大人気ゲーム「アンチャーテッド」シリーズの前日譚を描く映画版アンチャーテッドのあらすじ結末と、続編がありそうな謎のエンディング、そして兄であるサムの生存などを全てネタバレしている記事です。ゲーム版を全シリーズやっているからこその「物足りなさ」はあるもののインディージョーンズのような王道アドベンチャーな内容はワクワクドキドキの連続ですよ！
もくじ
映画【アンチャーテッド】あらすじ結末ネタバレ「王道だがゲームよりは物足りない」
冒頭からネイサン・ドレイク（トム・ホランド）は飛行機の外にかろうじてぶら下がっている。
彼は追手と落ちてくる貨物を避けながら、機内に戻り登り切ったところで、タラップから落ちてきた車に轢かれるが落ちる間際にネイトに向かって手が伸びてくる。
15年前のボストン
ネイト（ティアナン・ジョーンズ）と兄のサム（ルディ・パンコウ）は、フェルディナンド・マゼラン原図を盗もうと博物館に侵入していた。マゼランの航海は隠された黄金を探すためだったという言い伝えがあるためだった。しかし兄弟は警備員に捕まってしまう。孤児院育ちの二人は脱走の常習犯でサムは3回目の脱走の罰として孤児院から追い出し、ネイトから離れた別の場所に向かうサムは弟ネイトの部屋を訪れ「必ず帰る」と約束し彼らの祖先であるフランシス・ドレイクの指輪に、”Sic Parvis Magna” (「小さな始まりからの偉大さ」) と刻んで渡す
ネイトとサリー
ネイトはバーテンダーとして働いてる。ネイトは裕福な女性客に接客をしながら隙をついてブレスレットを巧みに盗み出す。そんなネイトをヴィクター・”サリー”・サリバン（マーク・ウォールバーグ）が見ていた。
サリーは一部始終を見ていたこと、見事な腕前だと褒めネイトに一緒に仕事をしないかと持ちかけるがネイトは断れ分かれる。しかしネイトのポケットからブレスレットが無くなり代わりにサリーの名刺が残されていた。
ブレスレットを取り戻そうとサリーのオフィスを訪ねたネイトは、サリーが持っている他の遺物に目を奪われる。その中にはかつて自分とサムが奪おうとしていたマゼランの海図もあった。サリーはかつてサムと仕事をしていたことを明かし、ネイトが彼の兄弟であることを知っていたこと、彼らはマゼランの財産につながる手がかりである「フアン・セバスチャン・エルカノの日記」を盗むのを手伝った事を明かす。ネイトはサリーを手伝う気はなかったが、ネイトはサムがずっと送り続けていた絵葉書に目を通すと慌ててサリーを呼び出す。
サリーはネイトに、マゼランの金塊を見つけるために必要な2つの鍵のうちの1つである黄金の十字架を手に入れなければならないことを伝える。1本は既に手に入れたが2本目は美術館で競売にかけられるがサンティアゴ・モンカダ（アントニオ・バンデラス）が購入する前に奪う必要があることを伝える。
オークション会場に向かうとサリーはジョー・ブラドック（タティ・ガブリエル）を見つけ不安な表情を浮かべる。彼女は傭兵で過去に衝突したことがあったからだ。ブラドックはサリーに近づき、彼が十字架を狙っている事を知っていることを伝えてきた。
オークション開始と同時に奪う予定だったが、モンカダの子分で太ったスコットランド人の大男（スティーブン・ワディントン）に捕まってしまったため、サリーは競売品を買う予算はないことを悟られないようにモンカダを出し抜くために時間稼ぎを行う。大男ともう一人のチンピラからなんとか逃れたネイトは会場のシャンデリアにぶら下がって騒ぎを起こし、混乱に乗じてサリーは十字架を掴んで退場する。ブラドックに阻止されそうになるがネイトとサリーは車で脱出に成功する。
二つ目の十字架
十字架を手に入れた二人は、サリーの仲間でもう一つの十字架を所持しているクロエ・フレイザー (ソフィア・アリ)に会うためにバルセロナへ移動する。彼女はネイトを信用していなかったがネイトがそれはお互い様で、宝に近付くには互いの情報が必要だと伝え一緒に行動することになる。
一行はネイトが日記で調べた手がかりをもとに、サンタ・マリア・デル・ピ教会に行くことにする。モンカダ財団の本部では、父アルマンド（マヌエル・デ・ブラス）が一族の財産を寄付することを知りモンカダは憤慨していた。父はサンティアゴに遺産を受け継ぐ資格がないと告げられたためモンカダはブラドックにアーマンドを殺させ遺産を奪って財宝探検に乗り出す。
