アニメ映画『バッドガイズ』物語エンディングまでネタバレと海外の評価感想「面白いが日本ではダメかも」




「ズートピアとオーシャンズ11を融合した最高のアニメ」映画『バッドガイズ』エンディングまでネタバレと感想を紹介。世界の子供を魅了し1000万部を突破した同名児童書が原作の2022年4月全米公開され大ヒット中のオオカミ、タランチュラ、ピラニア、サメの嫌われ肉食動物犯罪チームが良い子になるためにリハビリ開始したら実は凶悪犯罪のお手伝いで!?意外と熱い展開で子供にはたまらない映画とはどんな内容なのか?紹介していきます。

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バッドガイズとは?原作は世界的ベストセラー児童書

アニメ『バッドガイズ』とは?
日本では全く知名度のないこの作品は、上映されるやなや初登場1位(ボスベイビーとシングの新作を抑えて)の超スマッシュヒットした新作アニメーション映画。

「バッドガイズ」はオーストラリアで生まれた児童書が原作「the bad guys」タイトルで2020年の時点で全世界30カ国で翻訳されて1000万部をこえる大ヒット、ニューヨークタイムズのヒットチャートにずっと掲載されているほどロングランヒットし続けています。海外では英語版は5巻まで出版されていますが日本ではまだまだ知名度は低く日本語翻訳版はたったの2巻だけしか出版されていません。

少しだけ原作の内容を紹介していきます。

表紙とキャラクターはこんな感じ。

いきなりアニメ版から見た人は驚くかもしれませんが結構雰囲気も違います。基本的な部分は同じで「肉食獣、嫌われ者として生まれてしまったけど、俺たちだって良いやつってことをみんなに広めたい」と考えたリーダーのウルフが世界中の嫌われ者たちを集めまくってバッドガイズだけど良いことしまくろうぜ!って行動するが・・・。って感じです。

ただしページを捲るとかなり余白が多く大人が読むと内容が薄いと感じるかも↓

前編こんな感じで力が抜ける良い感じで物語は進む。

しかしうちの娘二人は2巻を読んでゲラゲラ笑っていたので、これから絵本を卒業させて児童書を読ませたいと思っている親御さんは試しに買っても良いかも。

原作との違い、原作本の中身などを詳しく紹介しているのはこちら↓

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アニメ『バッドガイズ』作品情報

上映日
2022年4月22日(アメリカ)
上映国
アメリカ その他
公式サイト
言語
英語 スペイン語
別名
The Bad Guys
制作会社
ドリームワークスアニメーション
電通スコラスティックエンターテインメント

キャストスタッフ

キャスト
ミスター・ウルフ: サム・ロックウェル
スネーク: マーク・マロン
ピラニア: アンソニー・ラモス
シャーク: クレイグ・ロビンソン
タランチュラ: オークワフィナ
ティファニー・フラフィット: リリー・シン
ルパート・マーマレード4世教授: リチャード・アイオアディ
老婆: バーバラ・グッドソン
ダイアン・フォクシントン / ザ・クリムゾン・パウ: ザジー・ビーツ
ミスティー・ラギンズ: アレックス・ボースタイン

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日本語吹替キャスト

尾上松也リーダー….“ミスター・ウルフ”
安田顕….“スネーク”
長田庄平 (チョコレートプラネット)….“シャーク”
ファーストサマーウイカ….“タランチュラ”
河合郁人(A.B.C-Z)….“ピラニア”

日本語吹き替えは知名度重視の謎配役が多いと思っていたが今回の日本語吹き替えキャストは成功してそうな感じ。一番びっくりしたのはファーストサマーウイカのタランチュラの声。すげぇ上手。

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アニメ『バッドガイズ』物語ネタバレ

DreamWorksのロゴには主人公であるウルフが代わりに座ってくつろいでいるバージョン。

ロサンゼルス。カリスマ的存在のミスター・ウルフ(サム・ロックウェル)は、親友のミスター・スネーク(マーク・マロン)とダイナーで会話をしている。(この世界では普通の人間、ミスター・ウルフなど擬人化した動物が当たり前のように共生している世界。ディズニーのズートピアの世界に人間がいるようなもの)2人は肉食動物のためか人間たち一般客からは恐れられ彼らから極端に怯えた様子で退店する2人を見ている。

