映画『ナイトメア・アリー』物語結末ネタバレ




「全部分かってしまうネタバレ」ギレルモ・デル・トロ監督最新作は口の上手い詐欺師の因果応報物語!映画『ナイトメア・アリー』の物語あらすじから結末ラストまでネタバレしている記事です。みんなが期待している作品とは違う作風ですが傑作なのは間違い無いのでお楽しみに!!

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映画『ナイトメア・アリー』物語結末までネタバレ

warning⚠︎映画『ナイトメア・アリー』物語結末までネタバレをしていますが、フォレスト・ガンプ程度のIQの男が、映画を思い出しながら執筆しているため誤字脱字が目立ちます。気にならない人だけ、なんとなく物語を知りたい人だけお楽しみください。

カーニバル、カーニー一座

スタントン・”スタン”・カーライル(ブラッドリー・クーパー)が自宅の床板に死体を引きずり込み、マッチを落として全焼させるところから始まる。

スタンはバスに乗り、カーニバルで降車。

一座のリーダーであるクレム・ホートリー(ウィレム・ダフォー)が観客に「ギーク(オタク)」(ポール・アンダーソン)を紹介する。面白がる観客の前で「人間か獣か」と宣伝されギークが出てくるとクレムは生きた鶏を下に落とし鶏の頭を食いちぎって、観客の恐怖と娯楽を誘う。

スタンは他のカーニーたち、最強の男ブルーノ(ロン・パールマン)と世界最小の男モスキート少佐(マーク・ポヴィネリ)に何か企んでいる(実際に企んでいる)と思われるが、口八丁で煙に巻き結局スタンは「カーニー」としての仕事を得ることになる。カーニバルで活躍するスタンを、クレムは仲間に加える。

次の仕事では、スタンはカーニーの一人、電気椅子のモリーケーヒル(ルーニー・マーラ)と親しくなり始める。ブルーノは、彼女の父親に彼女の世話をすると約束したので、彼女を傷つけないようにスタンに警告し、彼女に何かしたら暴力をふるうとスタンを脅す。

ある日 “ビースト “のギークは檻から逃げ、スタンとクレムは彼を探しに向かう。ギークはスタンの頭を石で殴り、スタンは彼を投げ飛ばし殴り返す、クレムが彼を止めることに成功する。。

夫のピート(デヴィッド・ストレイサーン)と共に、透視をするのが役目の仲間のカーニーであるジーナ(トニ・コレット)のもとに身を寄せているスタンはジーナと良い間柄になる。

スタンはジーナと客の間を取り持つふりをするサクラとなって公演を手伝うことになる。ピートは酔っ払っていて出番を逃したため、ジーナは即興で演技をしなければならなかったが、結果として観客の喝采を浴びることになる。

スタンは、酒の隠し場所を見せてくれたクレムと時間を過ごす。木酢液の危険性、ギークになった男の話、出産で母親を殺した第三の目を持つ胎児など、彼が持っている奇妙なコレクションをスタンに見せる。

スタンは、ジーナとピートからいくつかのトリックを学ぶ。ピートは、これはただのありふれたトリックだと言い、ジーナとピートはスタンに、死者を登場させる “お化け屋敷 “はやめようと忠告する。

夜、スタンはピートの頼みで酒を持ってくる。ピートは気絶しているように見えたスタンは彼の小さな黒い手品集を盗もうとしたところを捕まってしまう。

朝、ブルーノたちはジーナのところへ行き、ピートの身に何かが起こったと聞く。皆で野原の真ん中に駆けつけると、毒を盛られたピートが死んでいた(ただし、スタンが故意に木酢液を飲ませたのか、間違って飲ませたのかは不明)。ジーナは彼の遺体を見て泣き叫ぶ。

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偉大なるスタン

モリーと親しくなったスタンは、やがて彼女を説得し、カーニバルを捨てて一緒に逃げ出す。二人がキスを始めるとブルーノに見つかり、スタンを殴り始めるが、モリーは彼を引き止め、彼を愛し、一緒に行くことを承諾したと言う。最後の日、スタンはジーナに別れを告げます。彼は彼女にピートの手品の本を提供しますが、彼女は拒否します。

