映画『ユー・アー・ノット・マイ・マザー』物語ネタバレ。静かで丁寧だが退屈にも感じる




2023年2月3日公開映画『ユー・アー・ノット・マイ・マザー』物語結末までネタバレと海外の感想評価を紹介。突然母親の性格が変わったらあなたは何をすべきだろうか?普通に暮らす?それとも?チェンジリングの伝承を知っているかどうかで面白さが変わるかもしれないのでその辺も紹介。

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映画『ユー・アー・ノット・マイ・マザー』物語ネタバレ

祖母リタ・ディレイニーは娘のアンジェラの抗議を無視して孫シャーロット(以下、チャー)を夜の暗い森の中に連れ去る。リタは魔術書のようなものを見ながら赤ん坊のチャーを取り囲むように炎を灯すとチャーは泣き出すがリタは表情ひとつ変えずにその様子を見つめていた。

現代

チャーは女子高生になり母親アンジェラ、祖母リタと一緒に暮らしている。祖母リタは体調を崩し、母アンジェラはうつ病で寝たきりの状態が続き、家は裕福とはいえない状況で家には食べ物がないようだった。

チャーは母アンジェラの運転で学校に送ってもらうが、うつ病で表情はうつろ無口の母親は交通事故を起こしそうになりアンジェラは途中で車を降りる。アンジェラは「もうこれ以上は無理」と呟く。カトリック系の女子高に到着したチャーは優秀だが他の生徒たちになじめずいじめに遭っている。帰宅するとアンジェラの車がそのまま放置された状態のままアンジェラの姿はなく行方不明になっていた。チャーの叔父アーロンも駆けつけ警察に捜索願を出すが警察もあまりやる気がないように見える。チャーへのいじめはエスカレートし家族の写真を燃やされてしまう。

数日後、アンジェラが突然帰宅する。しかしアンジェラはいつもと様子がおかしくなっていた。常にうつで落ち込んだ表情だったがそれも消え、おしゃれに気を配りドレスを着て、陽気な音楽をかけながら家族のために夕食を作るなど、うつ病になる前の明るい性格に戻ったようでチャーにも笑顔が戻る。

しかし祖母のリタはそんなアンジェラの変化を不審に思い(何か思い当たる節があるようだ)アンジェラが作った鍋のスープをわざと崩し、代わりにアーロンが持ってきたポテトチップスを食べ始めていた。

チャーは登校中に再びいじめっ子に囲まれていじめられていたところを駆けつけたアンジェラに助けられる。しかしアンジェラの奇妙な行動を何度も目撃して不安が募り英に戻る。母から逃げるように自宅に戻ると叔父のアーロンが口から泡を吹いて痙攣していた。入院先で毒を摂取したことが伝えられアンジェラがアーロンに毒を盛らたことがわかる。当のアンジェラはそんなことを気にしない様子で陽気な音楽を再生すると踊り始める。チャーがいくらなんでも不謹慎だと踊るのを止めるように伝えるがアンジェラは構わず踊り続け徐々に興奮して獣のような唸り声を上げ踊り狂う姿を見て恐怖を覚えたチャーが自室に走って戻ると追いかけてきたアンジェラが扉を激しく叩きチャーは涙する。

そんな中、チャーのクラスが博物館見学をしているとき、かつてチャーを虐めまくっていたスザンヌと友情が生まれる。チャーはスザンヌと隠れてタバコを吸ったり行動し友情を育みスザンヌは自分の母親が幼いころに亡くなった過去を話す。

家に戻ったチャーにリタは自分の過去を語り始める。リタはチャーが赤ん坊の時に“チェンジリング“によって入れ替わってしまったため、火の結界で元のチャーに戻ることができたが頬に小さな火傷を負ってしまったため家族はその傷跡をアザだと言ったことを聞く。そして、アンジェラもチェンジリングによって入れ替わってしまった新しいアンジェラなので火の儀式を行わなければならないとチャーに伝え、ベッドに縛りつけたアンジェラをチャーに見せる。母親が縛りつけられている姿を見たチャーはリタの制止を振り切ってアンジェラを解放してしまう。解放されたアンジェラは獣のような唸り声をあげリタに襲いかかりチャーはリタの言っていたことが本当だったと気がついた時にはもう遅く、翌朝リビングでリタは死んでいた。

チャーは家を飛び出すといじめっ子たちに待ち伏せされ、ハロウィーンの巨大なキャンプファイアーの中に押し込まれ火をつけようとしているところにアンジェラが現れいじめっ子達を退散させる。しかしアンジェラには似ても似つかないスキンヘッドの怪物のような姿になっており、キャンプファイアーの中に入り込むとチャーに近づく、チャーは恐怖で動けないでいるとスザンヌが現れスプレーとライターを投げ入れる。受け取ったチャーは“あなたは私の母親じゃない“と呟くとスプレーとライターで即席火炎放射器でアンジェラとキャンプファイアーに火をつける。チャーはスザンヌによって炎から救い出され残ったアンジェラは叫び声をあげて燃える。

