由も納得な微妙なSFアニメというだけで、トイ・ストーリーファンの顔を引っ叩いてくる作品である。これはある意味閲覧注意な作品。子供と一緒に見せても喜ぶかなーってなるから注意。

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