2年後、スタンとモリーはニューヨークでスタンを “偉大なるスタントン “と名乗り、演技を披露していた。彼は目隠しをし、ある合図をもとにモリーが持っているものを当てる透視マジックだった。あるショーの最中、二人は心理学者のリリス・リッター博士(ケイト・ブランシェット)に声をかけられる。

彼女は、自身のクラッチバッグの中にあるものを当てるよう彼に頼む。スタンは、彼女がそこにピストルを隠していることを伝え正解し拍手喝采を浴びる。

その後、スタンが本物かどうかを確認するためにリリスを雇ったのは、判事であるチャールズ・キンボール(ピーター-マクニール)だとスタンに話をする。続けてキンボールはの亡くなった息子ジュリアンをリーディング(使者との対話)するためにスタンに高額な報酬を支払う準備があると伝える。モリーは断るがスタンはチャンスを断ろうとはしなかった。

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スタンの降霊術

スタンはキンボールの家に行き、彼と彼の妻(メアリー・スティーンバージェン)に会います。彼は息子のジュリアンがノーマンズランドで死んだことを知り、彼の存在を感じると主張する。ペテンであるが、憔悴している彼らにとってスタンの “能力 “を納得させるに十分なものだった。

スタンはその後、リリスのオフィスで面会する。リリスは彼が詐欺師であることを知っていたが、彼のやり方に興味を持ち、彼を手助けしようと計画。セッションを開始する。

また、スタンとのセッションを開始し、ピートの死について彼が暗に父親代わりのような存在として見ていたことから、スタンの罪悪感を知る。また、スタンは父親を凍死させ、その死体を家の中に捨ててから火をつけるなど、父親の最期の瞬間に一緒にいたことも明らかになる。

リリスの提案により、スタンは判事キンボールと会い、流産して亡くなった妻ドリーに話を聞きたいという資産家エズラ・グリンドル(リチャード・ジェンキンス)を紹介される。スタンは、グリンドルと彼の忠実な助手アンダーソン(ホルト・マッカラニー)に会うと嘘発見器にかけられ質問責めに合う。リーディング能力について聞かれたスタンは、ドリーに関する主張をするまでは嘘つきであることがバレそうになるがグリンドルを納得させることに成功する。

スタンはリリスと関係を持ち、酒を飲み始めながら、グリンドルの詐欺を続けることにする。モリーはそのことを知り、スタンのもとを去ろうと荷物をまとめるが、駅で追いついたスタンは彼女を説得し、ここに残るように言う。

判事キンボール家では、夫人が正気を失っていた、スタンの言葉を信じジュリアンと再会できると信じた夫人は夫の頭を撃ち抜いた後、自分に銃口を向ける。

スタンはモリーがドリーに少し似ていることから、降霊術のイカサマを計画する。スタンは墓地でグリンドルに会う。そこで生前ドリーを虐待していたことをスタンに認め、ドリーに起きたことに責任を感じていると伝える。

そこでモリーは衣装を身につけ、偽の血を浴びせて現れる。驚愕したグリンドルが近づき彼女を掴んだためモリーは手を引くとグリンドルは怒り出してモリーを殴り、スタンを脅してきたためスタンはグリンドルの鼻の骨を折るほど強く殴って応戦する。助手のアンダーソンが出てくるが、スタンとモリーは車で逃げ出し、スタンはアンダーソンを2度轢き、殺してしまう。

二人が逃げ出すと、モリーはスタンの元を去る。

スタンはリリスのオフィスに戻るが、リリスはグリンドルから集めていた金をすべて奪っていたことを明かす。スタンが激怒したため警察を呼ぶリリス。スタンは逃げ出し列車に逃げ込む。

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映画「ナイトメア・アリー」物語結末ネタバレ「スタンの末路」