チャーはおじのアーロンと一緒に家で過ごしていると、呼び鈴が鳴りそこには元のアンジェラが現れ二人は涙を流しながら強く抱きしめあう。

後日祖母リタが作ってくれた小枝で幸運の印をチャーが作りアンジェラにプレゼントすると。母娘は再び一緒になれたことを喜び物語は終了する。

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海外の感想評価:メタスコア 72

7/10
見る価値がある。

この映画については、「遅い」「つまらない」という否定的なレビューがいくつか見られると思っていたが、個人的にはそれらを無視して、オープンマインドでこの映画に臨んだ。
この作品は、深みがあり、よく練られていて、とても雰囲気のある作品だ。ストーリーはアクションと同様にゆっくりと展開し、当然ながらラストにはクレッシェンドが待っている。
とても良い演技、良い映像、そして素晴らしく、思慮深く、硬質な映像。
私はこの作品にかなり感銘を受けました。私の注意を引き付け、驚かせ、ストーリーが気に入りました。

7/10
良い映画です。

ケルトやアイルランドの民話を題材にしたインディペンデントホラー映画は本当に楽しいです。この映画には、素晴らしいホラー物語を作るための要素が詰まっていると思います。
伏線、高まる緊張感、雰囲気、ドラマ、そしてスピリチュアル。この作品は『ウィッチ』や『ヘレディタリー』と同じくらい良いかというと、そうではない。しかし、エクソシストや悪魔憑きの映画の100万回目のリメイクよりは、間違いなく良い作品だ。ひどいスラッシャー映画よりずっといい。
映画製作者には、もっと過去の文化から恐怖を誘発するような民間伝承を探し出して欲しいと思う。これらはホラーファンにとって良いトピックになる。ホラー映画マニアが皆同じというわけではありません。でも、私は断然このスタイルのホラーが好きです。
この映画に関しては、出演者全員がとても良い演技をしていたと思います。見る価値はあると思います。

8/10
悪い評判を信じるな とても良いフリックです。

これは本当に良いスローバーンホラーだ。この映画は、本当に素晴らしい。かなり幼稚。しっかりした脚本できちんと展開するとても良いストーリー。ホラーと相まって民俗学が好きな人にはオススメです。

8/10
間違いなく良いスリラー

二人の演技と、スリリングでスリリングな雰囲気に注目です。

5/10
うーん……なんだろう。どうなんだろう……。

この映画を見た後、ただ見ただけでなく、この映画にはもっと深い意味があるのではと疑問に思いました。
この映画は、深刻な精神疾患を患うことがどのようなものかを観客に感じさせてくれると思います。
映画は、暗く、不吉で恐怖を感じますが90分を通して、何かが起こるのを待つのに疲れさせられます。
この映画は、それ自体が不穏である。間違いなく見る価値がある。しかし、観終わった後、不潔な気分になり、今後数ヶ月はこの映画のことを考えることになるので、覚悟しておいてほしい。

7/10
良いサプライズ

良いサプライズ。ストーリーが良く、重要なテーマに満ちており、才能あるキャストとドランの非常に確実な演出(デビュー作としてはかなり印象的)がこの映画を高めている。
ホラー映画としての怖さはなく、時にはドラマとしての方がいいかもしれないが、強いスコアと自然なグレーの照明に支えられ、常に緊張感が漂っている(いい加減、イギリスとアイルランドでもっと映画を撮ってくれ、この気候はホラーに最適なんだ)。

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まとめ感想「チェンジリングね」

まずチェンジリングとは、ヨーロッパの伝承で洗礼前の赤子がトロール(フェアリとも)の子供と入れ替えされてしまう子供の取り替えられる現象を指す。
トロールが人間の子供と取り替える理由は人間の子供を召使にしたいからというのが理由らしい。チェンジリング(取り替え)を本気で信じてしまっている人によって過去に実の子供を返してもらうために“入れ替わった子供を虐めまくって本当の親のトロールが可哀想に思って人間の子供を返してくれる“という伝承をそのまま実践して、ただただ出来が悪いだけなのにこいつは自分の子供じゃない“と鞭で暴力、酷い食事、エスカレートしてオーブンで我が子を燃やすと言う事故が起きている。
飢餓による口減し、誘拐などの諸説があるが、実際のところは“発育不全、発達障害、精神疾患を持って生まれた障害児“に対してトロールのような様相から彼らは人間ではなくトロールだから殺しても良いんだと都合よく解釈したのが広まったようだ。実際に病弱な子供を殺しておいてこのこは実の子供じゃないトロールだと裁判で証言している馬鹿野郎の記録が残っている。Xーファイルとかだったら本当に宇宙人もしくはトロールが子供を入れ替える話を作っていそうだが、リアルはこれが一番しっくりきてしまう。

前置きが長くなってしまったが、この「ユーアーノットマイマザー(私の母親じゃない)」もチェンジリングが頻発する街のホラー作品となっている。ある日突然母親の様子が変わっている恐怖を描いているようだが、チャーがなぜか学校でいじめられまくっていたり、いじめっ子も同じような境遇だったり、祖母は退魔のお守りを作る方法を知っていたり、叔父だけリアルに殺されそうになったり、うつ病の母、なんだかごちゃごちゃしていると感じた。

最後の顔が変わったアンジェラもチェンジリングはトロールによる交換説を全面に出しているからこその姿なのだろうが、いきなり不気味な顔で登場したら_?ってなるよ。

怖いというよりは不気味、静かで長い、最近見たミーガンとかもそうだったんだけどもう少しテンポよくしてくれたらいいな、最近長時間退屈だと感じると腰の痛みが気になって集中できない年齢になってさ・・・。

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