U-NEXT『竜とそばかすの姫』感想「つまらなくて驚いた細田守監督の興味が失せた」

「何が面白いのかわからない」「美女と野獣をパクった意味も分からず、家庭内暴力と現実とアバター世界をごちゃ混ぜて自作ジュース見たいなクソ味映画」サマーウォーズ以来ずっと面白くない作品を作り続けた細田守監督最新作「竜とそばかすの姫」をU-NEXTで770P使って視聴した感想。

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つまらなくて驚いた「細田守はもうオワコン」

『DUNE』を見て以来、新作映画が全く更新されず無駄にポイントが残ったこと、見放題も見栄えもなく、HBOドラマも面白いのとは出会えないので、長年続けたU-NEXTも4月いっぱいで解約することにした。残った2000ポイントの使い道を探していたところ「竜とそばかすの姫」が配信されていたので子供たちと一緒に見た。

オープニングは良い。ミレニアムパレードだかが楽曲提供した音楽は良い始まりだと思った。

が、

現実世界に「U(ユー)」と呼ばれるゲーム世界にアバターになって世界を堪能できるという設定は、サマーウォーズの名残に感じたがまぁ良いとしよう。

・田舎暮らし
・父子家庭
・母親は献身的な行動で死亡
・主人公の鈴は歌が上手だけど歌えない
・学校では冴えない女
・歌うとゲロ吐く
・薄い高校生活
・半端なモテモテ幼馴染の男の子
・仮想世界では最強の歌姫
・美女と野獣の話
・隠された城と竜の存在
・無駄に正義感の強いアバター警察
・家庭内暴力
・主人公高知から東京に1人で行く

こんな感じ。

最初から最後までこれらの薄い背景をなんとなく感じながらなんとなく視聴者に説明もなく物語は進み、誰にも感情移入できずにこの映画は終わる。正直終わり方も誰もハッピーエンドではないので最後までモヤモヤする内容だった。

トラウマがあるのはわかるけどヒロインに突然ゲロ吐かせるシーン必要あったのか?こっちは飯食いながら見てたから困ったわ。ゲロ吐いた後倒れた時に髪の毛に付着する細かいところにまで作画に気を遣ってすごい人だな!ってなるわけないだろ。なのに、無駄に職人芸を披露するのが、吐いたシーンの後、仮想世界にログインするために部屋に戻るんだけどこの時の顔のアップ時に、彼女の口の周りにゲロが付着したまんまで「・・・。」ってなる。

で、仮想空間に初めて入る。突然歌い出す。

何この流れ?

どうやら耳に付けたガジェットで感覚もそのまま仮想空間に入るような感じらしく、その世界の住人になりきることで歌うことができるというシーンらしい。が、突然彼女に歌の才能があった!って言われても「あ、そう」で終わる。

で、なんやかんやでなぜか歌がヒットしてフォロワーが増えまくって世界中でヒロインのアバター「ベル」の歌声を聞くために地球全体が注目するレベルのインフルエンサーになる。まぁここまではいい、そこに突如登場する「竜」、なんか独自組織みたいな警察に追われているが返り討ちにする。このシーンでもなんで普通のアバターたちが自警団を組むだけなのか?運営側が強制的にアカウントBANとかすれば良いのに一切介入してこない点も不可解、そして竜は普通に暴力行為を続ける。ゲーム好きとしては「なんでそんなに迷惑なやつをほっておくの?」って違和感が生まれる。

この自警団もやばい。運営は基本的に手出しをしない方針なのか?勝手に組織した正義の味方気取りの自警団たちはたった1人の竜を捕獲できない程度の実力しかないのに、腕につけた謎の装置で「その人の素顔を世界に晒す」という極悪な装備を持っていること、匿名ゲームなのに素顔を地球に晒すってやばくない?こんなゲーム誰が楽しみに来るんだ?

で、なぜかそんな「ネット荒らし」みたいな存在である竜は誰だ?って話題になっただけなのだが、なぜかヒロインは興味を持ってしまい、隠蔽されていた竜の住処に単身潜り込み竜と出会うのだが、、、そもそもヒロインが竜の素顔を知りたくて仕方ない。という思考になる過程が一切ない。ここでも私たち視聴者を置いてくのだ。自分は匿名アバターを着て歌って踊ってるが、気になるやつの隠している住処は土足で入るというな。

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美女と野獣のパクリ方雑じゃない?