2人は何気ない会話をしながらそのまま向かいにある銀行へ、次の瞬間2人は銀行を襲い金の袋を大量に持ちウルフの運転する車で脱出する。

ウルフとスネークはチームの残りのメンバーと合流し私たち視聴者に向かってチームの説明を行う。主人公であるウルフは口が達者なリーダー、スネークは金庫破りのエキスパート、タランチュラ/「ウェブ」(オークワフィナ)は凄腕ハッカー、ホオジロザメのシャーク(クレイグ・ロビンソン)は変装の達人、短気で特攻担当のピラニア(アンソニー・ラモス)がウルフのチームだ。警察署長で人間のミスティ・ラギンズ(アレックス-ボースタイン)率いる警察が彼らを追い詰めるが、バッドガイズらは逃亡に成功。

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計画失敗

バッドガイズたちは盗んだ金と仲間とお酒を囲み乾杯する。テレビからバッドガイズたちの先ほどの強盗を報告するレポーターのティファニーフラフィット(リリー・シン)が知事のダイアン・フォクシントン(ザジー・ビーツ)がバッドガイズを挑発。憤慨したバッドガイズたちは慈善家のモルモット、ルパート・マーマレード4世教授(リチャード・アイオアディ)の黄金のドルフィントロフィーを盗むための計画を練る。

バッドガイズたちはそれぞれ変装してルパートのいる会場に潜り込む。変装をしたバッドガイズたちはそれぞれ持ち場に着く。ウルフは階段を降りている金持ちのお婆さんのバッグを盗もうとしたが偶然転びそうになった老婦人を助けた形になり「良い子ね、良い子ね」とまるでペットかのように感謝され頭を撫で回されたことで、呆然とするウルフだったが表情とは裏腹に尻尾が猛烈に触れて猛烈に喜んでいるようだった。

ウルフとスネークはゴールデントロフィーを盗むためにミッションインポッシブルよろしく空中でスネークとコンビでトロフィーを奪還、再びチームはロビーに集合し意気揚々と出口に向かうがルパート教授の「良い子」と言う言葉に反応してしまったウルフの尻尾が左右に触れるのを止めることができなかったため変装がバレてしまい全員逮捕されてしまう。

警察護送車に向かう途中にルパートを見つけたウルフは、良いモデル市民になることにバッドガイズたちをルパートのリハビリをつける実験台になることを提案し承諾を受け逮捕を免れる。

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リハビリ開始

バッドガイズたちは早速良い市民となるべくリハビリを開始するが、根っからの悪党である肉食獣である彼らの行動は全て善行とは程遠いものだった、頭を抱えるルパートだったが次に慈善事業の一環として彼らに命じたのは救出任務、とある研究所にいるモルモットたちを救出するものだった。変装して潜入したバッドガイズだったが大量のモルモット(ご馳走)を腹一杯食べてしまうスネークたちは大失敗して新聞沙汰になりダイアン知事から怒られるが、一定の希望も持っていることを告白されたことでウルフは何かを変えようと決意する。

リーダーとしてウルフはバッドガイズたちの意識改善を開始する。早速木の上の猫を助けることに成功したウルフが自分で行動して仲間たちに示す。隠れて見ていたルパートはウルフが猫を救う姿をSNSで配信したことをバッドガイズに見せ、それが数多くの良い評判を呼んでいることを示す。しかしルパートは、ウルフが本当に良い市民として上り詰めるためにはバッドガイズたちチームと別れることを提案する。しかしスネークはその2人の会話を見ておりウルフに対し疑いの目を向け始める。

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強盗計画とウルフの心変わり

ルパートと知事にバッドガイズらが招待されて過去に彼らが盗もうとした黄金のドルフィン像を彼らの手で渡す式典に招待された彼らはバッドガイズらと誰にも今度こそ誰にも気付かれないうちにドルフィン像をすり替えて奪う強盗計画を企てていた。

式典当日、早速彼らは完璧だった2度目の強盗を遂行しようとするが、スネークが原因で計画が失敗しそうになったのをピラニアが歌うことで回避するが逆にステージは大盛り上がりしてしまい招待客全員が踊り出す、シャークとタランチュラがピラニアを助ける形でバンドを組みさらに歌を盛り上げる。そこでウルフはダイアン知事と踊る。ダイアン知事は肉食獣だからと忌み嫌われているのが普通だと思い込んでいたが、ダイアン知事によって実は街の人たちが初めて自分を怖がらずに良い人だと見方を変えて見てくれていることを知り心から喜ぶウルフは、ダイアンと情熱的なダンスを行う。

