映画『リミット/GOLD(2022)』物語結末までネタバレ!「誰も救われないディストピア」




『なんで彼にこんな役をやらせたんだ!!』ファンに衝撃を与えた貴公子ザック・エフロン最新作は血まみれ極限サバイバル!金を守るため荒野で1人取り残された彼の行方は…映画『リミット/GOLD』物語から衝撃のエンディングと極限サバイバルの様子を全てネタバレ!かわいそうなぐらい痛い目に遭いますので閲覧注意。

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映画『リミット/GOLD』作品情報

あらすじ
遠くない未来、砂漠を旅していた流れ者(ザック・エフロン)は、史上最大の金塊を発見する。彼は相棒の帰りを待つ間、過酷な環境と野犬の中で金塊を泥棒から守らなければならない。

監督
アンソニー・ヘイズ
脚本
アンソニー・ヘイズ
ポリー・スマイス

出演者(クレジット順)
ザック・エフロン Zac Efron … 男1
アンソニー・ヘイズ Anthony Hayes … 男2
スージー ポーター Susie Porter … 見知らぬ人 / 見知らぬ人の妹

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映画『リミット/GOLD』物語結末までネタバレ!

近未来。

どこも土地はやせ細り、緑はほとんど失われ砂漠と化した地球のどこか。

ヴァージル(ザック・エフロン)は仕事をするため基地に到着する。地元の男キース(アンソニー・ヘーズ)に金を払い、「コンパウンド」と呼ばれる場所に送迎をしてもらうことになった。

長い旅路の途中、間もなく車がパンクしたため、修理をしている最中、すぐ近くで。野犬の群れが別の動物を捕食しているの見かける。この土地では弱肉強食、それ以外存在しないのだ。

再び車の故障で砂漠の荒野に立ち往生している最中、ヴァージルが立ち小便をした先で光る金塊の一部を発見。2人で慌てて掘り出そうとするが直径2m近い巨大な金塊は車でも取り出すことができなかった。とりあえずこの地で野営をすることにしたが、目の前の金塊に夢が膨らむ一方で2人は歓喜の叫び声を上げる。

そして車の所有者が重機を持ってくるから待っていろとその場を離れる。

荒野にて

地獄の灼熱の荒野で一人取り残されたヴァージルはその土地で1日を過ごすが、その夜、周辺から野犬の唸り声を聞き恐怖する。翌朝、徐々に神経をすり減らし始めたヴァージルはうっかり衛星電話からの受信を取り損ねてしまう。

灼熱の大地に1人取り残されたヴァージルの神経はすり減るが行動はできる、周辺を探索し墜落した飛行機を発見する。その破片を使いシェルターを自作するが、その過程で灼熱の太陽を浴び続けたヴァージルの顔や首は火傷のように腫れていた。

その後もキースの帰還を待つこと数日、さらに顔中が激しく腫れていた、何もすることができず、ただ疲弊していくヴァージルが飛行機の胴体でぐったりしているとスカベンジャーを生業にする一人の女性に出会う。

近くの水飲み場まで案内しようとしてくれる親切な女性に対して人間不信に陥っていたバージルは、その女性を殺害し、遺体を埋葬して食料と水を奪った。しかし野犬が死体を掘り起こしてしまうため彼女の遺体を火葬して隠すことにする。

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砂嵐、

その翌日、電話でキースがまだ到着に時間がかかると言われたため、近くを通りかかったバスからは隠れてやり過ごす。ホッとしたのも束の間、信じられないほど巨大な砂嵐に遭遇しテントは破壊され座ることとも立つこともできない状態で砂嵐をモロに受けてしまう。目が覚めたヴァージル。腹に流木が突き刺さっていた。重傷を負いながら金属を加熱して止血するが体力も気力も失われ気を失う。

気を失っている間、ヴァージルが殺害した女性の妹だという別の女性スカベンジャーに出会う。キースから連絡が入る。

「その女は誰だ」

キースはヴァージルが近くにいることを知らせるが、近くにいる気配はない、そして女が現れる。腹が減っていないか?と聞かれるが黄金を守るため大丈夫だと嘘をつく。

そして再び気を失う。

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エンディングネタバレ「キースはずっと見ていた」

目を覚ました時、周囲に消えかけた焚き火、そして野犬の群れがいた。あの女がどうやら女を殺したのを知ったので復讐のためにこのようなことをしたのだろう。

火が消え野犬が次々にヴァージルに襲いかかりヴァージルははらわたを食われ命を落とす。

その様子を遠くからキース監視していた。

実はキースはショベルカーをすぐに用意しておきながら彼は金塊を独り占めするため、ヴァージルから見えない位置でテントを設営しずっと彼が殺されるのを監視していたのだった。