僕ぐらい有名な監督になるとディズニーの名作をパクってもツーカーの関係だから大丈夫なんだよね。ブヒヒ!!by細田監督

とでも思ってるのだろうか?

ヒロインが竜の住処に乗り込んでから突然ディズニーの名作「美女と野獣」のベルが初めて野獣のバラを見てしまった時と同じような展開やセリフが繰り出され「え?なんで美女と野獣?」って素人でもわかるレベルでパクリにパクる。

そう、オマージュというよりも中国アニメが日本のアニメのキャラをパクっておきながら「これはオリジナル!」と言い張ってるレベル。これはディズニーが本気で訴えたら負けるんじゃないかな?ぐらいパクっている。

美女と野獣は囚われた父親の代わりに娘であるベルが野獣の城に住むという前提があったから興味本位で城を歩き回った結果バラを見つけ、野獣の逆鱗に触れるという展開だった。

が、ベルは全く関わりのない竜の家に土足で入り込んで勝手に感情移入して、超上から目線で竜と関わろうと積極的にウゼェ距離感で近づいた結果「出ていけ!」と竜に言われてしまう。(この時の竜の声の出し方も野獣を意識しているのが超うざい)

ヒロインは「私は傷ついた!」みたいな体で城から出るのだが、不法侵入者に対して当たり前の対応をしただけなのに、なんで勝手にお前が傷つくんだ?とヒロインの行動に終始イラつかされる。

なんだか美女と野獣へのパクリ方に愛がない。

それでも、竜のことが気になって仕方がないと勝手に感情移入したヒロインは、手前勝手な都合で勝手に歌を作って歌を送って、2人は良い感じに歌って踊る・・・ってなんで?なんで?なんでここで2人に恋みたいなのが生まれるの?なんで?って視聴者を完全に置いていく細田マジック。

そう感じた。

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細田監督の「ブヒヒ」笑顔が見え隠れして辛い

「合唱団のおばさんたち」どうでも良い存在だった。

かっこいい幼馴染の男の子との関係性も半端。

友達の眼鏡っ子も・・・打算による関係っぽくて気持ち悪い。

本当は悪いやつかも?って思われていた高校で一番可愛い照橋さんみたいな彼女は普通に良い子だったのが一番ホッとした。

ラストは偶然彼女の作った歌を口ずさんでいた男の子のYouTubeみたいなサイトのLIVE中継で父親から暴力を受けているシーンを見てしまった。ここでも面倒なのは暴力を受けていたのは兄貴、歌を口ずさんでいたのは弟、竜のアバターを着て暴れ回っていたのは兄貴。という「・・・・その設定いる?」って感じの無駄にリアルな家庭内暴力となんとも言えない半端な家族構成を急に突きつけられる。

で、偶然窓に映った風景と音楽で神奈川にいる!って分かったヒロインは遠く離れた高知県から川崎まで「1人」で電車に乗っていき2人を救う。(この特定も住所を完璧に見つけるとは言い難く大体この辺程度だったのもモヤッとするポイント)

が、警察に電話しないで女子高生が単身家庭内暴力を繰り広げる男の家に行って何ができるんだ?偶然、細田マジックによってなぜか外に出ていた兄弟がいなかったらどうするの?で、DV男の爪で引っ掻かれてほっぺたを流血しながら兄弟を抱きしめてハッピーエンド。DV男は無駄に虚勢野郎で、、、って

これで終わり。

え?

終わり?

あの兄弟はどうなった?

あのDV男はどうなった?

ヒロインは何億人相手に素顔晒したけどどうなったの?手前勝手な都合でデジタルタトゥーしちゃった結果はどうなるの?一生顔晒されるけど?その笑顔は何?

「U」って結局何?

合唱団いる?

友達最後まで頑張ってくれてたのに雑な扱いじゃない?

え?

本当にこれで終わりでいいの?

ってなった。

細田監督1人で気持ち良くなってニヤニヤして、視聴者は置いてけぼりにして全く何も解決しないで終わる映画です。

細田監督作品で面白いのってある?

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