映画『The Northman』物語結末までネタバレ、少しだけ感想「クソ面白い」

「北欧のヴァイキング映画はとっつきにくくて退屈」と思っている人にこそ見て欲しい。映画『The Northman』は神秘的で美しい北欧を舞台に、肉体美が際立つ血湧き肉躍るアクション、幻想的な描写、魔法、退屈させないテンポの良い脚本、かつて「300」で感動したあなたへ、全てを超越した最高の北欧を舞台にした映画がここにあります。

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映画『The Northman』物語結末までネタバレ

西暦895年 – 王子アムレス(オスカー・ノヴァック)は、父であるオーヴァンディル・ウォーレーベン王(イーサン・ホーク)が一連の征服を終え、部下と共に帰国する姿を見守っていた。

アムレスは、息子と妻のグドゥルーン王妃(ニコール・キッドマン)を出迎える。儀式を催す彼らのもとに、オーヴァンディルの弟フィヨルニル(Claes Bang)が訪れる。道化師のヘイミル(ウィレム・デフォー)はグドゥルーンについて下品な冗談を吐きフィヨルニルは嫌悪するが、オーヴァンディルは単なる冗談だと場を納める。

誓い

オーヴァンディルは戦いで負傷したため、アムレスを後継者にすることを決意する。アムレスをヘイミルのもとに連れて行き、特別な調合薬を飲む儀式を行う。オーヴァンディルはアムレスに、もし自分が殺されたとしたら、アムレスが仇を討つ誓いを約束させる。アムレスはそれを承諾し、ヘイミルはアムレスの涙の雫を取る。それが、再び涙を必要とする日が来るまで、彼が流す最後の涙となるのだ。

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簒奪

翌朝、アムレスがオーヴァンディルと森にいると、突然馬に乗った男達が襲い掛かりオーヴァンディルに矢を放ってきた。アムレスは撃退しようとするが、男たちは強くアムレスは圧倒されてしまう。襲撃者の中からオーヴァンディルの弟であるフィヨルニルが姿を表し、簒奪を企てていたようだ。

傷を負ったオーヴァンディルはフィヨルニルに対し、お前が王になっても支配できる期間は短く脆いものだと警告する。フィヨルニルは兄、オーヴァンディルを斬首し処刑し、部下にアムレスを見つけて殺すように命じる。アムレスは走って隠れ、フィヨルニルの兵士フィンル(エルダル・スカル)に捕まりそうになるが、アムレスは彼の鼻を切り落として逃げる。

村に戻ると、フィヨルニルの部下が住民たちをを略奪し皆殺しにしていた。フィヨルニルは泣き叫ぶグドゥールン妃を乱暴に外に連れ出しているところだった。

アムレスは海へ飛び出し、船に乗り込み、「父よ、仇をとってやる!母よ、救ってやる!」と自分に言い聞かせながら船で脱出する。

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ルスの地

数年後、アムレス(現在はアレキサンダー・スカルスガルドが演じる)はヴァイキングの一団に加わり、彼ら独自の儀式を経て正式の戦士である“バーサーカー“に成長していた。

ヴァイキングたちは村を襲う。アムレスは次々に兵士を惨殺し、残りの仲間は女性や子供を狙う。生き残った市民は奴隷として連行していく。

夜、アムレスは誰もいない暗い神殿に迷い込み、そこで盲目の女王(ビョーク)の幻影を見る。盲目の女王は、アムレスの幼い頃の誓いを思い出すように、幼い頃の彼がかつて流した“最後の涙“を渡し“父の仇を討ち、母を救い、叔父を殺す“チャンスが再び訪れると告げる。

翌日、アムレスは同じバーサーカーのエイリクル(タッド・マーフィー)と話す。エイリクルは、フィヨルニルがノルウェーのハラルド王によって王国を追われ、フィヨルニルたちはアイスランドに移住することを余儀なくされたという噂話をする。その時、アムレスは一羽のカラスを見かけ、それは“父の復讐を果たせ“という合図と受け取った。

覚悟を決めたアムレスは自ら奴隷の印を押し、他のルス人たちに紛れ奴隷船に乗る。そこで彼は、人の心を堕落させる力を持つという若いスラブ人女性、オルガ(アニヤ・テイラー=ジョイ)と出会う。彼女の隣で眠るアムレスは、オーヴァンディル、グルドゥン、ヘイミル、特別な剣、そしてオルガの幻影を見る。

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アイスランド

アイスランド
嵐で船が転覆し奴隷たちは必死に陸に泳ぎ着くが多くの奴隷がたどり着けずに死亡する。彼らはフィヨルニルの部下に捕まり、彼の農場に奴隷として連れていかれる。

そこにはフィヨルニルの長男ソリル(グスタフ・リンド)が、グドゥールンを妻として迎え、彼女との間にできた息子グンナル(エリオット・ローズ)がいた。

その夜、アムレスはテントを抜け出し、フィヨルニルの後を追う。動物の導きに従い別の天幕に入るとそこで魔女(Ingvar Egger Sigurosson)に出会う。彼は、フィヨルニルが舌、目、耳を切り取って殺した道化師ヘイミルの首を持っていた。

魔女はアムレスとヘイミルの交信させ、幻影の中でヘイミルはアムレスが復讐のために必要な“大剣ドラウグル“の在り処を教える。

アムレスはドラウグルがかつての王の亡骸が眠る場所に辿り着く。アムレスが剣を取ろうとすると、死体は息を吹き返しアムレスに襲い掛かる。死闘を繰り広げアムレスが斧で骸骨の首を切り落とすことに成功し大剣を手に入れる。