数年が過ぎる。

スタンはホームレスとなり、一文無しで、完全にアルコール依存症になっていた。

彼は別のカーニバルに行き着き、そこでカーニー・ボス -(ティム・ブレイク・ネルソン)と話をする。彼は透視をすることを申し出ようとするもボスは彼を追い返す。

しかし、彼はスタンに飲み物と新しいギークになる仕事を提供する。

スタンは、自分はそのために生まれてきたのだと言い、嗚咽を漏らしながら笑い始める。

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原作Nightmares Alley(1947)との違い

ギレルモ・デル・トロのナイトメア・アリーは原作である、映画と小説を元にしたリメイク作品である。旧作との大まかな流れはほとんど同じで詐欺師スタンが降霊術のイカサマで資産家を騙すも結局落ちぶれる話である。

1947年に上映された『ナイトメア・アリー』は、タイロン・パワー、ジョーン・ブロンデル、コリーン・グレイが出演し、エドモンド・グールディングが監督した1947年のフィルム・ノワールである。この映画は、1946年に書かれたウィリアム・リンゼイ・グレシャムの同名の小説を基にしている。

パワーは、自分を有名にしたロマンチックな役柄や剣豪の役柄から脱却したいと考え、この小説の権利を購入し、カーニバルで悪巧みをする主人公「グレート・スタントン」役で出演するようになりました。この映画は1947年10月9日にアメリカで初公開され、同年10月28日に一般公開され、その後1947年11月から1954年5月にかけて6回ヨーロッパで公開された。
この映画をより現実的なものにするため、製作陣は20世紀フォックスの10エーカー(40,000m2)の敷地に現役のカーニバルを建設した。また、100人以上の余興やカーニバル関係者を雇い、さらに本物らしさを追求した。
ナイトメア横丁」は、フィルム・ノワールの中では珍しく、トップスター、制作スタッフ、比較的大きな予算で作られた。強力な宣伝キャンペーンにもかかわらず、一部のスキャンダラスな内容に対する抗議もあって、公開当初は経済的な成功は収められなかった。しかし、この映画は高い評価を得ており、名作とみなされている。

1947年版ナイトメアアリーのあらすじ(軽いネタバレあり)
荒くれ者のスタントン・カーライル(タイロン・パワー)は巡回カーニーに加わり、マドモアゼル・ゼーナ(ジョーン・ブロンデル)とそのアル中夫ピート(イアン・キース)の読心術を解明しようと企むが失敗する。しかし、ピートが死んだため、ジーナはスタントンをパートナーとして迎えざるを得なくなり、彼はすぐに前任者よりも優れた才能を持っていることを証明する。野心家のカーライルは、ジーナとカーニーを捨てて “偉大なるスタントン “として再出発し、シカゴのホテルで上流階級の観客を魅了する。

キャスト
タイロン・パワー(スタントン・”スタン”・カーライル役)/
ジョーン・ブロンデル(ゼーナ・クルムバイン役
モリー・カーライル役 コリーン・グレイ
ヘレン・ウォーカー(リリス・リッター役
テイラー・ホームズ(エズラ・グリンドル役
マイク・マズルキ(ブルーノ役
イアン・キース(ピート・クランバイン役

そして驚いたことに1947年度版ナイトメア・アリーはYouTubeで高品質バージョンフル動画が普通に視聴可能。私が伝えきれない雰囲気や内容を補完するのにどうぞ。

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まとめ:映画『ナイトメア・アリー』物語結末ネタバレ

口の上手い詐欺師スタンが降霊術で騙して失敗する物語。

文章にするとそれだけ?と思うかもしれませんね。

フォレスト・ガンプな知能程度の私の場合はやはりブレイド2やパシフィック・リムの方がグッときます。ナイトメアアリーは全体的に物語の展開とテンポの良さは時間を忘れ台詞回しも多少難解ですが楽しめました。ギレルモ・デル・トロ節は少ないかなーって感じでしたが、普通に楽しめるので公開をお楽しみに。

まだまだ日本未公開作品のネタバレはあるので楽しんでいってください↓

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