ダンスが終わりいよいよドルフィン像の授与のタイミングになった。あとはウルフが電源を落とすだけだったがなぜかウルフは心変わりしてそのまま式典を進めドルフィン像をルパーどに渡す。「何やってんだウルフ?」と仲間が困惑していたが、次の瞬間なぜか電源が勝手に消灯、即座に点灯したが頭上の隕石がなくなっていた。即座にその場にいたバッドガイズたちが疑われ逮捕されてしまう。(逃げる直前にダイアンに地図に印をつけて私ている)

ルパートの悪巧み

バッドガイズたちが捕まった護送車に乗り込んできたルパートは非難するどころか感謝の言葉を述べる。実は隕石を盗んだのはルパートの仕業だったのだ、そして実はウルフが助けた老婦人もウルフの誉められたいと願う潜在意識を誘発するためのルパートの計画の一つだったのだ。激怒したウルフはルパートに掴みかかろうとするが運悪くドアが開いてしまいその姿をメディアに掲載されてしまい再びバッドガイズは悪い奴らだと報道されてしまう。

その頃、一連の流れを不審にに思ったダイアンはウルフから渡された地図をたどると、バッドガイズたちの隠れ家に到着していた。

バッドガイズたちは刑務所に投獄され、主にスネークから今回の件を非難されるがウルフ自身が悪行を繰り返すことをしたくない罪悪感が生まれたため、妨害したことを認めスネークと喧嘩を始めてしまう。

謎の泥棒クリムゾン・ポー

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突如、上空から黒いフードの女が登場し次々と看守を倒し、フードを取るとそこにはダイアンがいた。ダイアン知事の裏の顔は悪名高き泥棒、クリムゾン・ポーだったのだ。彼女はバッドガイズたちを解放する。共にルパートを止めようとウルフが提案するがスネークを筆頭に一度裏切られた彼らは信じることができないとウルフとダイアンに背中を向けて立ち去ってしまう。

ダイアンはウルフを自分のアジトに連れてきて自身の過去を話し始める。彼女は過去にドルフィン像を盗んだが、壁に映った姿を見て今までと同じ卑屈なキツネである自分を恥じて、努力して善人になったと説明。アジトで武器や装備を揃えルパートを倒しに向かう。

スネーク、タランチュラ、ピラニア、そしてサメは彼らの隠れ家に戻ったが、彼らが盗んだすべてのものがなくなっていた。。

その頃、ルパートは奪った隕石の力を使って、街中のモルモットをマインドコントロールし、現金輸送車をモルモットに襲わせる強盗を次々に行っていた。

スネークの裏切り

ウルフとダイアンはルパートの隠れ家に向かうが罠にハマり捕まってしまう。2人の前に現れたのはルパートと、、スネークだった。スネークが他のバッドガイズたちが良い人間に戻ろうとしていることが許せず悪の道に進み、ルパートと手を組んだのだ。

ウルフとダイアンが罠で殺されかけたが、ピラニア、タランチュラ、シャークが登場して2人を助ける。スネークを除くバッドガイズが合流、ルパートの隕石を奪いダイアンの車に乗って護送車をハッキングして強盗を阻止していく。

その後、バッドガイズはスネークとルパートの乗ったヘリを追いかけスネークに戻れと説得をするが、ルパートが操るモルモット軍団が集まり巨大な津波となってガイズに襲い掛かる。隕石を奪い返すためにルパートは襲い掛かるが、スネークを蹴り落としその場を離れる。

落ちたスネークを助けるために未完成の橋から飛び降りるバッドガイズたちは、落ちながらスネークたちと和解し無事に着地する。隕石を失ったモルモットたちは洗脳が解けどこかに立ち去ってしまった。

バッドガイズが崖から昇るとそこにはラギンズが待ち構えていた。ルパートが良い人のふりをしながらメディアの前に現れ隕石が悪党の手から私が取り戻したとインタビューに答えていたが、隕石の様子がおかしい、バッドガイズが盗んだはずの隕石は実はただのランプの偽物だったことが判明する。

結末ネタバレ「裏切りの真相」

実はスネークは裏切ったのではなく本物の隕石とランプを交換するためにフリをしていただけだった。ルパートに向かってスネークはニヤリと笑う本物の隕石が爆発する。唖然とするルパートが落としたダイヤモンドが、かつてクリムゾン・ポーによって奪われた貴重なダイヤモンドだったため、ルパートがクリムゾンポート勘違いされて逮捕されてしまう。

。彼にとってさらに悪いことに、以前ディアンヌから奪ったダイヤモンドは、すでに彼女が盗んでいた貴重なダイヤモンドであり、ラギンズはマーマレードがクリムゾンポーだと思い込む。

