Netflix映画『ドント・ルック・アップ』物語結末ネタバレ「あなたはどんな終末を過ごしたい?」




地球を破滅させる彗星が来たらどうなるの?をリアルに描いたNetflix映画「ドント・ルック・アップ」の物語結末までをネタバレ紹介。落ちる確率は100%じゃないと現実を直視せずビジネス、政治に利用とする醜い人間、混乱し暴動する人々の中に全てを受け入れて幸せな終末を迎える人をリアルに描く本作。あなたはどの人間でいたいのか?コロナ禍での私たちに疑問を投げかけるような作品です。

スポンサーリンク




Netflix映画『ドント・ルック・アップ』物語結末ネタバレ

宇宙ステーション

博士号候補のケイト・ディビアスキー(ジェニファー・ローレンス)は、地球に向かって突進する彗星らしきものを発見する。彼女は、恩師であるランドル・ミンディ教授(レオナルド・ディカプリオ)を含む同僚たちを呼び寄せ、祝杯をあげる。

しかし、2人はすぐにこの彗星が予想以上に危険であることに気づく。

ランドルとケイトは、テディ・オグルソープ博士(ロブ・モーガン)をはじめとする複数の政府関係者と接触し、この彗星が “惑星殺し “であり、半年後には地球上のすべての生命を事実上破壊してしまうことを知らしめます。彼らは大統領ジャニー・オーリーン(メリル・ストリープ)との面会を取り付けようとするが、そのストレスからケイトは嘔吐してしまう。

ランドルとケイトは大きな差し迫った脅威を説明するがジャニーとジェイソンはあまり気にしていない。地球に衝突する確率が100%確実ではないため脅威とは思っていないようだ。

ケイトは恋人のフィリップ(ヒメッシュ・パテル)と連絡を取り合っているところを目撃されるが、彼の母親とは一緒に過ごしたくないのでやや関係がこじれており、ランダルはジューン(メラニー・リンスキー)と結婚し、実家には成人した息子が2人住んでいる。

シリコンバレーでは、大手ハイテク企業「バッシュ」のプレゼンがあり、CEOのピーターが、人の気持ちを察知して会社に有利に働くようにアピールすることで物が売れるLiifという会社の最新製品を発表しているところである。

テレビ局でインタビュー

ランドルとケイトは、ブリー・エヴァンティー(ケイト-ブランシェット)とジャック・ブレマー(タイラーペリー)との彗星についてのインタビューを披露しようとするが、その前のポップスターのライリー・ビーナ(アリアナ・グランデ)が、ミュージシャン仲間のDJチェロ(スコット・メスキュディ)との破局を大々的に報じていた。放送中にライリーとチェロの2人はライブチャットで和解、ライリーはチェロのプロポーズを受け入れる。

素晴らしいでニュースの後でやっとランドルとケイトは放送に臨む。ランドルはなんとか平静を保つが、ケイトはブリーとジャックがこの機器的状況にもかかわらず平然としている平和ボケした思考に苛つきを抑えることができず冷静さを失い、ケイトは全米の視聴者に対し、「クソが全員死ね!」と大声で宣言してしまう。

悲惨なインタビューの後、SNS上で話題となったケイトは破滅の叫びで人々を困らせミームとなり、ランダルはそのルックスで人気者となり2人は家に帰る。

FBI捜査官はランドルとケイトを逮捕し、ジャニーに会うためにホワイトハウスに連れて行く。

ジャニー大統領は戦争の英雄ベネディクト・ドラスク(ロン・パールマン)をリーダーに地球の大気圏外で彗星を核攻撃する作戦に同意する。彗星の衝突を避けるために破壊する作戦の知らせがニュースとなったことでランダルは番組のレギュラー・ゲストになったことからテレビ局のブリーと関係を持つようになる。

ベネディクトたちが彗星を前にして宇宙へ飛び出すのを国民は見守る。ジャニーがランダル、ケイト、ブリー、テディら関係者と会うブリーフィングルームで、ピーターはジャニーを呼び出して何かを伝える。