教会に到着したネイト、サリー、クロエの三人は地下にある秘密の通路を見つける。十字架を使って入り口を開けようとするが、サリーが日記の指示を読み違えたため誤ってブービートラップを仕掛けてしまうが無事に入口を発見したネイトとクロエは一緒に降りることにする。
そこでクロエは、実の父親が金を持ち逃げし家族を捨てたことで人間不信になったと言う。二人はナイトクラブにたどり着き周辺を探すと次の通路はBARの後ろに隠されていたのを発見。ブラドックがサリーを尾行している間、ブラドックの部下となった大男とチンピラはネイトとクロエに迫るが撃退して入り口に向かう。
二人はトラップドアに出くわすがサリーと協力してもう片方の十字架を使い、二人を脱出させることに成功する。次の鍵穴がレストランの壁にあることを発見したところでブラドッグに待ち伏せされ襲撃を受ける。サリーはブラドックと戦い、ガラスに彼女を投げつけて撃退。脱出した2人は、鍵を開けるには両方の十字架が必要な別の部屋を見つけます。
部屋の中には金塊が隠されていると思われる巨大な壷を見つけるが、壷の中は塩でいっぱいだった。しかし壷は割り塩の中に隠された地図を見つけ財宝がフィリピンにあることが分かった。その次の瞬間クロエがネイトから地図を奪いサリーがサムの真実を隠していると告げると拳銃で殴りネイトは気絶してしまう。
遅れて現れたサリーにサムはどうなったのかとネイトは尋ねる。サリーは、サムと一緒にブラドックに待ち伏せされたこと、その時にサムが撃たれたこと、そしてサリーは仕方なく走ってサムを置き去りにしたことを認める。事実を隠していたことに憤慨したネイトはサリーから離れる。
フィリピン
ブラドックはモンカダと会い、クロエをチームの一員として雇っていたことを明かす。地図を受け取ったモンカダはフィリピンに向かう準備をする。
ネイトとサリーは和解しモンカダの車のトランクに隠れて飛行機で密航することを計画する。機内でモンカダは乗組員を集めかつてマゼランの乗組員が祖先を裏切ったこと、見つけた金貨はモンカダ家のものであることを話す。
しかしブラドックは乗組員の前でモンカダの喉を掻き切り殺し彼らの指揮を執り始める。ネイトとサリーはこっそり抜け出すが、ブラドックを見つけたネイトは我慢できずサムを撃ったことを問いただすため自分の存在をバラす。部下が襲い掛かるが飛行機後部の貨物扉を開き部下たちは機外に放り出されサリーは自分のシュートで機外に飛び出す。クロエとネイトはパラシュートで海に着水することに成功、目的の島に到着する。
島に到着したクロエとネイトは奪い返した地図に目を通すも宝物の正確な位置は記されていなかった。クロエが眠っている間に兄のサムが送ってきたポストカードの1枚を取り出しその下に炎を灯すと、”鍵はお前のコンパスだ “というサムからの隠されたメッセージを発見。ネイトは十字架を使い、地図上の正確な場所を見つける。再びクロエは地図を盗んで立ち去るがネイトは地図が盗まれるのを見越し”偽の座標”を書いていたのだった。
映画【アンチャーテッド】結末ネタバレ
ブラドックとチンピラたちが到着すると同時に、ネイトはサリーと合流し無傷の2隻の船を発見し大量の金塊も船の中で見つけた。ネイトとサリーが喜ぶのも束の間、ブラドックが登場し船ごと空輸して洞窟から運び出そうとする。サリーはヘリの一つに乗り込み、ブラドックのチンピラ達をやっつける。
もう1機のヘリに移動したネイトに気づき、部下が攻撃を開始、ネイトとサリーは部下を海に叩き落としヘリと船を巨大な岩に衝突させ阻止する。
怒り狂ったブラドックがネイトに襲いかかり落とされそうになるが、サリーは金塊をブラドックに投げつけ海へ落下させる。サリーがネイトを引き上げると2隻目の船がブラドックの真上に落下し押しつぶしていた。
ネイトとサリーがヘリで飛び立つと海上を颯爽とスピードボートで走行しているクロエを見かけて手を振る。
二人は次の冒険のために立ち去る。
隠しエンディング「サム生存と続編示唆」
クレジットが流れる前。
とある刑務所に映像切り替わる。
サムはまだ生きていてネイトに新たなハガキを書いているのが見える。
エンドクレジットが流れる。
クレジットの中盤。
ネイトがゲイジ（ピルー・アブサエク）という男と、ローマンという男のためにある物を手に入れるために会っている（登場人物の名前からゲーム版アンチャーテッド1作目につながると思われる）。
サリーもゲーム版と同じく口ひげを生やしており、それを見たネイトはからかう。
以上。
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