その夜、フィヨルニルが奴隷のオルガに手を出そうとするが、自分の経血を塗りつけ彼を撃退する姿をアムレスは見ていた。

その後、奴隷たちは、相手を殴って殺すことで勝利するナトリクル(過激なラクロスのようなスポーツ)のゲームに参加させられる。グンナルがフィールドに飛び込むが、相手チームのキャプテンのトルフィンル(ハフボール・ユリウス・ビョーンソン)に強く倒されて意識を失ってしまう。

隙をつきアムレスがトルフィンに襲いかかり、頭蓋骨がへこむまで何度も頭突きをして倒す。家族が見守る中、意識を取り戻したグンナル、アムレスはフィヨルニルとソリルに感謝され、奴隷の中でより高い地位を与えられる。

その後、奴隷たちは森の中でパーティーを開き、互いに乱行パーティが始まる。その中でアムレスとオルガの二人は愛し合った後、フィヨルニルを倒すことを誓い合う。

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正体

それから数日後、アムレスはソリルの友人やフィヨルニルの部下を次々に殺害し死体を外に吊るす。吊るされた仲間を見たソリルは絶望に叫び、犯人を見つけることを天に誓う。同じ日の夜、アムレスは奴隷の女で生け贄の儀式を行おうとしていた兵士2人を殺害、内臓を抜いた死体を吊るす。

一方、オルガがフィヨルニルの部下たちに幻覚キノコを与え、徐々に狂い出し彼らは次々に自殺していく。さらにアムレスは狼に遠吠えをさせ、フィヨルニルの番犬を興奮させ主人に襲い掛かるように仕向け、フィヨルニルの手で犬を殺させる。

その後、アムレスはグドゥールンの部屋を訪れ彼女に正体を明かし助けにきた子を伝える。しかし残念なことに彼女は息子が救いにきたことを喜んではいなかった。グドゥールンは自分がフィヨルニルの奴隷ではなく、彼を純粋に愛し同意の上で結婚したことを明らかにする。

さらにグドゥールンは残酷な事実を伝える。アムレスの父オーヴァンディルが奴隷だった彼女を強姦しアムレスが生まれたこと、オーヴァンディルを憎んでいたこと、フィヨルニルにオーヴァンディル殺害を頼んだこと、そして、アムレトを殺すようにフィヨルニルに頼んだことを。

グドゥールンはアムレスを誘惑しようとするが、アムレスは部屋から逃げ出し、怒りを抑えれないアムレスは寝ているソリルを刺し殺し心臓を切り取る。

フィヨルニルは息子の遺体を前に涙を流し、ソリルが死んだ罪は奴隷たちにあると責める。彼は順番に奴隷を殺し始めオルガの順番になった時、アムレスがソリルの心臓が入った袋を持って現れオルガを助ける代わりに渡すと伝える。フィヨルニルが袋を奪うが、中に入っていたのはフィヨルニルが殺した犬の心臓だった。

アムレスは捕虜となり、ソリルの心臓のありかを白状するよう残酷に打ちのめされていた。突如カラスの群れがアムレスを解放しオルガと共に船で逃げることに成功する。フィヨルニルとオルガが口づけしたとき、二人の子供の幻影を見てアムレスはフィヨルニルが生きている限り決して安全な日々が来ないことを知ったアムレスは、復讐を果たすため、再び農場へ泳いで戻る。彼を見守るオルガはアムレスの身を案じて導きの祈りを捧げる。

帰ってきたアムレスは、フィヨルニルの部下を殺し、残りの奴隷を解放する。アムレスは襲ってきたグドゥルンとグンナルを殺害する。妻と子供の遺体を発見したフィヨルニルは、「地獄の門」で決闘しようと提案する。

結末エンディングネタバレ『決闘、ヴァルハラ』

アムレスはヘクラ火山でフィヨルニルを見つけ“ホルムガン“と呼ばれる決闘を行う。溶岩の上で剣を交える二人の戦いは、フィヨルニルが圧倒する。最後にフィヨルニルの剣がアムレスの心臓を貫くがアムレスの剣はフィヨルニルの首を切断する。

アムレスは瀕死の状態で、オルガとの間に生まれる双子の幻影を見る。

双子のうちの一人は、予言の「乙女の王」になるのを見る。

そして、ワルキューレの精霊がアムレスをヴァルハラに導くために天から舞い降りる。

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まとめと感想「良い映画を見た」

なんだ今年は豊作の年ですね。北欧系と言えば最後の決闘とか古い時代のお話はだいたい重厚で退屈な印象が強く、ヴァイキングといえばいつぞやのレフン監督とマッツ・ミケルセンの「ヴァルハラライジング」も序盤面白いかもと期待したが後半の抽象的で幻想的なシーンが多く眠くなったことがある。さらに個人的にヴァイキング漫画「ヴィンランドサガ」の作者の個性と押し付けがましいセリフや背景に辟易したことがある。要するにヴァイキング映画で面白い映画を知らないだけなのだが、良い印象はない。

が、偶然予告を見て現実的すぎない幻想的なシーン、肉体美、アクション、なんだこれ面白そうだなと見たが大正解。

300(スリーハンドレッド)を初めて見た興奮が再来した。奴隷と復讐というシンプルで分かりやすい脚本の中にこれでもかとような美しく刺激的なアクションに神がかった幻想的なシーンが盛り込まれている。最後まで退屈をすることなく久々に手に汗握って最後まで楽しむことができた。かっこいいし残虐で美しいは最高だ。

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