1年後、バッドガイズたちの善行が認められ刑務所から釈放され外に出る。ダイアンが車で猫と一緒に向かいにくる。公式にバッドガイズのメンバーとなったダイアンと一緒に新たに犯罪撲滅の為に彼らは荒野を走り去る。

海外の感想評価 IMDb 6.8/10

7/10
楽しい…。

当初、私は2022年のアニメ映画「バッドガイズ」をほとんど期待せずに観に行きました。なぜか?それは、息子が見たがっていたアニメ映画であることを除けば、自分が何をしようとしているのかよく分からなかったからです。しかし、まだ観ていないアニメ映画ということで、もちろん息子と一緒に観ることにした。
脚本家のEtan Cohen、Yoni Brenner、Hilary Winstonは、実際に良いストーリーをまとめていると言えるでしょう。私はこの映画の原作をよく知らないので、原作にどれだけ忠実かはわかりません。しかし、『悪人』のストーリーは実際によくできていて、楽しめたし、エンターテインメントとしても楽しめた。
この作品では、キャラクターギャラリーがとても効果的でした。登場するキャラクターはとてもカラフルで、印象に残ります。面白いキャラクターのギャラリーを描くことができただけでなく、キャラクターに命を吹き込むために、素晴らしい声優陣のアンサンブルも間違いなく用意されていました。
もしあなたがアニメ映画を楽しんでいるのなら、「The Bad Guys」をじっくりと観るべきでしょう。私はこのアニメ映画で純粋に楽しませてもらいましたし、温かく推薦したい作品の1つです。
「The Bad Guys」の評価は、10点満点で7点。

7/10
家族みんなで楽しめる

素晴らしいキャラクター、本当に笑える瞬間、そして素敵で楽しくてまとまりのあるストーリー。アニメーションもサウンドも素晴らしい。100分にしては少し長く感じたのは、ひねりが効いていて面白かったからかもしれない。

9/10
最高のアニメ体験の一つ

この作品は、どの世代にも愛されるエンターテイメント性の高い悪役・善玉の物語です。全体的に色彩がとても鮮やかで、心温まるキャラクター主導の素晴らしい時間。関わった役者さんはさぞかし楽しかったことでしょう。
悪人たちは、善悪の理由もなく、ポップスや生涯の友に励まされながら、偉大な泥棒になるのです。想像していた以上に気に入りました。サントラも素晴らしいし、物語の流れもとても良く、誰にでもお勧めできる作品です。

7/10
この映画は、予告編やポスターで映画を判断してはいけないということを、「バッドガイズ」が教えてくれた。

携帯の画面に最初に予告編が表示されたとき、私はあまり期待をしていませんでした。最後まで見る気も起きなかった。アニメーションのスタイルには目を見張るものがありませんし、印象的でもありません。
でも、くっそーーーー。という感じです。この映画は、本物の笑い、コミカルなキャラクター、そして並外れたプロットに満ちた長編アニメーション映画である。
オーシャンズ8とズートピアの出会い、それが『バッドガイズ』なのです。最初の強盗は、女性だけの『オーシャンズ』とどこか似ていると思うかもしれません。トイレ、キッチントレイ、レッドカーペットの階段、ハッキング(強盗映画のほとんど)、赤いレーザートラップ、これらはすべて同作品のメットガラの大規模な強盗と強く似ているのです。
100分以上の長編でありながら、そのテンポの良さは留まるところを知らず、最初から最後まで観客を楽しませてくれる。

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まとめ感想:新たなアニメシリーズの誕生か

シュレックや、ミニオンズ、怪盗グルー、最近ではソニック・ザ・ヘッジホッグなどのアニメーション映画作品を差し置いてバッドガイズは児童書を原作にしており人気が元々あったためか初登場1位で興行収入も好調発進中。評価も高い。

が、

この映画面白いか?と聞かれたら「普通」と即答する。

アニメーションの動きは良く、説明も上手、脚本もわかりやすいし、文句はない。のだが、原作を知らない身としては普通の子供向けスパイ大作戦という印象で大人の視聴には少しだけ物足りないのだ(当たり前)。すげぇ面白いとは言わないけど、100分の長さで少し大人向けな展開もあるので子供たちはきっと飽きちゃう気がするなー。

個人的にはこの作品で原作人気が出て3〜5巻も翻訳版が出てくれたら嬉しい。

この原作を読めば間違いなく映画が面白くなるので、知名度の低い今ならなぜか超安売りされている美品中古品を20円でゲットして予習してほしい。

内容を少し読むならこちらから

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