そしてヴァージルの死体を興味なさげに一瞥すると、金塊を掘る容姿を始める。しかし、キースが金塊に向けて歩みを進めた途端、どこからか矢が放たれキースの胸を貫き彼は絶命してしまう。

そしてエンディング。

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IMDb海外の評価 5.4点

6/10
うーん。
映画の大部分は、エフロンのキャラクターが一人で生き残ろうとしているだけです。映画でこれをやり遂げるには、非の打ちどころのないものにしなければならず、そうでなければ観客を急速に失うことになる。トム・ハンクスの『キャスタウェイ』は、それをやり遂げるだけの力があった(だけ)–それでも、それをやり遂げるにはバレーボールが必要だったのだが。ゴールド」はそれほど強くはない。この映画の中盤は、少し退屈になることがある。
エフロンの顔に使われているメイクはとてもよくできていた。特に一貫性があるようには思えなかったが(私の勘違いかもしれないが、新しいシーンに切り替わるたびに、彼は前と違う顔をしているように感じた)、とても痛々しく、かなりリアルに見えるのである。
映画のエンディングは、ちょっと楽しい。私は、映画の結末に関して、少し変わったことをすることを恐れない映画が好きです。

この映画はとても地味な映画です。笑いの試みはまさにゼロ。それはこの映画から取り去るものではありませんが、注目すべきことです。ゴールド」は、私がもう一度見る映画ではありません。その瞬間があり、時に穏やかに楽しめたが、おそらくわざわざ薦めるような作品ではないだろう。

砂漠を舞台にしたサバイバル映画が好きな人にはたまらない作品だが、このようなスローペースな映画が苦手な人は、この映画が耐えられないほど遅くて退屈に感じるだろう。この映画を見る前に自分の好き嫌いを把握しておくと、自分の好き嫌いを把握していなかったばかりに、時間を無駄にしたり、この素晴らしい映画に不当な批判をすることがないだろう。
アクション、ホラー、ロマンス、SF、テンポの良い映画を探しているのなら、他を当たってください。

9/10
マトリックス」と「バイオハザード」の新作を観て、映画業界に希望を失いかけていたところ、この映画がやってきて、シンプルなアイデアを「金」に変えることができる優れた監督がまだいることを証明してくれました。(ダジャレです)
この映画は最初から最後まで楽しめました。私はいつもサバイバル映画が好きで、特に砂漠で生き延びようとする映画が好きです。この映画は、バックストーリーを一切提供しないことで、素晴らしい仕事をしている。主人公がどこに向かっているのか、なぜ向かっているのか(彼は目的地のことを漠然と「屋敷」と呼ぶ)、また、世界で何が起こっているのか、まったくわからないのです。マッドマックスのような終末世界を想像させるが、何が起こっているのか、明確なヒントを与えてくれない。砂漠で生き残るという本筋に集中できるため、少し奇妙ではありますが、それはそれで楽しいものでした。
撮影はすべて美しく、付随する音楽も雰囲気を盛り上げてくれました。エンディングは大きな驚きでした。

5/10
半分良くて、半分悪い
ゴールド』(2022年)は、期待できるスタートを切り、全体として確かな制作価値を示しているが、洗いざらしの外観はすぐに古びてしまった。
演技は全く問題なかったものの、ラストに近づくにつれ、それが身につまされるようになる。これは人間の本質を描いたものではなく、愚かな決断に満ちた半サバイバル映画のようなものだ。人間の特性は欲だけ。それ以上のものはない。このような未来では、人々は無意味な死よりも生存に賭けていただろうと思うだろう。

まとめと感想「もっと大切に生きようぜ」

最初に思ったのはその飛行機で待機してたらかなりの確率でハッピーエンドだったんじゃないか?という点。もちろん極限下で「この金塊を奪われたくない」という思いが強いのもわかるが何よりも自分の命の方が大事だろう。

まだおかしい点がある、あんなに立派なシェルターを作ったのになんで日中あそこにいないんだ?水もなんだかんだで大量に置いていったもらったのに、生き残ろうという意志よりも黄金だけに目が眩んだ馬鹿野郎にしか見えず少し残念だった。

しかし極限かであることは視聴者にしっかりと伝わったし、彼の顔が徐々にひどく爛れて最後自分の血液で顔中を濡らした直後の顔は鬼のような形相でドキッとした。しかし最終的にキースに裏切られていたのはかなり早い段階からということが電話でわかってしまったことも悲しい。そうなんだよ、ザック・エフロンがあまりにもかわいそうな映画なのが残念でたまらないんだ。

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