その数分後、ベネディクトたちは宇宙から地球に向かって引き揚げ始めミッションは事実上中止となる。

スポンサーリンク

ビジネスで作戦中止

ランドルとケイトは後日、ピーターとの打ち合わせに訪れ、彼らは例の彗星が自分の会社のような大企業の製品やサービスの燃料となる大きな富と材料を提供してくれる判断しため作戦を中止したと伝える。ジャニーもそれを指示しやがて、彗星は貧困層の雇用につながると、国中の派閥が彗星支持に傾き始め、彗星阻止論者は悪者扱いされる始末。

ケイトの両親も、彗星賛成派なので相手にしてくれない。

ランドルは仕事を続けながらブリーとの浮気も続ける。

ケイトはスーパーマーケットで仕事をしユール(ティモシー・シャラメ)という反政府活動家と付き合うことになる。

スポンサーリンク

彗星パニック

やがて彗星は地球の大気圏に突入し始める。

ケイトはランドルと和解し、ユールとともに再会を果たす。

彗星の存在が地球の全員に知れ渡ると、”打ち上げチャレンジ “のようなくだらないネットの流行が起こり、政治的にも両陣営がこの熱狂に乗ろうとする。

俳優のデヴィン・ピーターズ(クリス・エヴァンス)主演の映画制作が発表され、ジャニーとその政権は、ランドルの “Don’t Look Up (見上げないで)”の警告に反し、ライリーとチェロがバラード曲 “Just Look Up(上を向いて見よう) “を演奏するコンサートを開催する。

ランドルとケイトが他国からの援助を集めようとする一方、ジャニーたちはインド、ロシア、中国といった国々から資金を引き出し、ドローンによる採掘作戦を続行させる。

スポンサーリンク

ラスト結末ネタバレ「上流階級だけ地球脱出」

残り時間が少なく、事態を打開する可能性がゼロになったランドルは、家族だけでなくケイト、テディ、ユールも集め、仲良く最後の食事を共にする。

彗星を採掘するために送り込まれたドローンが故障したり破壊されたりし始め、ジャニーもピーターも自分たちの努力が無駄であることに気づく。

ジャニーはランドルに電話をかけ、彗星の衝突を避けるために金持ちが集まっているシャトルに、彼とゲスト一人分の部屋があることを告げランドルはそれを断り、愛する人たちと一緒にいることを選ぶ。

やがて彗星は地球の大気を抜け、地上に向かって突進していく。

ランダルたちは、彗星の衝撃が追いつき、地球が破壊される前に、自分たちがどれだけ人生を楽しんでいたかを振り返る。

2万2千年以上後、ポッドに乗った生存者たちは、別の地球のような惑星に裸で到着する。そこにはミュータント・クリーチャーが住んでいて、そのうちの1匹がジャニーを食べ始める。

スポンサーリンク

まとめ:Netflix映画『ドント・ルック・アップ』物語結末ネタバレ「あなたはどんな終末を過ごしたい?」

いかがでしたか?

もし隕石が地球に落ちてくるとしたらどうなるのか?

をアメリカ人が自分達の国アメリカならこうなるんだろうな、をリアルに描いた本作。

いやぁ醜い。

と思いますが、きっと日本も同じような感じになるんだろうなと。

警告を発する科学者を無視して利益に走った結果、全人類が死んでしまう。

が一部の上流階級だけは脱出するも、結局謎の怪物に食べられてしまうという皮肉なオチ

最初から最後まで皮肉全開な映画はスカッとします。

ディカプリオたちの最後の幸福な日々を振り返るシーンは、わたしたちにも必要な時間ではないかと涙が出そうになります。

あなたはどのような週末を過ごしたいですか?

家族をぎゅっと抱きしめたくなるような良い作品でした。

【映画】海外の反応関連記事

あの映画は海外ではどんな評価がされているのか気になりませんか?

面白いと思ったのは自分だけなのか、海外のリアルなレビューを集めた好奇心が止まらなくなる記事の数々を楽しんでください^^

もっと海外の
レビューを読もう

関連



2件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

error: Content is protected !!