Netflixスペース・スィーパーズ感想評価:「予想以上に普通だった」

「予想以上に平凡だな!」

Netflixオリジナル映画「スペース・スウィーパーズ」の感想評価を紹介しています。流転の地球以来見事な映像技術で度肝を抜かしてくれるが、今作に限っては脚本が足を引っ張ってしまっています。日本のSF漫画プラネテスの設定円パクリで既視感が強く残念で並の映画になっています

Netflixスペース・スィーパーズ感想評価:「予想以上に普通だった」

面白いけど面白くない。

普通の作品だった。

だからイイねにして同じような
作品が出てきても困るので、
「良くない」を選択。

一番普通と感じたのは物語だ。

頭が悪いのもあるが
視聴中はあまり考えず
目の前のことを楽しむタイプだが、

「あ、終わりがこうなるな」

冒頭で分かってしまい、
一切裏切られることなく
終わってしまったのだ。

ウダツの上がらない借金苦の貧乏デブリ拾い屋たち、偶然拾った人間少女型爆弾で一儲けしようとしたら情が湧いちゃって…

何となく読めるでしょ?

90分でシンプルにまとめておけば良かったのに半端に登場人物を増やしてしまったのも残念だ、途中寝落ちしてしまった。

え?誰?

お前の心情なんていらねぇし

デブリひろい仲間の存在とか興味ないからな?

女船長を好きな白人男性の存在とかいる?

お金奪って行った豚を見つけた話いるか?

普通の物語なのに

無駄に登場人物と

既視感のある脚本を

ごっちゃ混ぜにしたから

台無しにした超大作。

そんな感じ。

映像は見事だが「宇宙は無音でオナシャス」

映像は半端じゃなく良い。

見事。

手に汗握る

だけど冒頭のシーンで、

ガリガリゴリゴリ、爆発音とか
宇宙船がすり抜けるシーンに

ヒュンヒュン効果音を入れるのは

もったいないと思った。

インターステラーとか
グラビティゼロで
「宇宙は無音」で表現していたのが
面白かっただけかもしれないが。

エンタメ性を出すには
仕方がなかったのかもしれないが、

個人的には

せっかくの映像美が台無しに感じた。

映像は本当に素晴らしい。

今作を支えたロボの魅力

予告編でも巨大な銛を宇宙船にぶん投げるシーンはあり得ない表現だとしてもロボ好きにはたまらない映像だっただろう。

やはり今作はロボに
主演”女”優賞をあげたい。

冒頭のロボットの動き、シンプルな顔、下半身の簡素さ、服を着ていること、皮膚移植をしたがっている点、だからお金に誰よりもがめつい点。デザインも個性も全てが好き。

この映画下手に人間を出すのではなく、人間爆弾の彼女と、このロボだけの映画だったら70点はいけた。

なのに半端な人間同士の争い、壮大な計画でちっちゃな復讐を誓うボス。

実はクズだった主人公。

思ったよりも普通なクルーたち。

なんか半端な性格の女船長

ブランキージェットシティのドラムの人にそっくりなエンジニアだけが唯一人間ぽくて好きだった。

全体的に感情移入できるような登場人物に魅力的な人が少なかった。

プラネテスのパクリしている場合じゃない

既視感があると思ったが漫画「プラネテス」の宇宙ゴミ回収屋デブリ屋を設定がまんま。

プラネテスで宇宙ゴミが近い将来問題になる→デブリ屋大忙し&貧乏→テロを未然に防ぐ

まんまヤンけ!

韓国=パクリ

のイメージ脱却できるほどに良い作品だったのに全体的に既視感が強いんだよな。もったいない。

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「流転の地球」を覚えているだろうか?中国映画だが、監督や制作チームが「中国は映像技術で10年遅れている」としてハリウッドで修行、その後中国でハリウッドを上回る見事な映像技術で視聴者の度肝を抜いた作品だ。

もちろんこの作品も何故か50年ぐらい昔の怪獣映画のパクリだ!とか言われていたが、それ以上に映画の出来が見事だったので批判も少ない印象だった。(でも何故かこのブログでこの映画を褒めまくったらどっかの翼の人が「朝日新聞関係者ですか?w」ってコメントくれた。ワザワザ。どうでもイイけど。

だが、今作は既視感ばかりが目立ち

平凡な登場人物

平凡な物語は

映像美を台無しにしているように感じた。

「人種を気にせず作って欲しかった」

多分批判されそうだが、今作は宇宙が舞台だったので白人も黒人もアジア人も中東系も多くの人種が出る。

が、この作品に関しては「韓国人だけ」で完結しても何ら問題がないと思った。

白人とインド人=富裕層

黒人・アジア人=貧民

みたいな見せ方の方が逆に変なイメージを沸かせてしまうように感じた。

せっかく見事な作品を作り上げているのだから韓国人だけで作ったらもっとすんなり楽しめたかも

私の感性が古いのかもしれないが。

まとめ:映像最高・脚本最低「惜しい50点」

中国韓国の映像技術はもはや世界トップレベルだ。詳しくはこちら

だが、肝心の脚本が既視感が強いのが残念だった。

登場人物もどうでも良く、眠気が凄かった。

ロボ、

ロボだけが光る映画だったので彼を主人公にしてシンプルにロボと少女の物語にしたら面白かったかも・・・。

以上

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